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ブックマーク / natrom.hatenablog.com (17)

  • 若年性脳梗塞が増えているというのは本当か? - NATROMのブログ

    日刊ゲンダイDIGITALに若年性脳梗塞についての記事が載った。「若年性の患者数はこの10年で5割も増えている」のだそうだ。 ■患者数は10年で5割増 ゆとり世代で「突然死」急増のナゼ | 日刊ゲンダイDIGITAL 脳梗塞といえば中高年以上の病と思いがちだが、最近20、30代に増えているという。テレビ東京アナウンサーの大橋未歩(発症時34)など、30代前半の発症例も珍しくないが、ここ数年、ゆとり世代の脳梗塞患者が目立つというのだ。 「いわゆる『若年性脳梗塞』は医学的定義では50代未満です。ただ近年、ストレス要因を中心とした20代の発症例は増えています」(山野医療専門学校副校長で医学博士の中原英臣氏) 年間7万人が死亡する脳梗塞のうち、若年性は約1割。若年性の患者数はこの10年で5割も増えている。 臨床的な感覚では若年性脳梗塞が「10年で5割増加」しているようには思えないので調べてみようと

    若年性脳梗塞が増えているというのは本当か? - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2016/07/26
    この「心理学博士」の「鈴木丈織」氏。学位取得したのが「UCユニオン大学」とのことで(https://lcr.jp/staff/suzuki.html)。多分、ディプロマ・ミルってやつですよね?
  • 不確かな診断の弊害。ADHDと慢性ライム病を例に。 - NATROMのブログ

    「医療化」って問題があります。ぶっちゃけ単純に言いますと、医療化とは、必ずしも医療を必要としない状態を病気にしたてあげて治療の対象にしちゃうってことです。医学だけをやってるとあまり医療化の問題になかなか気付かないんですが、幸いなことに私はネットなどで非医療者のいろんな人に教えていただきました。 日常診療でも、「これって医療化ちゃう?」なんて例はよくあります。たとえば、脱水のない人に対する点滴。純粋に医学的には点滴の必要がなくとも、点滴を希望する患者さんがいらっしゃいます。なぜ点滴を希望するかをよく聞いてみると、「いつも開業医に点滴を勧められた」という事例があります。そのときは脱水があった(脱水が改善して症状がよくなった成功体験が点滴希望につながる)、とか、患者さんの不安をとるために便宜的に点滴を行った、とか、いろいろな理由はあるでしょうが、「あの開業医、もしかして患者さんを受診させて儲ける

    不確かな診断の弊害。ADHDと慢性ライム病を例に。 - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2013/06/19
    「医療化」の問題についての丁寧な解説。専門家以外も分かりやすいと思う。ちゃんと読めばの話だけど。
  • ローレンツと体罰 - NATROMのブログ

    『体罰は教育です!』『子供には「体罰を受ける権利」があります』と主張する、「体罰の会」というサイトに、コンラート・ローレンツに関する記載があった。 ■**体罰の会** 水が高いところから低いところに流れるように、学級生徒の中に怠惰な者がいて、それに対して教師が何らの教育的矯正をなさないとしたら、学級全体が怠惰を是認することになって、克己心を持って研鑽している他の生徒にも悪影響を与えます。その結果、学級全体の生徒の進歩が遅れ、学級の秩序が乱れます。 そのことを動物行動学を確立してノーベル賞を受賞したコンラート・ローレンツが科学的に証明しました。それは、「種内攻撃は悪ではなく善である」ということです。ここで「善」というのは、種族保存のために必要な秩序維持に必要不可欠なことを意味します。決して、理性的、宗教的に判断した「善」のことではありません。善悪は、理性で決するものではなく、固体と種族の

    ローレンツと体罰 - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2013/01/29
    面白い。読むべし
  • サードハンドスモーク ―疫学では見えないリスク― - NATROMのブログ

    における受動喫煙による超過死亡数は年間約6800人という推計がある*1。この推計は疫学的に「見える」リスクに基づいて計算されたものである。セカンドハンドスモーク(二次喫煙)のリスクは疫学的に見える。セカンドハンドスモークとは燃えている煙草の端からの煙や喫煙中の人の吐く煙のことで、一般的にいう受動喫煙のことである。 比較的新しい概念であるが、サードハンドスモーク(三次喫煙)と呼ばれるものもある。サードハンドスモークとは、衣服や髪、家具などの屋内環境に残留するタバコの汚染物質のことである*2。たとえば、非喫煙者の親が外でセカンドハンドスモークにさらされ、服を着替えずに帰宅すれば、家の中にいる子はサードハンドスモークに曝露するというわけである。ProtanoとVitaliは、「セカンドハンドスモークという用語を受動喫煙と同じ意味で使うのはもはや適切でない」と述べている。受動喫煙はセカンドハン

    サードハンドスモーク ―疫学では見えないリスク― - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2012/04/13
    「サードハンドスモーク」って言葉は知らなかった。リスクをゼロにしてくれという気はさらさらないけど、分煙するならするでちゃんとして欲しいとは思う
  • 日本医師会が混合診療解禁に反対する理由 - NATROMのブログ

    ■混合診療のメリットとデメリットというエントリーに対し、「日医師会はなぜ混合診療に反対しているのか」という質問が寄せられた。日医師会の公的なコメントは、■混合診療ってなに?〜混合診療の意味するものと危険性〜などで読める。この主張を、利権団体のポジショントークかもしれないと疑うのは、適切な懐疑であろう。日医師会が、主に開業医の意見を代表しがちであることはよく知られているところである。 たとえば、池田信夫氏は、日医師会が反対するのは「被害妄想」「卑しい既得権のレトリック」だとしている。 ■池田信夫 blog : 医師会はなぜ混合診療をいやがるのか - ライブドアブログ 何のために、こんな世界にも類のない規制をしているのだろうか。医師会は「混合診療を認めたら、金のある人だけが高度医療を受けられるようになって格差が広がる」と主張しているが、そんなことはありえない。必要な高度医療の多くは保険

    日本医師会が混合診療解禁に反対する理由 - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/12/05
    同業者は読むべしですよ
  • 「1年1ミリを被曝すると、ガンにかかって死ぬ可能性が2倍に増える」? - NATROMのブログ

    武田邦彦氏が、「1年1ミリを被曝すると、ガンにかかって死ぬ可能性が2倍に増える」と主張している。 ■武田邦彦 (中部大学): 甘く見られないように(2)・・・「どうせガンは多いのだから」 1年で死亡する日人は、約110万人だ。人口が1億2000万あまりで、平均寿命が83歳ぐらいで、今でも少し平均寿命が延びているので、計算はおおよそ合っている。 その中で、死亡の原因がガンの人は、男性が20万人、女性が13万人で合計33万人だから、ちょうど30%に当たる。私が国会の委員会で参考人陳述をしたとき、原子力安全委員長を経験した高官が同時に陳述をしたが、そのときに「ガンは30%、あるいは50%と言ってよい」と自分の論旨に都合の良いように数字を誤魔化していた。 病気や公害などでの被害者数を示すときには「10万人あたり」で示すことが多いが、ここではもっと直接的な感覚で比較したいので、福島原発で被曝した人

    「1年1ミリを被曝すると、ガンにかかって死ぬ可能性が2倍に増える」? - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/08/23
    いつもの武田氏ですが、まあ読んだ方がいいっすよね
  • 福島の土のレメディが売られるわけ - NATROMのブログ

    ホメオパシージャパン株式会社から、「福島で採取した土を希釈振とうして出来たレメディー」が販売された。 ■ホメオパシージャパン株式会社*1 このたび「RA Fukushima 1-S-2」(福島で採取した土を希釈振とうして出来たレメディー)を 7月23日(土)に新発売いたします まあ、ベルリンの壁のレメディがあるぐらいだから、福島の土のレメディがあってもおかしくはなかろう。おそらくは「放射能」に効果があると主張されるのであろうが、ホメオパシージャパン株式会社のページには、効果効能は書かれていない。それもそのはず、ホメオパシージャパン株式会社は、「品」を売っているのであるから、医薬品的な効果効能を謳うと薬事法違反となる。何か薬物の含まれたものを品と称して売れば問題だが、「福島で採取した土を希釈振とうして出来たレメディー」は、どんなに成分を詳しく調べてもほぼ100%が糖である。 効果効能を謳

    福島の土のレメディが売られるわけ - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/07/25
    実にわかりやすいまとめ。この「福島で採取した土を希釈振とうして出来たレメディー」のページは見たけど「効能」は書いてないので、なんのこっちゃと思ったのですよね
  • 武田邦彦氏の誠実さ - NATROMのブログ

    武田邦彦氏が、ブログにて、牛乳の危険性について指摘している。福島、茨城、千葉の牛乳が大量に西日に送られ、「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」がまぜられていることをほのめかしている。さらに、業者の方へ、「正直で誠実」であることを求めている。 ■武田邦彦 (中部大学): 誠実な社会を取り戻したい・・・牛乳と柏市の放射線*1 さて、武田氏のブログの内容は、7月11日の執筆当初と7月12日現在の分は微妙に異なっている。「2011年7月11日 15:56 」時点と、「2011年7月12日 10:19 」時点で比較をしてみよう。旧とあるのが、7月11日バージョン、新とあるのが7月12日である。 納めていることも分かってきました→納めているという情報もあります 「混ぜてベクレルを下げる」ということをしているのです→ということもなされるでしょう 放射性物質を薄めていることを自ら発表してください→すべて公開

    武田邦彦氏の誠実さ - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/07/12
    いつものネタですが必読
  • 放射線被ばくで集患を - NATROMのブログ

    もしあなたが関東近辺の開業医で、クリニックがつぶれそうになっていたら、放射線被ばくとさまざまな症状を積極的に結びつけるとよい結果を産むかもしれない。鼻血や下痢などの症状が低線量の放射線被ばくで起きることは医学的には考えにくく、医師としての良心が残っているならば、安易にそうした症状と放射線を結びつけることはできない。また、周辺の医療機関からの信用もガタ落ちだろう。しかしながら、需要はある。 被ばくがあろうとなかろうと、常に下痢や鼻血は生じている。原因が明確でないこともいくらでもある。下痢の多くは感染によるものであるが、感染源や起炎菌が明らかになるほうが少ない。鼻出血も半数以上が特発性、つまり原因は不明である。しかし、原因が不明であると患者は不安に思う。原発事故の後に下痢や鼻血が生じたら、被ばくが原因ではないかと疑うのは、人の心の働きとしては当たり前のことだ。臨床医の役割は、そうした不安を理解

    放射線被ばくで集患を - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/06/20
    「「その症状は放射線のせいでしょうね」という一言だけで、患者はあなたのクリニックに集まる」ホントに出てきそうで困る。本来その需要は精神科領域のものである気はするけど
  • ハーネマンアカデミー学長の永松昌泰氏は断薬の危険性について十分に説明しているのか? - NATROMのブログ

    ホメオパシー医学協会のホメオパスでもある助産師が、新生児に対しビタミンKシロップを与えず、新生児がビタミンK欠乏性出血症によって死亡した「ビタミンK不投与事件」はいまだ記憶に新しい。日ホメオパシー医学協会以外にも、ホメオパシー団体はいくつかあり、永松昌泰氏が代表を務める日ホメオパシー振興会は、以下に引用するような見解を出した。 ■<7/31、8/5付 朝日新聞に掲載されたホメオパシー関連の記事について>  日ホメオパシー振興会 今回の事件が、あたかも「ホメオパシーそのもの」によって起こったことのように報じられています。前回の見解でも述べましたように、VK2シロップの代替として「ホメオパシーレメディーVK2」なるものを投与すること自体、「来のホメオパシー」ではありません。日ホメオパシー振興会が普及しております「来のホメオパシー」においては、そのような無意味かつ危険な行為はあり

    ハーネマンアカデミー学長の永松昌泰氏は断薬の危険性について十分に説明しているのか? - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/06/06
    日本ホメオパシー振興会代表永松氏のブログでのやりとり。しかし「「正しくない質問」には、シンプルにはお答えできません」ってものすごい傲慢な物言いだね
  • 武田邦彦氏の過去の発言を検証してみる - NATROMのブログ

    ネットでは武田邦彦氏を信用している人がそれなりにいる。武田邦彦氏を信用する理由もさまざまあるだろうが、「『御用学者』たちは原子力発電所は安全だなどと言っていた。武田氏は震災前から原発の危険性を指摘していた」「政府は言うことがコロコロ変わっている。武田氏のほうが信用できる」というものがあるようだ。少なくとも、そのような理由で、武田氏を信用するのは妥当ではないと私は考える。武田氏は、震災前は原発は安全だと言っていたし、震災前後で言っていることがコロコロ変わっているからだ。いくつか引用し、検証してみよう。強調はすべて引用者による。引用部分や強調が恣意的ではないか、という批判が予測される。引用元はすべて明示しているので、恣意的な引用がなされていないかどうかは、読者は適宜検証をおこなって欲しい。武田氏は、しばしば、引用元を明示せずに論評を行うが、私の引用の仕方を気にするような人は、武田氏はさらに信用

    武田邦彦氏の過去の発言を検証してみる - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/04/15
    「信用するべきでないと考える理由」「疫学に関する知識の欠如、知識の乏しい分野における慎重さの欠如、批判相手の主張を正確に引用しない/引用元を明示しない議論の方法、リスクを比較するという概念の欠如」
  • 作業員の自己造血幹細胞の事前採取の是非は誰にもわからない - NATROMのブログ

    大量被ばく時に備え、福島第一原発の作業員の造血幹細胞を事前に採取・保存しようとする提言がある。仮に大量被ばくが起こった場合、あらかじめ自己造血幹細胞が保存されていれば、治療の選択肢が増え、患者のメリットになることはほぼ間違いない。しかし一方で、造血幹細胞の採取はほぼ安全であるとは言え、リスクが皆無というわけではない。また、造血幹細胞を採取する処置によって、原発での作業に伴うリスクが増える可能性がある。造血幹細胞の事前採取をしたほうがいいかにどうかについては、不確定要素が大きく、現時点で結論を出すことはできないと私は考える。 造血幹細胞とは何か?なぜ大量被ばく時に造血幹細胞移植が必要なのか? 血液中に含まれる細胞成分(白血球、赤血球、血小板)を、血球と呼ぶ。すべての血球は、造血幹細胞という細胞に由来する(図)。血球には寿命があるが、造血幹細胞が分裂・増殖し、適宜それぞれの血球に分化することで

    作業員の自己造血幹細胞の事前採取の是非は誰にもわからない - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/04/04
    どちらにしても「世間」の憤りは収められないのよね
  • 日本の幼児死亡率と中国製のベビーフードに関係があるとは言えない - NATROMのブログ

    2022年8月8日追記:元の「世界最悪の日の幼児死亡率の原因は中国製のベビーフードだったんだよ!!」を改め、改題しました。なぜなら、皮肉であることを読み取れない人が一定数いるからです。 Youtubeの動画。「元データはチャンネル桜 2008.07.24 闘論!倒論!討論!糧問題と資源外交」とのこと。再生回数は3万回超。 ■幼児死亡率が世界最悪の日 原因は中国製のベビーフード その他危険野菜等中国品で日人が抹殺されかねない 内容は、おおむね「世界最悪の日の幼児死亡率の原因は中国製のベビーフードだったんだよ!!」と言っているようなものだった。水間政憲というジャーナリストが、国内産100%のものに比較して、中国産の品を使っているベビーフードに、「鉛が数十倍入っている」という独自の調査を行ったことと、日における1歳から4歳児の死亡率が「世界で最悪」であるという2005年の厚生労働

    日本の幼児死亡率と中国製のベビーフードに関係があるとは言えない - NATROMのブログ
  • おっぱいを想像力で大きくする - NATROMのブログ

    プラセボ効果について調べていると、「心が身体に影響する例」という文脈で、自己催眠で女性の胸を大きくできるという話があった。プラセボが痛みや不安をとることはよく知られているが、身体疾患に対しての効果には議論がある。一般的に、プラセボは精神症状と比較して身体症状には効果は劣るとされている。プラセボではなく自己催眠ではあるが、催眠だけで胸が大きくなるという主張には懐疑的にならざるを得ない。研究内容を検討しようとしたが、オリジナルの論文までは入手できなかったが、ネットでかような情報を発見した。一応は、eduドメイン。8ページの後半あたりから。 ■Pilgrimage, Therapy, and the Relationship Between Healing and Imagination(PDFファイル) In five separate studies (Honoites 1977; LeCr

    おっぱいを想像力で大きくする - NATROMのブログ
    rotemeister
    rotemeister 2011/02/25
    おっぱい!おっぱい!
  • なぜ丙午の年に乳児死亡率が高いのか - NATROMのブログ

    丙午(ひのえうま)の年に出生率が低下することはよく知られている。ウィキペディアの丙午の項によると、「この年に生まれた女性は気が強い」「一般庶民の間では、この年生まれの女性は気性が激しく、夫を尻に敷き、夫の命を縮める(男をい殺す)とされ」たとのことである。迷信ではあるが、迷信を信じている人が一定数いれば、迷信を信じていない親にも丙午の年の出産を避けるインセンティブが働く。最近では昭和41年つまり1966年が丙午であったが、その前後の年と比較して出生率が減った。 ここまでは別に不思議ではないのだが、丙午の年は、出生率が減っただけでなく、乳児死亡率が高かったのだ。私はこのことを基礎から学ぶ楽しい疫学というで知ったのだが、このには丙午の年に乳児死亡率が高い理由も同時に述べてあったので、考える暇がなかった。答えはこのエントリーの下の方に書いてあるので、クイズとして楽しみたい方は、途中までで読む

    なぜ丙午の年に乳児死亡率が高いのか - NATROMのブログ
  • 血液型性格診断と偏見 - NATROMのブログ

    もし私が、「血液型と性格には関係がある」という立場でディベートする羽目になったら、能見正比古・俊賢の主張をさっくり全否定することから始める。「能見親子による血液型人間学はダメダメでトンデモでありえないよねー。でも、それはそれとして、血液型と性格に関係がないとは言えないんじゃないかな」てな具合。ダメな肯定論があるからって、必ずしも肯定論が間違っているわけではないという理屈だ。しかし、どういうわけか、血液型と性格の関係に肯定的な人は、能見親子の主張に対しても肯定的であるケースを散見する。 ■血液型性格判断は科学である必要などない。(ひとよみにっき)*1 このあたり、どうも違和感を感じるのですが、やっぱり大きな問題は、「能見正比古」という、血液型と性格の関係性の元となるタイプを書いた、もっとも偉大な作家が、すでにお亡くなりになってしまっていると言うことが、すべての不幸の始まりなんだろうなと思いま

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  • どうして日本は癌大国になってしまったのか? - NATROMの日記 - NATROM 2009/07/25 10:01

    癌大国であることはむしろ誇りである 日人の死因の1位は悪性新生物(癌)である。1980年ごろから、脳血管疾患を抜いた。WHO Mortality Database*1で調べてみると、2006年で日の総死亡数は108万4450人、うち悪性新生物が原因なのが32万9314人で、総死亡の30.4%を占める。ちなみに、イギリス 27.0%、アメリカ合衆国 22.8%、イタリア 27.0%、ドイツ 25.7%、フランス 28.2%であった。ダントツとはいえないまでも、日は確かに癌による死亡率は高い。ではその原因は?「化学物質」「物添加物」による汚染や、「放射線」「石油から作った薬」などの不適切な医療が原因だという主張もあるが、間違いである。以下は、生活の変化が原因だという主張。 ■どうして日は癌大国になってしまったのか?(と健康)*2 今日で、ようやく育に取り組み始めてきましたが、

    どうして日本は癌大国になってしまったのか? - NATROMの日記 - NATROM 2009/07/25 10:01
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