人名用漢字の新字旧字のネタを探すべく、昔の『家庭裁判月報』をチェックしていたところ、第31巻8号(昭和54年8月号)のpp.64-68に、以下の事件[東京高等裁判所昭和53年(ラ)第691号、昭和53年11月2日決定]を見つけた。 抗告人は、昭和46年9月11日、スペイン国マドリッド市において出生し、抗告人の親権者らにおいて「碧」(「みどり」と読む。)と命名したが、この「碧」は、戸籍法施行規則60条所定の当用漢字表、人名用漢字別表及び人名用漢字追加表のいずれにも掲げられていない文字であるため、戸籍係(在スペイン国大使)に出生届出の受理を拒否され、やむなく同親権者らは「碧」の文字を筆順に分解した「王白石」を抗告人の名として出生届出をし、その改名を将来に求めることとし、以来、抗告人は、戸籍上の名とは別に、通名として「碧」を使用していることが認められる。 昭和46年の時点では『人名用漢字追加表』
小川さんのとこにコメントしながら、新常用漢字表に検索サイトがどの程度対応しているのか、ちょっと調べてみた。 「𠮟」: biglobe bing excite goo google infoseek yahoo 「塡」: biglobe bing excite goo google infoseek yahoo 「剝」: biglobe bing excite goo google infoseek yahoo 「頰」: biglobe bing excite goo google infoseek yahoo これを見た限りでは、gooは中がEUC-JP、exciteは中がShift_JISらしく、UTF-8サポートとは言いがたい。その他のサイトは、3バイトのUTF-8は検索できたが、4バイトのUTF-8を検索できたのは唯一googleだけだった。うーむ、新常用漢字表をサポートできる検索
例えば、次の言葉の意味を知りたい、聞いたことがあるけどよく分かっていないプログラマにとって、お勧めの書籍だ。Unicode/UTF-8/UTF-16/USC-2/JIS X0208/JIS X0212/JIS X0213/SJIS/EUC-JP/CP932/ISO-2022-JP/ASCII/Latin-1/ISO 10646/ISO 8859-1/サロゲートペア/文字化け/機種依存文字/半角カナ/絵文字… JIS X0208やJIS X0213の解説などは圧巻である。書籍にはWebにない利点がある。Webには即時性があるが、文字コードの解説においては、即時性はそれほど求められない。字体ないし字形の差異についてWebではその字体ないし字形がなければ表現しようがないが、書籍であれば細部までこだわって表現できる。 例えば、包摂された「辻」という字の一点しんにょうと二点しんにょうの字体の差はWe
■ハードル高いがくすぶる移籍論 新潟県のしっぽでいるより、海を土産に長野県に「婿入り」した方が大切にされるはず――。糸魚川市の一部市議や経営者などの間では、長野県への移籍論がくすぶっている。ハードルは高く具体的な動きにまではなっていないものの、市の置かれた状況や北陸新幹線開業などの将来を見据えると、そんな構想が話題になるのも無理はない。 (遠藤雄二) ◇ 「道州制が動き出したとき、糸魚川は新潟県としてついていかなくちゃいけないもんでしょうか。長野県と合併することで、姫川港や高規格道路(糸魚川―長野県松本市)の整備が促進されるのではありませんか」 2008年6月、糸魚川市議会の一般質問で古畑浩一市議は、長野県に移るという思い切った案を米田徹市長にぶつけた。南側の県境で接し、生活や経済面で関係が深い長野県小谷(おたり)村と合併した上で、長野県に「婿入り」するという構想だ。 小谷村は
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