異例事態…金正恩が「失敗」を認めたワケ 北朝鮮の最高指導機関である第8回党大会が5日から12日まで8日間開催された。これはこれまでで2番目の長さである。 今回の大会は2016年から約5年ぶりの開催である。1945年の党創建以来8回目であり、金正恩就任後2回目の開催となる。金正日総書記の時代には一度も開催されていない。今回の開催は北朝鮮が危機的状況にあり、失地を回復するための起爆剤であろう。 今回の党大会は、2016年の前回党大会で決めた国家経済発展5か年戦略の失敗に対する報告から始まった。金正恩氏は国家経済発展5か年戦略に触れて「掲げた目標は、ほぼすべての部門で甚だしく未達だった」と述べ、その失敗を率直に認めた。北朝鮮の最高指導者が失敗を認めることは極めて異例であり、それだけ厳しい状況に置かれているということである。 北朝鮮はこれまで非核化措置と引き換えに米国主導による国連経済制裁の解除を
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