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国会図書館の検索結果161 - 200 件 / 285件

  • 国立国会図書館のデジタルコレクションの本をみんなで見る会

    日本で出版されたほぼ全ての本が収蔵されるという、国立国会図書館。 現在、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため休館しているが、ネットを介したデジタルコレクションの閲覧は、これまで通りにできる。 この機会に、国会図書館のデジタルコレクションの本をいろいろ漁って、おもしろそうな本をみつけたい。 無料で誰でも自由にいつでも昔の本が読み放題 国会図書館では、収蔵されている資料のうち、著作権保護期間が終わり、パブリックドメインとなった書籍や資料などをデジタル化し、公開している。 国立国会図書館デジタルコレクション このデジタルコレクションでは、図書だけでなく、雑誌、論文、官報、各種資料、そして、あげくのはてには昔のレコード音源や映像まで視聴できる。 図書だけに限っても、デジタルコレクションで公開されている数は35万7千件近くある。この例え方にどれほどに意味があるかわからないけれど、1日10冊ほどチェ

      国立国会図書館のデジタルコレクションの本をみんなで見る会
    • 「障害者の実力」示す国会図書館のデジタル化作業

      日本財団は障害のある人の「はたらく」を応援するため2015年に「はたらくNIPPON!計画」を立ち上げ、一九年からは「はたらく障害者サポートプロジェクト」に改称して障害者の就労促進に取り組んでいる。 障害者総合支援法は障害福祉サービスとして就労移行支援、就労定着支援事業のほか、就労継続支援として「A型」、「B型」の二つの事業を定めている。二一年現在、A型事業所は全国で約三千九百カ所、B型は約一万三千八百カ所、利用者はA型が約七万五千人、B型が約二十八万人に上る。 A型が労働契約を結び最低賃金制の適用を受けるのに対し、B型は雇用契約、最低賃金制の適用はなく、支払い名目も「工賃」。全国の平均額は一万五千円余に留まり、多くが家族と同居、障害者基礎年金の他に生活保護を受けて暮らす。障害者一人を受け入れるごとに毎月十数万円の報酬(補助金)が支払われる仕組みになっていることから、改善に向けた事業者の意

        「障害者の実力」示す国会図書館のデジタル化作業
      • 帝国議会会議録検索システムで全期間の本文テキストデータが利用できるようになりました(付・プレスリリース)|国立国会図書館―National Diet Library

        2024年8月23日 帝国議会会議録検索システムで全期間の本文テキストデータが利用できるようになりました(付・プレスリリース) 国立国会図書館は、帝国議会会議録検索システムにおいて、戦前・戦中期分(明治23(1890)年11月~昭和20(1945)年8月)の速記録の画像データ(合計約27万ページ)からOCR(光学的文字認識)処理により作成した本文テキストデータを、新たに公開しました。 これにより、既に本文テキストデータを提供している戦後期分(昭和20(1945)年9月~昭和22(1947)年3月)と合わせて、帝国議会の全期間にわたり、速記録に掲載された質疑や議案本文などの全文検索とテキスト表示ができるようになりました。 ぜひご利用ください。 なお、今回公開した戦前・戦中期分の本文テキストデータは、人手による校正を行った戦後期分と異なり、OCR処理による文字の認識間違い(誤字・脱字)や認識不

        • 広島のお好み焼とは何か?達人が語る「覚えておきたい4つの系統」 - メシ通 | ホットペッパーグルメ

          皆さんは「広島のお好み焼」と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろう。 ●広島で食べられている ●中華麺が入っている ●大阪のに比べて自宅ではつくりにくい(あくまでイメージ) ●大阪のお好み焼と対立している(あくまでイメージ) ……こんなところか。しかし、意外にも現実はこれらのイメージとは違うようだ。はたして、広島のお好み焼とはどんなものなのか。リアルな現地事情とは!? そんなギモンを解き明かすべく、今回、広島のお好み焼を知り尽くした人物にインタビューしてみた。広島県出身で、オタフクソースの特命研究員も務める、広島お好み焼の第一人者「シャオヘイ」こと池上弘一(いけがみ こういち)さんである。 シャオヘイさんは、2019年に広島を中心としたお好み焼の歴史や特徴をまとめた著作『熱狂のお好み焼 ─お好み焼ラバーのための新教科書─』を出版(写真下)。 広島のお好み焼に関する知られざるルーツに迫りつ

            広島のお好み焼とは何か?達人が語る「覚えておきたい4つの系統」 - メシ通 | ホットペッパーグルメ
          • ミサンドリーとリプロライツ|斎藤環(精神科医)

            私の「炎上」を機に、Twitter上でリプロライツの議論が活性化しています。私自身の主張はかなり単純なのですが、ツイートで毎回同じことを書くのは骨が折れるので、ここにまとめてみました。ご一読くだされば幸いです。 まず大前提ですが、ジェンダーギャップが大きい現実、男性優位の社会や制度、家父長制的な慣習が遺残している現実、女性表象の「もの」的消費の現実が問題であるのは当然です。こうした状況に対する対抗運動としてフェミニズムはきわめて重要な意味を持つと考えています。ただし、私は「フェミニズムは女性の自己決定の保証を求める運動だ。自立する女性を励ます運動だ。保護という名目で女性の自由を奪うことに反対する運動だ」(@ruriko_pilltonさんのツイート)という意見に同意し、『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、河出書房新社)にも同意する立場なので、男性批判

              ミサンドリーとリプロライツ|斎藤環(精神科医)
            • 国立国会図書館サーチ、「メタデータ流通ガイドライン」<研究データ編>を公開

              2023年3月30日付で、国立国会図書館サーチが「メタデータ流通ガイドライン」<研究データ編>を公開しています。 同ガイドラインは、デジタルアーカイブ、蔵書目録等のデータベースのメタデータ設計の関係者が、各機関の特性に応じた適切なメタデータの作成、流通経路の選択ができるように作成されました。2022年3月にドラフト版として<共通編>を公開していました。 国立情報学研究所(NII)・科学技術振興機構(JST)・国立国会図書館(NDL)連絡会議の「メタデータの相互運用性に関する検討ワーキンググループ」において、NII、JST、NDL、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、これからの学術情報システム構築検討委員会が共同で作成しました。<研究データ編>では、主に研究データのメタデータで採用される項目について説明しています。 今後も、メタデータ項目を随時追加・更新する予定であるとしてい

                国立国会図書館サーチ、「メタデータ流通ガイドライン」<研究データ編>を公開
              • くずし字認識アプリ『みを』で江戸時代の数学書『塵劫記』を読む

                古書市で、江戸時代の数学書『塵劫記』(じんこうき)を買った。 『塵劫記』は、くずし字で書いてあるので、文章はさっぱり読めない。しかし、最近はくずし字を翻訳してくれる便利なアプリがある。 アプリで文字を翻訳し、数学に詳しい人に見てもらえば、なにが書いてあるのか、だいたいわかるのではないか? 『塵劫記』を古書市で買った 少しまえに、神保町の古書市で、江戸時代の数学書『塵劫記』を購入した。 右の『塵劫記』(文化三年)は500円、左の『新編塵劫記大成』(寛政三年)は1500円だった かつて、江戸時代の日本では和算という独自の数学が発展し、ヨーロッパなど先進的な地域の水準に劣らないほど発達したといわれる。教科書にも出てくる関孝和などはみなさまご存知だろう。 『塵劫記』は、江戸時代初期に、吉田光由が著した和算のテキストで、寺子屋でそろばんや初歩的な数学について学ぶさいに使われた。 江戸時代の数学入門書

                  くずし字認識アプリ『みを』で江戸時代の数学書『塵劫記』を読む
                • 世阿弥の時代、能は今の2~3倍の速さだった? 遅くなった理由を研究者に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

                  能ときくと、ゆっくりした動き、低くうなる声などを想像してしまう。だが、しかし! 足利義満や世阿弥の時代、能のテンポは今の2~3倍速かったという衝撃の研究があるらしい。 なぜ今の能は遅くなったのか? さっそく研究者に聞いてみよう。お話を伺ったのは、早稲田大学演劇博物館顧問・早稲田大学名誉教授の竹本幹夫先生。秀吉の時代の資料を集め、当時の速いテンポとメロディーの能を復元した経験がある先生だ。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。 「演技がノロすぎる!」と徳川幕府に通報され、出禁になった能楽師もいた? 給湯流茶道(以下、給湯流):今の能に比べて、世阿弥のころの能は2~3倍の速さで演じられたと聞いたことがあります。しかし、映像データが残っていない室町時代のことをどうやって調べているのでしょうか? 竹本幹夫先生(以下、竹

                    世阿弥の時代、能は今の2~3倍の速さだった? 遅くなった理由を研究者に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
                  • 「怒らないからそっと名乗り出て」10年前のおっぱい同人誌を勝手に国会図書館に納品されてしまった件→結構よくあることらしい?

                    リンク note(ノート) 同人誌を、国立国会図書館に「納本」してみた話|しまだゆきこ(YU-U)|note はじめに 皆さん「納本」という言葉をご存じでしょうか。 くわしくは、下に載せたアドレスを通じて読んでみてください。 納本制度|国立国会図書館—National Diet Librarywww.ndl.go.jp 簡単にいうと「法律に則って、頒布を目的として一定の数以上作成された資料(=出版物)」を国立国会図書館に納める義務、を意味する言葉です。 「納本」という字面から、対象は書籍だけかな、と思われがちですが、実際はCD・DVD・ブルーレイ・レコード・楽譜・地図などといった幅広い媒体が当てはまります。 納本 3 users

                      「怒らないからそっと名乗り出て」10年前のおっぱい同人誌を勝手に国会図書館に納品されてしまった件→結構よくあることらしい?
                    • 「国立国会図書館に行ってみたい。たくさん本が並んでいるんでしょ💕」→基本こんな光景で、鍛えないと目当ての本にも出会えません...

                      庫ノ林 @konobayashi 時々、「国立国会図書館に行ってみたい。たくさんたくさん本が並んでいるんでしょ💕」という感じの呟きを見かけるけど。 基本、これなんですよね。😅 検索能力、基礎調査能力を養わないと、目当ての本を、閉架書庫から導き出せないんです。 pic.twitter.com/STe0lQM2Tx 庫ノ林 @konobayashi ※自治体の電子図書館で「貸出中」があるのは利用契約が1人用のため。複数人利用契約だと料金⤴︎ 【図書館閲覧室内カフェ反対派】 図書館/防災/建築/映画/TV/特撮/漫画/アニメ/etc…(レファ系話のキーワード等はぼやかして書いてます。大規模災害時にはRT増加します)我支持台湾独立建国

                        「国立国会図書館に行ってみたい。たくさん本が並んでいるんでしょ💕」→基本こんな光景で、鍛えないと目当ての本にも出会えません...
                      • マスターアルゴリズム ー 世界を再構築する「究極の機械学習」

                        原著:ペドロ・ドミンゴス 翻訳:神嶌 敏弘 イラスト:六七質 出版社:講談社 発行日:2021-04-21 ISBN:978-4062192231 本書は,ペドロ・ドミンゴス著『The Master Algorithm』の翻訳書で,近年の人工知能技術の進展を支える機械学習についての解説書です.機械学習とは,作業手順を明示的に指示しなくても,それをデータから学ぶ能力を計算機に与える技術です.この機械学習について,計算機科学や統計学の高度な知識を前提とせずに,その内側に踏み込んで仕組みを明らかにし,この技術の可能性と課題を論じています. 出版社ホームページ 版元ドットコム Googleブックス ネット書店:Amazon 楽天ブックス honto 紀伊國屋書店 電子書籍:Amazon 楽天ブックス honto 紀伊國屋書店 Apple 読書ログ: 読書メーター(電子版) ブクログ(電子版) 図書

                          マスターアルゴリズム ー 世界を再構築する「究極の機械学習」
                        • ぼくたちは図書館でつながっている 複数の種類の図書館で働いて感じたこと|北海道大学附属図書館 -Hokkaido University Library

                          北海道大学附属図書館 西川 さまざまな図書館 あなたが思う「図書館」は、どんなところだろうか。 大人に手を引かれていった公共図書館? 読めば読むほどシールがもらえた学校の図書室? レポートを書くために血眼で資料を探した大学図書館? 他にも、それぞれが思い浮かべる図書館があるだろう。 「図書館」と一言で言っても、さまざまであることにお気づきだろうか。公共図書館、学校図書館、大学図書館、専門図書館、そして国立図書館などなど。どの種類の図書館も、資料を収集・整理・保存し、提供することが大切な使命だ。しかし、ターゲット層やサービス内容により中身は多様で、それぞれに違ったやりがいと課題がある。 と、偉そうに書いてみたが、私は2020年に北海道大学附属図書館に入職した新米図書館員です。 まだまだ分からないこともたくさんで、毎日ヒーコラヒーコラ仕事しているのだが、北大にやって来る前に公共図書館と学校図書

                            ぼくたちは図書館でつながっている 複数の種類の図書館で働いて感じたこと|北海道大学附属図書館 -Hokkaido University Library
                          • 北尾修一氏に問う 著作権法をご存じですか - 孤立無援のブログ

                            目次 北尾修一氏のブログ記事「いじめ紀行を再読して考えたこと」を読んで、まずは唖然とした。これが長年編集者をやってきた人の文章なのかと。 はたして、本当だろうか。 私は、あくまで被害者側の視点から書く。北尾修一氏の考えとは相容れないし、小山田圭吾や村上清の人間性を考察する気もない。そういうことをやりたければ、勝手にやればいい。 続いて、私のブログ記事が、元記事を意図的に改ざんしたものではないことを論証する。 逆に、北尾修一氏が主張するような、私が意図的に削除したとされる部分をすべて掲載しても、記事の印象は変わらない。なぜなら『Quick Japan』の元記事は、読者の良識を逆なでするよう細部まで作りこまれているからだ。 村上清が「壮絶ないじめサバイバー(生還者)」だというのも、北尾修一氏が初めて公にしたもので、それは本人からそう聞いたというものだから、事実かどうか検証するのは難しい。 北尾

                              北尾修一氏に問う 著作権法をご存じですか - 孤立無援のブログ
                            • 第1回 現に今、使えるネット情報源の置き場所――人文リンク集のこと | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース

                              小林昌樹(図書館情報学研究者) ■はじめの口上――正直に…… 三ヶ月前まで国立国会図書館という巨大館で調べ物担当をしていたのが私である。子どもの頃、本を書く人はどうして自分が体験したこと以外のことを書けるのかフシギだった。大学で文献注のある本に出会って、頓悟した。彼らは皆、調べ書きをしていたのである。でも、彼らはどうやって本を知ったのだろう? 膨大な図書を所有し、それらを全部読み、かつ憶えているのだろうか? 実はアメリカだと、図書館は文献参照(レファレンス)をサービスの中核にしており、どうやら本の調べ書きにはレファレンスが重要らしいぞ、と知ったのは、就職のため図書館情報学専攻に入り直してからだった。 今回、縁あって皓星社メルマガの連載記事に、先月まで15年ほど従事したレファレンス業務で身についた文献参照の技術――ここでは「参照スキル」と呼ぶ――について書き連ねることになった。30年弱、上記

                                第1回 現に今、使えるネット情報源の置き場所――人文リンク集のこと | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース
                              • 新型コロナウイルスに関するウェブサイト集(世界・日本) | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館

                                新型コロナウイルスに関する主要な国際機関や公的機関のウェブサイトと、日本の主に国や自治体のウェブサイトの情報をまとめています。最新の情報は各ウェブサイトをご覧ください。 1. 世界の状況Coronavirus disease (COVID-19) Pandemic(WHO) 「概況報告(Situation Report)」は各国ごとの感染者数、死亡者数をまとめています。毎日更新されます。「誤った情報(Myth busters)」は、「太陽を浴びたり、25度以上の気温の場所に身を晒すと感染しない」といった情報について、ひとつひとつ誤りが指摘されています。コロナウイルス感染症(COVID-19)WHO公式情報特設ページ(WHO神戸センター) 世界各国の感染状況や世界全体に向けた一般向け情報、技術的ガイダンスなどを日本語に翻訳しています。COVID-19 Law Lab(WHO) 新型コロナウイ

                                  新型コロナウイルスに関するウェブサイト集(世界・日本) | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館
                                • ベテラン図書館司書から学ぶ 。検索では探せない、古くて新しい情報の集め方 | ブルータス| BRUTUS.jp

                                  インターネット、スマホの普及以降、誰もが手軽に「検索」ができるようになった今、知らないことがあると、私たちは反射的に「ググる」。しかし本当に「知りたいこと」はその先にいつもあるのだろうか。時として、検索では探せないオルタナティブな世界や発見が潜んでいるのではないか。発明や新技術から未来社会を妄想する。図書館司書に相談する、など、「検索では探せない」学びを教えてもらった。 情報×図書館学 ガイド:小林昌樹(図書館情報学研究者) 「胃カメラを開発したお医者さんをモデルにした小説はありますか」「2つの絵を見比べて探す“間違い探し”はいつ誰が考案したのでしょう」 図書館のレファレンスサービスには、さまざまな質問が集まる。館内の資料をもとに司書が利用者の調べ物に必要とされる資料探しを手助けするのがその役割だ。 現場で受ける質問が担当する司書の得意分野であるとは限らない。ゆえに逆説的だが「調べ方」のノ

                                    ベテラン図書館司書から学ぶ 。検索では探せない、古くて新しい情報の集め方 | ブルータス| BRUTUS.jp
                                  • BRUTUS「大人の勉強案内」が良かった

                                    なぜ勉強するのか? わたしの場合、知りたいことを知ろうとしているだけで、「勉強している」という意識は少ない。それを知るのに英語が必要だから学んでいるだけだし、より深く知るために背景知識に当たっているだけ。 だから、より効率の良い学習法や、学びなおしが必要なジャンルを紹介されると、嬉しい。そんなわたしにピッタリの特集を、BRUTUSでやっていたのでご紹介。 好きなものを好きなだけ学ぶ(読書猿) 学ぶための動機付けから始まり、時間管理、資料の探し方、暗記術、継続して学ぶヒントなど、「独りで学ぶ」ためのあらゆる技法が詰まった『独学大全』(レビュー)。その著者の読書猿さんのインタビューが紹介されている。 『独学大全』は700ページを超える辞書並みのぶ厚い本で、その形状から「鈍器本」と呼ばれている。あまりのぶ厚さに敬遠している人は、この記事を読むといいかも。この記事そのものが、『独学大全』の良いイン

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                                    • 尾崎 🦇 on Twitter: "こどもの頃に読んでいちばん恐ろしかったインドの童話『誰が鬼に食はれたのか』、たったいま国会図書館のデジタル・コレクションで見つけたので感激を分かちあってください。 https://t.co/oLT4LXIklw https://t.co/xbsWF7zD0j"

                                      こどもの頃に読んでいちばん恐ろしかったインドの童話『誰が鬼に食はれたのか』、たったいま国会図書館のデジタル・コレクションで見つけたので感激を分かちあってください。 https://t.co/oLT4LXIklw https://t.co/xbsWF7zD0j

                                        尾崎 🦇 on Twitter: "こどもの頃に読んでいちばん恐ろしかったインドの童話『誰が鬼に食はれたのか』、たったいま国会図書館のデジタル・コレクションで見つけたので感激を分かちあってください。 https://t.co/oLT4LXIklw https://t.co/xbsWF7zD0j"
                                      • 図書館情報学って何?国会図書館ってどんな図書館?国立国会図書館勤務だった小林昌樹さんが教えてくれた - 知の泉

                                        図書館情報学って何?国会図書館ってどんな図書館?国立国会図書館勤務だった小林昌樹さんが教えてくれた 金曜日の夜放送のNHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」・毎週楽しみに聞いています。 2021/9/24放送の回では、図書館情報学研究者で国立国会図書館におよそ30年務めた小林昌樹さんと高橋源一郎さんとの話の中で国立国会図書館のことや図書館情報学のことについて話していて、知らなかったことがたくさんあったので、メモを残しておきます。 国会図書館ってどんな図書館? 国立国会図書館は一言で言うと「日本で一番大きな図書館、日本の本なら何でもある図書館で、4200万点の本がある」 国会図書館は「開架じゃない=本棚がない」(新聞は新しいものだけは新聞閲覧室で見ることができる) 国会図書館では、本は全て書庫の中にしまい込んであって、PCで検索して、「この本を出してください」とお願いをすると中の人が本を出してく

                                          図書館情報学って何?国会図書館ってどんな図書館?国立国会図書館勤務だった小林昌樹さんが教えてくれた - 知の泉
                                        • 国立国会図書館が281万点の蔵書をデジタル化、内製のHCI基盤で解決した課題

                                          国立国会図書館は蔵書のデジタル化によるDX(デジタル変革)を進めている。デジタル化したした蔵書の保存や管理のためのシステム基盤の刷新にも動いており、2022年12月にも移行を完了する見込みだ。 基盤刷新に当たり重視したのは、アプリケーションの実行環境をベンダーに頼らず自分たちで柔軟に追加できることだ。実現のため同館は仮想化技術のハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)を採用した。 ネット経由で館外から蔵書にアクセス 蔵書のデジタル化には主に2つの狙いがある。1つは蔵書を検索・閲覧できるサービス「国立国会図書館デジタルコレクション(デジタルコレクション)」への活用だ。紙の蔵書をデジタル化できれば、インターネット経由で館外からも気軽にアクセスできる。もう1つは貴重な資料の長期保管だ。国立国会図書館の蔵書には、江戸時代の木活字版資料や浮世絵などの貴重な資料も含まれている。デジタル化し

                                            国立国会図書館が281万点の蔵書をデジタル化、内製のHCI基盤で解決した課題
                                          • 「おじろく・おばさ」について長野県民が考えてみた 〜その0〜|草食動物

                                            「おじろく・おばさ」について、長野県民がいろいろ考えてみました。この記事では、なぜ私が「おじろく・おばさ」について調べようと思ったか、それについての背景がメインです。「おじろく・おばさ」の論文についての見解は次回になります。 【追記】 実際に論文を読んだ上での考察は以下になります。詳しい内容をお知りになりたい方は以下の記事をご覧ください。有料設定にはしていますが、無料で最後までご覧いただけます。 ネット上に流布する長野県に存在した忌まわしい因習皆さんは、『おじろく・おばさ』についてご存知でしょうか? ネットで調べると、すぐ出てくると思いますが、昔の日本において実在した忌まわしい風習として、オカルト界隈では有名になっています。 簡単に説明すると、長野県の旧天龍村地域のみに存在した特殊な家族制度であり、人口抑制の為に、長男以外の子供は奴隷同然の扱いをされ、死ぬまで無償で働かされる、というもので

                                              「おじろく・おばさ」について長野県民が考えてみた 〜その0〜|草食動物
                                            • 帰ってきた業界コント「もしも図書館の司書がチャットAIだったら」: egamiday 3

                                              実在の技術やサービスとは無関係のフィクションです。 ※過去作は↓下記のindexよりごらんください。 ・業界コント 「もしも図書館がマクドナルドみたいだったら」: egamiday 3 http://egamiday3.seesaa.net/article/111499129.html ・業界コント「もしもマクドナルドみたいな図書館が、本のない電子書籍図書館だったら」: egamiday 3 http://egamiday3.seesaa.net/article/158803183.html ・業界コント「もしも図書館がスターバックスみたいだったら」: egamiday 3 http://egamiday3.seesaa.net/article/309928500.html ・業界コント「もしもマクドナルドみたいな図書館が、閲覧制限だらけの図書館だったら」: egamiday 3 http

                                              • 江戸時代なのに「超ゆるゆる」な画風が話題 あまりに漫画っぽい作品を描く絵師とは…|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

                                                真ん丸や一文字の目、「ヘ」の字の口―。まるで現代の漫画家が描いたような、江戸時代の絵師の作品に注目が集まっている。「江戸時代とは思えない」「ほっこりする」。そんな驚きや賞賛の声がツイッターをにぎわせている。 絵師は18世紀後半の大阪で活躍した耳鳥斎(にちょうさい)。酒造業を営む家に生まれ、古道具商として生計を立てていたとされる。肉筆画のほか、多くの木版本を手がけたという。 誰でも見られる国立国会図書館デジタルコレクションでは、1780(安永9)年発行の「水や空」が公開されている。当時の歌舞伎役者を描いた本だが、ツイッター上で耳鳥斎のタッチが紹介されるや、「超ゆるゆる」、描かれた役者たちは「脱力おじさん」などと話題になった。 この耳鳥斎の作品が現在、京都市で展示されている。龍谷ミュージアム(下京区)で開催中の「特別展日本の素朴絵」では、「水や空」の実物をはじめ、「大黒と福(ふく)禄(ろく)寿

                                                  江戸時代なのに「超ゆるゆる」な画風が話題 あまりに漫画っぽい作品を描く絵師とは…|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
                                                • 【Fact Check】志位和夫委員長「大学の入学金制度は『世界で日本にしかない』」は「ほぼ正確」

                                                  日本共産党の志位和夫委員長が参議院選挙中に、「世界で日本しかない非合理な制度である入学金を廃止する」と発言した。本当に「入学金」の制度は日本にしかないのだろうか。調査したところ、志位委員長の発言は「ほぼ正確」だった。(村田風佳・小島遥花・浅香玲菜・田島輔) チェック対象 「学費が重すぎて進学を諦めたと言う声をたくさん聞きます。大学専門学校の学費を半額にし、無償を目指したい。で、世界で日本しかない非合理な制度である入学金を廃止する」 (ニコニコ主催のネット党首討論会での志位委員長の発言(参照、56:17~)) 結論 【結論:ほぼ正確】 日本における「入学金」と同様の意味をもつ「入学金」の制度をもっているのは、日本以外には韓国しか確認出来なかった。もっとも、韓国も2023年から入学金制度を廃止することが決まっており、入学金制度が日本にしかないとの志位委員長の発言は「ほぼ正確」だ。 「入学金」制

                                                  • 和尚さんはパンティーに筆でお経を書き始めました。 その夜、怨霊が「パン..

                                                    和尚さんはパンティーに筆でお経を書き始めました。 その夜、怨霊が「パンティーはどこだ…パンティーはどこだ…」とパンティーを探しますが見つかりません。 どうしようもなくなった怨霊は「では見えてる部分だけもらっていくぞ」と和尚さんがお経を書き忘れたリボンの部分を引きちぎり帰っていきました。 そのパンティーは今国立国会図書館に収められています。

                                                      和尚さんはパンティーに筆でお経を書き始めました。 その夜、怨霊が「パン..
                                                    • Kindle Unlimited で学習するコツ - 山下泰平の趣味の方法

                                                      無料で消費できるコンテンツには、上手に付き合うコツのようなものがあると思う。 国立国会図書館デジタルコレクションでは、現時点で三十六万件の資料(図書)を無料で読むことが可能だ。私は国デジのヘビーユーザーで、これまでに読んだ資料を古書として購入したとすると、おそらく数千万円程度になるはずだ。読みまくることで、それなりの成果も上げることができた。もっとも国デジが登場した当初は、膨大な数の資料を前にしてどう使っていいのかと困惑した。それでも使用するうちにコツがわかってきて、十年以上利用している。 もうひとつメジャーな読み放題のサービスが Kindle Unlimited で200万冊以上の書籍が読み放題だ。こちらはずっと以前に契約し、使うのにちょっとコツがいるなと感じたものの、やがて飽きてしまい解約してしまった。 年始に時間があったため、ちょっと色々と学習することにして、どうするのが効率的でコス

                                                        Kindle Unlimited で学習するコツ - 山下泰平の趣味の方法
                                                      • NDLイメージバンク | 国立国会図書館

                                                        インターネットもテレビもない時代、書物は多くの人々にイメージを届ける媒体でした。 NDLイメージバンクでは、浮世絵、図書、雑誌などの様々なメディアに載ったイメージをお届けします。 新着

                                                          NDLイメージバンク | 国立国会図書館
                                                        • 第7回 推し活!――アイドルを調べる | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース

                                                          ■『推しの子』 この前アニメ『推しの子』を見ていたら、作中人物の黒川あかねが、前世代アイドルの人柄について調べるため、国会図書館(NDL)にしか見えない図書館で文献調査をし、プロファイリングをするといった場面【図7-1】が出てきた。私は、まさにこの場所(旧・目録ホール)で案内役をやっていたので、この子はちゃんと「ウェブ大宅」(後述)を案内されたかしら、とちょっと心配になってしまった。 【図7-1】NDL端末を使うの図(アニメ『推しの子』第7話17分頃) 「そういえば拙著『調べる技術』で索引項目に「アイドル研究」があったな」と思い出し、手元の本を引いてみたら、意に反して第4講「ネット上で確からしい人物情報を拾うワザ」でなく、第7講「その調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには」が出てきた。もちろん、黒川あかねは雑誌記事索引のうち「Web OYA Bunko」(以下、Web大宅)を検索したに違いな

                                                            第7回 推し活!――アイドルを調べる | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース
                                                          • 「オーバーシュート overshoot」なる用語について(この用語で「爆発的な感染拡大」を言う英語の実例がほとんど確認できない件)

                                                            中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

                                                              「オーバーシュート overshoot」なる用語について(この用語で「爆発的な感染拡大」を言う英語の実例がほとんど確認できない件)
                                                            • 「個人向けデジタル化資料送信サービス」の開始について(令和4年5月19日予定)(付・プレスリリース)|国立国会図書館―National Diet Library

                                                              国立国会図書館は、「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」(令和3年12月3日)に基づき、「個人向けデジタル化資料送信サービス」(略称:個人送信)を令和4年5月19日から新たに開始します。 これは、令和3年6月2日に著作権法の一部を改正する法律 (令和3年法律第52号)が公布されたことによるものです。この改正により、国立国会図書館はデジタル化した資料のうち絶版等資料をインターネット経由で個人に送信できるようになりました。法改正の背景には、デジタル化・ネットワーク化への対応とともに、コロナ禍により、当館や公共図書館、大学図書館等に来館せずに利用できるデジタル化資料へのニーズが、研究者・学生等の個人から高まったことがあります。 サービス概要 当館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なものを、利用者ご自身の端末(スマートフォン、タブレット、パソコン)等を用いてイン

                                                              • 国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta

                                                                人類学篇が人気だったので、たぶん求められているだろう──いや、作成者自身が求めている──フランス現代思想版をつくりました。例により作成者は専門家ではありません。またおそらく漏れているひともたくさんいます(特に1900年以前に生まれたひとは適当)。なにとぞご了承ください。 2024年6月1日 植田将暉 (6月5日更新) アンソロジーJ.デリダ ほか著 ほか『現代フランス哲学12講』,青土社,1986.10. 〔レヴィ゠ストロース、フーコー、バルトとの対話〕レーモン・ベルール 著 ほか『構造主義との対話』,日本ブリタニカ,1980.2. ジャン=ルイ・ド・ランビュール 編 ほか『作家の仕事部屋』,中央公論社,1979.5. 1900年代以前の生まれガブリエル・タルド(1843–1904)タルド 著 ほか『タルドの社会学原理』,岩波書店,1923. ガブリエル・タルド 著 ほか『模倣の法則』,而

                                                                  国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta
                                                                • 「中澤琴/中野竹子/林田民子」とされる女性の写真は芸者「深川のお松」の写真 - 電脳塵芥

                                                                  https://twitter.com/mokkorinight/status/1782546989827424268 というのがバズっていた。これに対しては歌舞伎、芸者のコスプレ写真だという指摘があって投稿者自身もそう訂正しているが、ただこの情報自体にソースはない。ちなみに投稿者は写真の女性を「中澤琴」ととして紹介しているが*1、「中野竹子」と紹介されたり*2、「林田民子」と紹介されたりと*3、かなり人物はブレて紹介されている。要はこの写真の女性は「誰か」わからないのである。結論から言うと、実際にこの女性は誰であるかは分からない。ただ沼田市を拠点にしたプロジェクトのJosyu Entertainmentという「中澤琴新徴組」ではこの女性を含む写真を「※写真はイメージです」というキャプションを付けながらも使用していたりと、注釈を付けながらもちょっと危うい使用をしている。 そしてこの写真だが

                                                                    「中澤琴/中野竹子/林田民子」とされる女性の写真は芸者「深川のお松」の写真 - 電脳塵芥
                                                                  • 書籍産業を再生せよ:びっくりするほど遅れている書店と出版ビジネス

                                                                    最近いろいろな方と話をしていていると知識量が薄いと感じることが増えてきました。私も物知りではありませんが、興味があるので知ろうとする力はあると思います。ですが、多くの方は知ろうとしなくても勝手に入ってくる、それを読み流して知った気になる、そんな世界にみえるのです。 理由は簡単で、スマホを通じたネット情報が主流となってきたからです。同時に現代人は忙しくなったとされます。ただ、ここが不思議なんです。便利になったのになぜ忙しくなったのか、論理的に説明できる方がいれば教えていただきたいのですが、私の感覚では忙しくなったのではなく、忙しくなった気になっているだけではないかと思うです。つまり、実態としてなにかやることが増えたわけではなく、スマホいじりに忙殺されているだけではないかという仮説です。 さて、忙しいことになっているので当然、書籍は読まなくなります。いや、読まない理由を作ったといってよいでしょ

                                                                      書籍産業を再生せよ:びっくりするほど遅れている書店と出版ビジネス
                                                                    • 鳥獣戯画をマンガアプリの広告にする

                                                                      1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:親知らずを語れ~麻酔で歌う、走って逃げる、バナナをもらう > 個人サイト webやぎの目 マンガアプリの広告あるある まずはあのフォーマットを観察した。 デイリーポータルZで過去に載せた マンガでわかる「マンガでわかる」を題材にマンガアプリ広告を作ってみよう。 こういうのよく見ますよね。 要素を解説するとこうなっている。 セリフを読まなくてもストーリーが理解できるようにマンガの上に大きく文字が載っている。ニュアンスのあるセリフでもはっきりと「復讐を誓った」と分かりやすく書かれるのが特徴だ。 夏目漱石が「月が綺麗ですね」と言ってもきっと「漱石、ついに告白…!」と書かれるだろう

                                                                        鳥獣戯画をマンガアプリの広告にする
                                                                      • 大正時代のキラキラネーム「麿女鬼久壽老八重千代子」さんは実在したのか?

                                                                        1929(昭和4)年に刊行された『姓名の研究』という本に載っている、大正時代の「キラキラネーム」が面白いので紹介します。 ※本文中の引用画像は、出典を記してないものはすべて荒木良造『姓名の研究』昭和4年復刻版です、文中での敬称は略します。 奇抜な名前をつける人は昔からいた アクロバティックな漢字の読み方をさせるような、いわゆる「キラキラネーム」を子供につけるひとがふえているといわれています。こういった「奇抜な名前」をつけるひとは昔から一定数いました。 明治大正時代から昭和時代のそういった「珍名」さんをやたらと集めてまとめた本があります。荒木良造著の『姓名の研究』という本です。 荒木良造『姓名の研究』 著者の荒木良造氏は、彼の他の著書『名乗辞典』の略歴によると、1910(明治43)年、東京帝国大学国文科を卒業後、文部省国語調査委員会嘱託、1918(大正7)年〜1942(昭和17)年まで同志社

                                                                          大正時代のキラキラネーム「麿女鬼久壽老八重千代子」さんは実在したのか?
                                                                        • 夢のようなナポリタンを食べたい~東急沿線さんぽ

                                                                          1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:福しんを好きになった5つの理由 ナポリタンを食べたい ナポリタン。母が作ってくれた冷蔵庫の食材を適当に入れて、味付けはケチャップだけのナポリタン、喫茶店の少しだけこだわったナポリタン、サイゼリヤで食べた気がしたけど今、メニュー表を見たらなかったナポリタン。色々なナポリタンがある。ようするにナポリタンだ。 ナポリタンを食べるために、渋谷へ行った。ナポリタンがありそうなお店を歩いて探す。ナポリタンに対する思いが自分とナポリタンをつなげてくれたのかもしれない。ぶらぶらしていたらあった。本当はグーグルマップで確認しながら行った。 スパゲッティーのパンチョ。 ナポリタン専門店のチェーン店だ。専門店という名前の響き、もうお

                                                                            夢のようなナポリタンを食べたい~東急沿線さんぽ
                                                                          • 小山田圭吾氏いじめ記事に関する検証 その1. 拡散までの経緯、初期報道の問題点 - kobeniの日記

                                                                            ※90年代に出版された雑誌記事に書かれた、いじめや暴力に関する具体的な記述を含みます。ご注意下さい。 小山田圭吾氏が開会式の作曲担当と公表されてから、ずっとこの問題を追いかけている。本件はいわゆる「キャンセルカルチャー」の代表例として語られることが多いが、事実確認が曖昧なままバッシングが加熱した事実がある。整理して見やすくするためブログにまとめることにした。追加で確認できたことは加え、一部訂正も含む。 最初に本記事の趣旨をまとめると 小山田圭吾氏が「いじめ」に関してインタビューで答えたのは 「ロッキング・オン ・JAPAN(1994年1月号、いじめに関する記述はP.30に記載)」 「クイック・ジャパン(1995年7月27日 Vol.3号「村上清のいじめ紀行」という企画)」 ※現在はインターネット上で、上記の2記事を全文読むことができる。 ※ロッキング・オン・JAPANについてはkobeni

                                                                              小山田圭吾氏いじめ記事に関する検証 その1. 拡散までの経緯、初期報道の問題点 - kobeniの日記
                                                                            • 国会図書館「デジタルコレクション」の恩恵 - Apeman’s diary

                                                                              著作権が消滅した資料をデジタル化して利用可能にする国立国会図書館の「デジタルコレクション」が近年大幅に拡充されたことはご存じの方も多いかと思います。国会図書館に出向かなくても自宅から閲覧できる資料が増え(利用者アカウントは必要なケースが多いですが)ています。戦前戦中期の文献だけでなく、意外と新しいものも閲覧可能になっていますので、アジア太平洋戦争の従軍記や部隊史など、古書店をまわるか所蔵している図書館を探すしかなかった文献も利用可能になりました。 たとえば第十軍の憲兵だった上砂勝七憲兵少将(敗戦時)の『憲兵三十一年』もこの通り自宅にいながらにして閲覧できるようになっています。かつては地元の図書館を通じて国会図書館から複写を依頼していたことを考えるとずいぶん楽になりました。 『憲兵三十一年』奥付 雑誌『偕行』も閲覧できますので、連載「証言による南京戦史」も自在に読めるようになりました。 『偕

                                                                                国会図書館「デジタルコレクション」の恩恵 - Apeman’s diary
                                                                              • 明治時代から存在するものだけで1日を過ごしたい in銀座

                                                                                身の回りにある何気ないものでも、そのルーツを調べてみると意外に古いことがある。 文明開化の象徴である銀座あたりに行けば、明治時代(1868年〜1912年)からあるものだけで一日を送れたりしないだろうか。 軽い気持ちではじめてみたら、これがなかなか充実の一日となった。 明治5年(1872年)、日本最初の鉄道駅である旧新橋停車場からはじめたい 旧新橋停車場復元駅舎 最初に向かった場所はここだ。 現在の汐留駅のすぐ側にあるのが、教科書で必ず習うあの「新橋ー横浜間に日本初の鉄道が開通」の新橋駅である。 関東大震災で焼失したが2003年同位置に復元。地下に眠る正面階段などの遺構も見学できる アメリカ人が設計したという外観は思ったよりシンプルだ。江戸時代の石蔵っぽくもみえ、当時の人は案外すんなり受け入れてたのかもなと思う。 線路も創業時に近い形で復元展示されている ここから1日かけて銀座、京橋、日比谷

                                                                                  明治時代から存在するものだけで1日を過ごしたい in銀座
                                                                                • openBDからのお知らせ : 2023年7月25日 : 「openBD API(バージョン1)」の提供終了について

                                                                                  2023年7月25日更新 openBDプロジェクト(カーリル・版元ドットコム)は書誌情報・書影を、だれでも自由に使える、高速なAPIで提供することを目的にスタートしました。出版社団体である版元ドットコムの会員社が提供するデータだけではなく、版元ドットコムが受信している、出版情報登録センター(JPRO)のデータを含めることで、網羅率の高い書誌・書影情報の配信が実現しました。 2017年から始まったサービスは今年で7年目を迎えました。 現在、高いデータ網羅率と、高速で使いやすいAPIが評価され、毎日500万リクエスト以上のAPI要求を処理しており、書誌・書影情報へのニーズの高まりとともに利用が増加しておりました。 2023年6月5日から、JPROから版元ドットコムへのデータ配信が停止され、版元ドットコム会員社以外のopenBDのデータ更新が停止しました。openBDが提唱する「書誌情報・書影を