北朝鮮が短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体の発射実験を行ったことを報じるニュースを韓国・ソウル駅で見る人たち(2019年8月6日、写真:Penta Press/アフロ) 迎撃ミサイルを撃ち上げた際、ブースターが燃え尽きて落下するが、それを自衛隊演習場内に確実に落とすことが難しいことがわかったため、その改良にかけるコストや時間の問題で、いったん計画を見直すということである。ただ、イージス・アショアについては配備予定地のひとつである秋田県での反対運動もあり、どうもこのまま中止になりそうな雰囲気も漂っている。 この件に関して、さまざまな意見がすでに出ている。筆者の意見については、すでに5月にこちらに書いている。 ◎「現実を無視する地上イージス不要論の危ないこじつけ」(2020年5月12日) https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60482 実際には防衛省は、