北朝鮮は、今年に入ってから11月5日までの間に、31日にわたり90発以上のミサイル(弾道ミサイル、巡航ミサイル、地対空ミサイル)を発射している。このうち、6割以上にあたる56発が、米空母「ロナルド・レーガン」などが参加した米韓合同演習が始まった9月25日から、大規模な空軍主体の合同演習「ヴィジラント・ストーム(Vigilant Storm)」が終了する11月5日までの42日間で発射された。 米韓の演習に対抗したミサイル部隊の急速錬成 これは、北朝鮮がいく度も発表しているように、米韓の合同軍事演習に反発した示威行動を主目的としているものである。これは、本年2月の拙稿「北朝鮮“計11発”のミサイル発射が「挑発目的」の「乱発」と言えないワケ」で述べたような、朝鮮労働党第8回大会で決定した「国防科学発展及び兵器システム開発5ヵ年」計画を(早期に)達成するための発射試験などとは質の異なる活動と見られ
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