松山市の中心部、大街道駅前にあるラフォーレ原宿・松山は待ち合わせスポットの一つで、とりわけ10−20代の若者にとっては松山の顔。そのファサードの改修*1を手がけたのが、アストリッド・クラインとマーク・ダイサムによるクラインダイサム・アーキテクツ(参考)で、愛媛のみかんを思わせるオレンジ色が… …と続けたいところだが、このビル、今週末の1/27に閉館するようだ。ニュースで知ってはいたものの、地元の旧友と話すと松山人の落胆や危機感がいかに大きいものかを感じ、私自身も高校時代にここで青春時代を過ごした一人として看過できない問題であるように迫ってくるものがあった。 所有者のひとつである森ビル(株)のプレスリリースによると、 当館の建物は、最も旧い部分(第一期部分)で昭和43年築となり、いわゆる旧耐震設計に基づく建築物です。このたび、耐震診断を実施した結果、当社といたしましては、ご入居者(テナント)