来週13日からマスクの着用が個人の判断となりますが、会社内でマスクをせずに会議をした場合、着けた場合と比べて感染者がおよそ6倍増えると筑波大学の倉橋教授が試算しました。 倉橋節也教授は、大手IT企業の社員の行動データから、マスクを着けた場合と着けなかった場合の感染の広がりをAI(人工知能)で解析しました。 1つのフロアで15分以上の会議や立ち話は一日に209回あり、およそ200人が参加していました。 筑波大学・倉橋節也教授:「赤い人が感染した人になる。この人がこれから会議に参加していく。会議終わったが、緑の人は感染してしまった人」 マスクを着けなかった場合、感染者が1人いると一日で平均3.3人が感染し、最大では17人まで広がります。 マスクを着けた場合では、感染はおよそ6分の1に抑えられるとしています。 筑波大学・倉橋節也教授:「近くで会話をする時は、まだもう少し、マスクの力が必要なのかな