市販車で世界最強・最速のエンジンといえば、日産自動車「GT-R」に搭載された「VR38 DETT」であることに異論を挟む余地はないだろう。 2019年6月に発売されたGT-Rの「50th Anniversary」を雨の横浜で試乗すると、アクセルを半分程度踏み込んだ瞬間に、1900rpmくらいから始まるリニアな加速感と操舵にフィットしたドライバーとの一体感に心が弾んだ。 市街地のウェット路でも安心して小気味よく運転できる。6速DCT(2系統クラッチ変速機)は本当に絶妙のタイミングでつないでくれて、VR38 DETTエンジンとクルマ全体の融合を体感できた。 このVR38 DETTの市場投入は2007年。V型6気筒エンジンで、市販車用にしては珍しく、車両とともにほぼ毎年改良している。リソースと開発期間からみて、通常は考えられない頻度だ。日産の象徴たるGT-Rへのこだわりだろう。 当初は357kW
遡ること数日。9月29日の夜、筆者のスマホに日産自動車の「無資格者による完成車検査」という衝撃的なニュース速報が飛び込んできた。金曜日の夜の記者会見ということで、世間はすっかり週末モードだったが、業界では最重要の話題として注目を集めた。当然、筆者もその展開を固唾を呑んで見守っていた。明けて月曜日、ようやく同社の西川社長が会見するに至ったが、「あまりに呑気で遅すぎる対応」というのが大方の業界関係者の受けた印象だった。 ところが、世間の反応は“それほど”でも無いというのが正直なところだ。記憶に新しい、三菱自動車の「燃費不正問題」の時の大騒ぎと比べると、“冷静”と言うよりは、むしろ“ピン”ときていないという表現がしっくりくるのではないかといった感じだ。国土交通省は「制度の根幹を揺るがす問題」として、日産の管理体制を厳しく問う方針とはいうものの、今回の騒動のいったい何が問題なのか?多くのユーザーが
日産自動車は5月22日、新型『マイクラ』(日本名:『マーチ』)の欧州仕様に、新型エンジン搭載車を追加設定すると発表した。 この新型エンジンは、排気量1.0リットルの直列3気筒ガソリン自然吸気ユニット。最大出力は71psを引き出し、欧州複合モード燃費21.74km/リットル、CO2排出量103g/kmと環境性能に優れる。 日産自動車は、この1.0リットルエンジン搭載車を、新型マイクラの入門グレードに位置付け。新型マイクラの全販売台数の、およそ2割を占めると見込む。 欧州日産は、「新型マイクラは、セグメントにおけるテクノロジーリーダー。インテリジェント・レーン・インターベンションなどの安全装備を採用している」とコメントしている。 《森脇稔》
日産のミニバンの代名詞であり、2017年1月の登録車販売ランキング2位(因みに1位はノート)を獲得。1984年9月の「サニー」「ブルーバード」以来、32年ぶりに登録車販売ランキングワンツーの立役者、セレナを1200kmあまりテストしたのでそのレポートをお届けしよう。 テスト車はセレナGグレード。期間は1月19日から2月3日までの15日間。市街地や高速道路、一部ワインディングロードを含め1200kmほどを走行したが、今回はクルマの性格を考慮し、コーナーを攻めるようなことはしなかった。燃費は車載計を使用して計測した。 タイヤはブリヂストンエコピアEP150で195/65R15を履いていた。 日産 セレナの第一印象「良くも悪くも“セレナらしさ”が満載」日産自動車グローバル本社の地下駐車場でテスト車に乗り込んだ時、その視界の良さに驚かされた。C25(先々代)ほどサイドのシュプールラインの効果は感じ
「GT-Rですか?確かにスーパースポーツではあっても、あれはスーパーカーじゃないですよ。僕の中ではスーパーカーって言えば、車高が1mそこそこで、見るからにそれらしいイメージを持ったクルマです。だから、最近車高が高くなったフェラーリなんて、スーパーカーの範疇から外れちゃうんじゃないかって思うほどなんです」 こう語るのはGT-Rの開発に取り組むようになって14年、チーフ・プロダクト・スペシャリストになってすでに8年の歳月が流れる田村宏志氏の言葉である。だからこそ、GT-Rに込める熱意と情熱が言葉の端々に表れていた。確かにその動力性能や運動性能に関してはまさにスーパースポーツだと思う。しかし、ならば何故、より運動性能を高められる本格的なクーペデザインにせず、ある意味では中途半端な4シーターに拘り続けるのか?その部分を単刀直入に聞いてみた。田村氏の答えはこちらの想像した通り、 「スカイラインGT-
日産自動車は26日、タクシー用の小型ミニバン「NV200タクシー」を2015年6月下旬から全国で発売すると発表した。荷室をスーツケース4個が入る大きさにしたほか、乗り降りを助ける踏み台も付けた。同社のタクシーは、1960年に発売したセダン「セドリック」が改良を続けながら主役を担ってきた。訪日外国人の増加や高齢化を受けて、スペースが広いミニバンに転換する。後席をスライドドアにして、狭い道でもドア
日産自動車は6月9日、同社初のEV商用車『e-NV200』を、2014年10月より発売すると発表した。 e-NV200は、多目的商用バン『NV200バネット』をベースに、大容量バッテリー、モーターなど「e-パワートレイン」を組み合わせることで、NV200の室内の広さや多用途性と、EVならではの加速性と静粛性を兼ね備えたモデルとした。 パワーユニットは現行『リーフ』のe-パワートレインをベースに、減速比の最適化など商用車専用のチューニングを施したe-パワートレインを搭載。最高出力109ps、最大トルク254N・mを発揮する。航続距離は、油圧式制御ブレーキの採用により、多くの制動シーンで回生が可能になり、満充電時に185km-190km(JC08モード)を実現する。 また、走行用バッテリーから合計で最大1500Wの電力を取り出すことができるパワープラグ(100Vコンセント)を、前席側と荷室側の
日産自動車は、ダイムラー製次世代ターボエンジンを搭載した『スカイライン 200GT-t』を6月5日より発売する。価格は383万4000円~456万8400円。 ボディサイズは、全長4790(タイプSPは4890)×全幅1820×全高1450mmで、ホイールベースは2850mm。車両総重量は、200GT-tが1925kg、タイプPが1945kg、タイプSPが1955kgとなる。トランクは500リットルを確保した。 パワートレインには最高出力211ps/5500rpm、最大トルク35.7kgm/1250~3500rpmを発生する、1991cc直列4気筒エンジンに、マニュアルモード付き7速ATが組み合わされる。 HV車に採用されている「ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」は秋頃にメーカーオプションで採用予定だ。 《阿部哲也》
オートサロンでは旧車のコーナーも依然、根強い人気がある。ロッキーオートの展示スペースには全身カーボン調のハコスカやデイトナコブラと一緒に、2台のケンメリ『スカイラインGT-R』が並んでいた。そう見えたのだが、実際には違った。1台は本物のケンメリをベースにしたGT-R仕様だが、もう1台はレプリカ。何とベースになっているのはR32スカイラインだ。しかも機能や性能を大幅に充実させた、新時代のケンメリGT-Rとして仕上げられたモデルなのである。 昨年のオートサロンではマスターモデルを展示していたが、今回はいよいよ製品版として、この平成版ケンメリGT-Rを完成させたのだ。 R32スカイラインのボディパネルを剥がして、ケンメリから型取りしたFRP製のボディパネルを貼り付けることで、このケンメリクリソツのスタイリングを実現している。 R32のボディにフィットさせるために若干、寸法を変えているそうだが、は
新型スカイラインの企画は女性が担当 「ターゲットは都心のマンションに住む40前半の外資系管理職」 1 名前: ファルコンアロー(芋):2013/12/23(月) 17:45:22.53 ID:x7xtr9mo0 日産自動車は主力乗用車「スカイライン」を全面改良し、来年2月末に発売する。13代目となる新型はシリーズ初のハイブリッド車(HV)。輸入車の高級セダンに対抗する プレミアムカーを目指し、海外向け高級車ブランド「インフィニティ」のマークを車体前面に採用した。排気量3500ccのエンジンと電気モーターを組み合わせたHVシステムで、ガソリン1リットル当たりの走行距離は最も燃費がいいモデルで18・4キロ。価格は449万6100〜553万7700円。月間販売目標は200台。国内の商品企画を担当した寺田美穂・日本商品企画部リージョナルプロダクトマネージャーに開発の経緯や思いなどを聞いた。 −−タ
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