2日午前10時25分頃、富山市一番町の国道41号交差点で、路面電車環状線「セントラム」(乗員乗客36人)と乗用車が衝突した。 けが人はなかった。12月30日にも同じ交差点でセントラムと乗用車が接触しており、開業11日で2件目の事故。 富山中央署の発表によると、同市の女性介護士(45)の乗用車が交差点を右折しようとして、後ろから来たセントラムが右側面にぶつかった。弾みで乗用車は交差点内にいた同市の男性医師(30)の乗用車と接触した。セントラムが交差点に進入中に、右折信号が点灯したという。現場は渋滞していた。 富山地方鉄道によると、事故が起きたのは銀の車両で、グランドプラザ前で約30分停車した後、傷やバンパーのへこみが見つかり、南富山車両区に回送した。環状線は約30分運行が止まった後、午前11時から午後2時40分頃まで、白車両のみが20分間隔で運行した。