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池田信夫と書評に関するorionoのブックマーク (3)

  • 集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険 : 池田信夫 blog

    2008年12月15日11:00 カテゴリ 集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険 ランドのが過ぎ去ったリバタリアンの時代の教典だとすれば、これから来る(かもしれない)リベラルの時代の教典は、ロールズの『正義論』だろう(邦訳はおすすめできない)。とはいえ、この難解な大著を読むのは骨が折れる。書はロールズを中心にして、一方ではリベラル対リバタリアン、他方ではリベラル対コミュニタリアンの間で起こった論争を概観したものだ。これだけ読んでも内容はわからないが、読書案内としては便利だ。 ロールズのを批判したのは、ノージクの『アナーキー・国家・ユートピア』である。これは夜警国家的な「最小国家」以上の政府の介入はすべて自由の侵害であり、公平な分配なるものは存在しないとロールズを批判したもので、リバタリアンの必読書である。経済学者の多数派もノージクと同じ意見で、公共財の供給など「市場の失敗

    集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険 : 池田信夫 blog
  • 「武士道」より「商人道」に学べ - 『ネット評判社会』

    *今月から、毎週日曜に「良書悪書」と題して書評を掲載します。これは読むに値するとそうでないを客観的に評価する消費者ガイドです。評価は★であらわし、5個が満点です。 ★★★★☆ (評者)池田信夫 ネット評判社会(NTT出版ライブラリーレゾナント 57) 著者:山岸 俊男 販売元:エヌティティ出版 発売日:2009-10-07 クチコミを見る 一時、日社会の「道徳の崩壊」を嘆き、武士道の復活を求める議論が流行したことがあった。著者はこうした通俗的な「道徳教育」を批判し、むしろ市場のルールを守る「商人道」こそ重要だと説く。武士道の依拠しているのは、集団に忠誠をつくす安心社会の原理だが、商人道は不特定多数の相手と取引するための信頼社会のルールだ。日人は互いを信頼しているなどというのは神話で、その実態は特定の集団の中での長期的関係に依存する安心社会だ。 これは山岸氏が『信頼の構造』で明らかに

  • こんな日本でよかったね - 池田信夫 blog

    を酷評するのはちょっと気が引けるのだが、『諸君!』10月号で、書評を唯一の業績として誇る松原隆一郎氏がトンチンカンな書評をしているので、つい「反・書評」を書いてみたくなった。 書はブログの記事をつなぎ合わせたもので、著者も認めるようにかなりいい加減なだ。エドマンド・バーク的な保守主義をなぜか構造主義と呼んで、奇妙な「日論」を展開している。しかし私が批判したマルクスの記事もインサイダー取引の記事も削除され、ポパーの誤読の部分も削除されているのは好感がもてる。献も「理解は共有している」というメッセージかもしれない。 問題は、松原氏の無知である。彼は「構造改革」を否定し、「世の中を使えるように維持する」内田氏のピースミール社会工学を絶賛するのだが、これは私が指摘したにもかかわらず、内田氏が訂正していない誤解である。ハイエクがポパーを批判したように、社会をデカルト的合理主義で制御し

    oriono
    oriono 2008/09/01
    「ハイエクがポパーを批判したように、社会をデカルト的合理主義で制御しようとする社会工学という考え方は、社会主義と同じ計画主義(constructivism)なのだ」
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