平成20年上期(1〜6月)のコンビニエンスストアの売上高が全国百貨店売上高を初めて上回ったことが22日、分かった。生活必需品の値上げや所得の伸び悩みを背景に昨年以降、消費者に節約志向が強まり、衣料や高額品が主力の百貨店は苦戦した。一方、出店攻勢に加え、“タスポ効果”も追い風になったコンビニが、10年前に年間で3兆6500億円あった差を逆転した。 日本フランチャイズチェーン協会が22日発表した加盟11社の1〜6月の店舗売上高(全店ベース)は前年比3・2%増の3兆6559億円で、公表を始めた11年以降で最高だった。 たばこ自販機用成人識別カード「taspo」を持たない人が来店するタスポ効果で、来店客数(既存店ベース)が4月から3カ月連続で増加。外食を控える消費者の支持を受け、おにぎりや弁当が健闘したほか、各社が強化してきた「野菜や肉など生鮮品も伸びた」(ローソン)。 一方、1〜6月の全国百貨店
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