5月18日、専門家の間で米自動車大手ゼネラル・モーターズの破産法適用申請は避けられないとの見方が強まっている。写真は同社本社。昨年12月撮影(2009年 ロイター/Carlos Barria) [デトロイト 18日 ロイター] 専門家の間で、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>の破産法適用申請は避けられないとの見方が強まっている。 GMは経営再建に向け、債務・労務費・ディーラーの削減に向けて交渉を急いでいるが、再建計画の提出期限が6月1日に迫っており、クライスラー同様、GMも破産法の申請を余儀なくされるとの見方が多い。 自動車業界アナリストのエリッチ・マークル氏は「(破産法の申請は)ほぼ不可避だろう。申請を回避する方法が見当たらない」と述べた。 GMは販売低迷・シェア低下に苦しんでいるが、現在の最大の課題は債務の削減。企業再建専門家、アナリスト、自動車業界関係者は一様