「週間金曜日」の8月1日号に、女子柔道が日本国内で注目されるようになるきっかけとなる世界選手権金メダル、ソウル五輪銅メダルを獲得した、山口香さんのインタビュー記事が載っていました。山口さんのことを、本家YAWARAと書いてありますが、当時彼女は女三四郎と呼ばれていたように記憶しています。逆に、「YAWARA」という女子柔道漫画は彼女をモデルにして描かれたものだそうです。現在は、筑波大学大学院准教授であり、全日本柔道連盟強化委員会メンバーでもある彼女は、谷亮子が選ばれた五輪代表の選考に関して異議をとなえ、CAS(スポーツ仲裁裁判所)への提訴も考えていたということです。 スポーツというのはルールがあって、誰の目にも勝敗がはっきりわかることで成り立っているゲームです。世界的大会の日本代表はそのルールに則って行われる選考試合で決められるべきものだというのが、常識というものでしょう。しかし、2年間の
5日、6日、に行われた、柔道北京オリンピック最終選考会。 女子で言えば、6階級で負けた選手が代表に選ばれた。 私も会う人会う人、何でか?と尋ねられたりするし、 代表メンバーを見て、スッキリしない人も多いと思うので、今更ながら、 ここで私なりの説明をしたいと思う。 まず、話題になっている、48キロ級。 優勝したのは、山岸絵美選手。 だけど、やはり谷亮子選手が選ばれた。 私的には、文句はないし、当たり前と言って良い程妥当だ。 しかし、 負けたのに何故? 若手にチャンスを与えないで可哀相 代表選考の試合の意味が無い。 などの意見も見られる。 確かに、16日の試合だけを見たら、そう思うかもしれない。 しかし、代表選考の基準には、一年前からの実績も含む、と記されている。 優勝した山岸絵美選手の最近の実績。 講道館杯3位 嘉納杯3位 ドイツ国際1位 といった成績を収めている。 一方、谷亮子選手。 世界
北京オリンピックが始まり、柔道の試合を楽しみに見てしまった。谷亮子選手が48kg級銅メダル。平岡拓晃選手が60kg級一回戦敗退。 今後他の選手がメダルをとっていけば忘れられるかもしれないが、柔道、ことに女子柔道のオリンピック代表選考は基準がうだうだだったことが当初から指摘されており、はてさてちゃんと全日本柔道連盟は組織として責任を取るのかな、と今から注視している。もちろん谷亮子選手はメダルを取ったのだからいいじゃん、という意見もあるだろうが、本人も金メダルを取ることを公言してきた訳だし、実際試合後嬉しそうでは全くなかった。 この代表選考基準があいまいなことについては、増田明美さんがわかりやすく書かれている文章を見つけた。昨年四月に書かれたものだ。 増田明美's Homepage【納得できない柔道の選考】 要は男子と女子で選考基準にバラつきが見られ、特に女子は過去の実績が必要以上に重視されて
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