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2018年3月16日のブックマーク (3件)

  • 欧州NIS指令が医療規制対応にもたらすインパクト

    欧州連合(EU)では、2018年5月から適用開始予定の一般データ保護規則(GDPR)に注目が集まっているが、その一方で、サイバーセキュリティのNIS指令がもたらすインパクトも大きい。特に、医療規制対応では、GDPRに加えてこのNIS指令に注目すべきだろう。 NIS指令に基づくEU加盟国のセキュリティ法整備が進む2018年 「ネットワーク・情報システムのセキュリティに関する指令(NIS指令)」(関連情報)は、EU全域に渡るネットワーク・情報システム全体のセキュリティとレジリエンス(障害許容力)のレベルを向上させることを目的として、2016年5月17日にEU理事会で採択され、翌月の欧州議会による採択を経て、同年8月に発効した。現在、EU各加盟国は、2018年5月9日を期限として、NIS指令に準拠した国内法制の整備を進めている。 図1は、欧州ネットワーク・情報セキュリティ機関(ENISA)が、2

    欧州NIS指令が医療規制対応にもたらすインパクト
  • Broadcom、Qualcomm買収断念を発表 本社米国移転計画は継続

    シンガポールに登記上の社を置く半導体大手Broadcomは3月14日(米太平洋時間)、同業の米Qualcommへの買収提案を取り下げると発表した。「この決断は非常に残念だが、大統領令に従う」としている。 ドナルド・トランプ米大統領は12日、この取引を禁じる大統領令に署名した。この命令では、買収だけでなく、Qualcommの株主総会に取締役候補を送り込む計画についても禁じており、Broadcomはこれにも従う。 だが、昨年11月に発表した社の米国内への移転計画については継続する。この計画の発表は、Qualcomm買収を発表する直前に行われた。米連邦政府はこの買収について、大統領令発令以前から国家安全保障上の懸念があるとしていたが、Broadcomは社の米国移転を完了してからQualcommの買収を計画するため、問題はないはずだとしていた。 Broadcomの前身は、旧Hewlett-P

    Broadcom、Qualcomm買収断念を発表 本社米国移転計画は継続
  • 危険なモータードライバーの修理(2) ハイブリッドICの交換&学んだ教訓

    ⇒「Wired, Weird」連載バックナンバー一覧 壊してしまった部品を手配 前回はモータードライバの修理で放熱板に高圧電源がかかっていたため専用の電源制御ICを壊したところまで説明した。今回はその続編で、修理を完了するまでを説明しよう。壊れた回路部分の写真を図1に示す。なおFETを絶縁タイプに交換した後の写真だ。 放熱板の落とし穴にはまって壊した部品は図1の上側のFETと左側の黒色の電源制御用のハイブリッドICとFETの後ろにある0.47Ωの抵抗だった。壊れたFETの代替品を探したら高耐圧、大電流の2SK2651が代用可能だった。このFETはドレインの放熱板がモールドで絶縁されており、この電源回路には最適な部品だった。抵抗はネットオークションで0.47Ω 1Wの抵抗を見つけ出した。100での販売と、数量は多すぎるが安価だったので購入することにした。 問題のハイブリッドICを探すと……

    危険なモータードライバーの修理(2) ハイブリッドICの交換&学んだ教訓