維新の党共同代表の橋下徹氏(大阪市長)は16日、衆院選での維新の獲得議席が改選前から1減の41議席となったことについて、擁立した候補者の約半数が落選したとして「負けだ」と総括した。 一方、過去最低の投票率23・59%を記録した自身の出直し市長選が批判的に報道されたにもかかわらず、戦後最低の投票率52・66%を記録した今回の衆院選が同様に批判されていないとして、激高。記者団に「(衆院選は意味がないと)言えよ」と声を荒らげるなどし、取材を打ち切った。 橋下氏は衆院選後、初の登庁となり、記者団の取材に応じたが、序盤から「投票率のところの報道が弱い。メディアは過去最低の投票率だった出直し市長選を『意味がない』と散々批判したのだから、今回も、もっと批判するべきだ」と持論を展開。記者団とのやり取りでヒートアップしていき、「(衆院選は意味がないと)言えよ」と迫った。 記者団から「出直し市長選について『意