老舗旅行代理店が“PTAマーケット”に参入 PTAをめぐる「強制や嫌々ながらの参加」、心に沈殿する「ノーと言えずに無理して生まれる怨嗟」は、SNSの日常化によって、地底から噴き出すマグマのようにすっかり顕在化してきている。上部団体からの政令都市P連の離脱の動向なども報じられつつある。 そんな問題の可視化が進みつつある昨今、ついに老舗の旅行代理店が「PTA業務アウトソーシングサービス」として、公然とPTA「マーケット」に参入してきたことは、少なからず波紋を呼んでいるにちがいない。「それはいくら何でも」と「その手があったか」の両方であるかもしれない。 多忙ゆえに負担も重く、各保護者のスキルやセンスもバラバラで、ボランティアなのに「一人一役」という準強制的なものとしてやらされているPTA会員に、救いの手を差し伸べてくれる、「金で解決できる」のがこのサービスなのだろう。 PTA会長をしていた3年前