まずは写真をご覧いただきたい。 ルビーのような紅い羊羹が流し込まれた、片面だけの円形の最中(もなか)。 よく見ると表面がうっすらと糖化している。 アートのような美しさ。ため息が出かかった。 これが戦国時代からタイムスリップしたもの? と言ったらきっと信じる人は少ないだろうなあ。 信長⇒秀吉に仕えた悲運の戦国武将・蒲生氏郷(がもううじさと)の居城「松坂城」跡が残るローカルタウン、松阪市。約10年ぶりの訪問となった。 この地で約430年以上にわたって、暖簾を守り続けている和菓子屋さんがある。 元々は蒲生家御用達の店で、創業が天正3年(1575年)。現在17代目。 「柳屋奉善(やなぎやほうぜん)」。 このルビーのような羊羹もなか「老伴(おいのとも)」はこの店の看板商品で、創業当時から存在していると聞いて、私の驚きはさらに深まった(10年前は知らなかった、汗)。 歴史のある店構え。 店内に入ると、
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