台湾の鴻海科技集団(フォックスコン)が、米アップルの「iPhone」受託生産に続いて、電気自動車(EV)で「二匹目のドジョウ」を狙おうとしている。だが、それには「EV版アップル」を早急に見つけることが先決だ。 台湾の鴻海科技集団(フォックスコン)が、米アップルの「iPhone」受託生産に続いて、電気自動車(EV)で「二匹目のドジョウ」を狙おうとしている。オハイオ州ローズタウンで2022年11月撮影(2023年 ロイター/Quinn Glabicki) 電子機器の巨大受託企業である鴻海は、ほとんどの企業が赤字から脱していないEV産業に強固さをもたらすとはいえ、大型契約を勝ち取って「創造的破壊の波」を乗り切れることを証明する必要がある。 鴻海は15日の決算発表時に、EV製造事業についての最新状況を説明する予定だ。 同社はロイターへの書面で「2023年中に多くの協力事業の結果が、次々と顕在化する
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