ピンホールカメラというものがある。小さな針穴から入った光により写真を撮るカメラのことだ。 これまで僕は写真はレンズで決まると思っていた。いいレンズを使えばきれいな写真が撮れるのだと。だけどピンホールカメラにはそもそもレンズがない。いいとか悪いとかそういう議論ではなく、そのものがないのだ。その潔さに前々から興味はあったのだけど正直本当に写るのかどうか半信半疑でもあった。 そんなおり、たまたま4月24日が世界ピンホール写真デーであることを知った。この日は世界中のピンホール好きが一斉に自慢のピンホールカメラで写真を撮るのだそうな。それは放ってはおけない、せっかくの機会なのでこの世界的なムーブメントに乗じてピンホールデビューしてみることにしました。 (安藤 昌教) なにはともあれ作ってみます 早速ピンホールカメラを作ってみよう。本やネットで調べると、どうやら空き缶や木の箱とかでも作れてしまうらしい
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