米comScoreは2008年8月7日,日本におけるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用状況に関する調査結果を発表した。最も人気が高かったのは「mixi(ミクシィ)」で,1273万8000人(前年同月比3%増)のビジターを獲得した。2位の「MySpace」のビジター数は124万5000人(同10%増)だった。その一方,「Facebook」の成長がめざましく,2008年6月のユニーク・ビジター数は前年同月の3倍以上となる53万8000人に達した。 comScore Japanマネージング・ディレクタのMaru Sato氏は「Facebookが2008年5月に日本語版サービスを開始して以来,日本におけるSNSの競争は激化している。スペインやフランス,ドイツでは,現地版サービスの立ち上げによりFacebookの利用者が急増したが,日本でも同様の現象が起きる可能性が高い」と述べて