タグ

2023年10月20日のブックマーク (5件)

  • 三菱ケミカルG・三井化学・旭化成…「脱炭素」前面の化学メーカーが訴求する新材料・新技術 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    化学各社が脱炭素への貢献に向け、さまざまな製品・サービスの提案に力を入れている。三菱ケミカルグループや三井化学は、環境負荷低減に寄与する新素材を開発。旭化成は新たなリサイクル技術の開発などに取り組む。一方、住友化学は独自のカーボンフットプリント(CFP)算定システムの無償提供を進めている。化学製品はモノづくりの川上に位置するだけに、取り組みが脱炭素化を支える基盤になる。(山岸渉) 三菱ケミカルグループは特殊ポリカーボネート樹脂「ザンターXFシリーズ」を開発した。環境面での懸念が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を使わずに、高い難燃性を実現。スマートフォンのバックカバー向けなどの用途を想定する。 一方、三井化学や出光興産が出資するプライムポリマー(東京都中央区)は、ガラス中繊維強化ポリプロピレン(GFPP)を前面に押し出す。短繊維GFPP中の残存繊維を長く維持することで、長繊維GFPPに

    三菱ケミカルG・三井化学・旭化成…「脱炭素」前面の化学メーカーが訴求する新材料・新技術 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 究極のエネルギー「核融合」実用化へ壁、燃料「トリチウム」に供給懸念 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    究極のエネルギーとして期待を集める核融合。実用化を目指し、プラズマ制御などの技術開発が進む。だが、足元では燃料である三重水素(トリチウム)の供給懸念が高まっている。トリチウムは核融合発電に必須でありながら、供給が一部地域に限定される。今後は供給量が減っていくことが予想されており対策が求められる。(小林健人) 「国際熱核融合実験炉(イーター)はもちろん、スタートアップにおいてもトリチウムの供給問題は議論に上るはずだ」。京都大学発ベンチャーの京都フュージョニアリング(KF、東京都千代田区)の中原大輔経営企画部部長はこう話す。 核融合発電にとってトリチウムは重要だ。現在、多くの研究機関やスタートアップは重水素とトリチウムの核融合反応(D―T反応)による発電を目指している。ただトリチウムは自然界にほとんど存在しない。そのため商用の核融合発電では、炉自身でトリチウムを増やす必要がある。具体的には反応

    究極のエネルギー「核融合」実用化へ壁、燃料「トリチウム」に供給懸念 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 鹿島がダム工事を完全自動化、材料製造から打設まで ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    鹿島は秋田県東成瀬村で進める成瀬ダム堤体打設工事で、土砂とセメント、水を混合して作る材料「CSG」の自動搬送と自動ダンプトラックでの運搬・荷下ろし作業を実現した。すでに適用している自動ブルドーザーによるまき出しや、自動振動ローラによる締固め作業と合わせて、CSGの製造から打設に至るまでの全作業を完全自動化。今後も建設機械の自動運転機能の向上や自動化機種の増強によって適用作業を広げていく。 同社は人手や熟練労働者不足、生産性向上、労働災害撲滅といった建設業界の課題に対応するため、建設機械の自動運転を中心とする自動化施工システム「クワッドアクセル」を開発。成瀬ダムの工事では2020年度からCSG打設にクワッドアクセルを導入し、順次、自動化建設機械を稼働させてきた。 23年度からは長距離ベルトコンベヤーなどを介し、CSGを製造プラントから堤体まで直接かつ自動供給するようになった。CSGを荷受けし

    鹿島がダム工事を完全自動化、材料製造から打設まで ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 中国鉄道メーカー、欧州で「車両契約解消」の衝撃

    チェコの民間鉄道会社レオ・エクスプレスが、購入契約を結んでいた中国中車(CRRC)製の新型電車「シリウス」3編成の契約を解消したと、チェコの情報サイト「Zdopravy.cz」が4月25日に報じた。同サイトは、複数の情報筋から契約破棄に関する情報を入手したとしており、その1つはレオ・エクスプレスからのものだとしている。 レオ・エクスプレスのスポークスマン、エミール・セドラジーク氏は同サイトの取材に対し、「契約上の取り決めにより、レオ・エクスプレスとCRRCの機密関係や進行中の交渉についてコメントすることはできません」と返答したが、契約終了について否定はしていない。契約は、すでに製造された3編成分の受け取り拒否はもちろんのこと、30編成分の追加発注オプションも含め、すべて破棄される見込みのようだ。 2年経っても認可を得られず 新型車両「シリウス」は、ヨーロッパにおける運行認可を取得するため、

    中国鉄道メーカー、欧州で「車両契約解消」の衝撃
  • 「コロナ・インフル同時感染」に備える|医療の蠢動|連載・特集|Medical Tribune

    今年(2023年)は例年より早く季節性インフルエンザの流行が始まり、シーズン番の冬季に向け新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との同時流行を心配する声が高まっている。がん・感染症センター都立駒込病院感染症センター長/感染症科部長の今村顕史氏が懸念するのは、両ウイルスへの同時感染だ。単独感... …続きを読むにはログイン

    「コロナ・インフル同時感染」に備える|医療の蠢動|連載・特集|Medical Tribune