日本製鋼所室蘭製作所(室蘭市茶津町、早川保所長)が製造する風力発電機(風車)が平成22年度、初めて新規稼働国内シェア1位になった。風力発電事業の最大手、ユーラスエナジーホールディングス(本社東京)の国見山ウインドファーム(鹿児島県)など全国4カ所の風力発電所に約40基を納入し、前年度比7ポイント増の32%を占めた。ギアや増速機がないことから故障がしにくく、メンテナンスも容易な点が風力発電事業者に評価されたとみられる。 同所は18年度から2千キロワット級永久磁石励磁同期ギアレス風力発電機(JSW―J82)の一貫製造・販売に着手。ギア、増速機などを使用せず、部品数が比較的少ないため、他形式の製品より故障が少なくメンテナンスコストも低いとされる。 こうした点が風力発電事業者の人気を集め、国内シェアを徐々に広げて21年度は2位の25%。22年度は国の風力発電補助制度導入論議の停滞で発電プラント新
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