NTTのサイバースペース研究所ら5社が提案する,VoIP電話機や音声会議装置向けの新たな広帯域音声符号化方式が,ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)の国際標準に採用されることが決定した。NTTが2008年2月6日に明らかにしたもの(発表資料)。今後,ITU-Tにおいて正式な承認手続きを踏み,「G.711Wideband Extension」(仮称)として成立する。G.711Wideband Extensionは,NTTのサイバースペース研究所が,韓国Electronics and Telecommunications Research Institute(ETRI),仏France Telecom社,中国Huawei Technologies Co., Ltd.(華為技術),カナダVoiceAge Corp.と共にITU-Tに提案していた広帯域音声符号化技術。この方式をVoIP