品質保証体制を強化するためのIoT活用はどのように実践すべきか(その1):トヨタ生産方式で考えるIoT活用【実践編】(2)(1/3 ページ) 日本型モノづくりの象徴ともいうべき「トヨタ生産方式」の利点を生かしたIoT活用について、実践編として、より具体的な「導入のポイント」や「活用する手段」を説明する本連載。第2回は、品質保証体制強化におけるIoT活用のうち「収集」について解説します。 製造業において品質問題が常態化しており、日本のモノづくりにおけるブランド力が低下しています。そのため、各製造業は、品質の向上と強化に対する業務改善を積極的に図っています。 今回はIoT(モノのインターネット)の最新技術を使って、どのように品質向上/強化を図るかについて具体的に解説していきます。特にトレーサビリティーが難しいとされている、素材加工工程~組立工程までの工程全体を捉えての管理ポイントをお伝えします