人の能力に大きな差はないというのなら、なぜ、仕事で結果を出せる人と出せない人がいるのか? 精神科医である『ストレスが消える朝1分の習慣』(西多昌規著、フォレスト出版)の著者は、その大きな原因のひとつが「ストレスにある」と考えたのだそうです。 なぜならストレスは、脳機能の低下をもたらし、からだの不調も引き起こすから。そしてストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があるため、本書では、脳とからだに不調を引き起こす「悪いストレス」を極力減らし、さらに「良いストレス」に変えていくアプローチ法を解説しているというわけです。 私は精神科医なので、医学的、科学的根拠がある習慣だけを厳選しました。「根拠があって、続けることが可能なこと」だけをやってほしいからです。(「はじめに」より) この、専門医としてのことばも、大きな安心感を与えてくれます。第2章「スッキリ目覚める朝1分の習慣 朝一番の"ちょっと