高齢者や主婦を新たな労働力として確保しようと、人手不足が深刻な飲食業や小売り業で勤務日数や時間を限定した求人が急増しています。 東京の人材サービス会社では、1日の勤務が3時間以内という短時間のパートやアルバイトの求人の扱いが急増していて、人手不足が深刻な飲食店やコンビニ、ガソリンスタンドなどが多くを占めているということです。 このうち埼玉県内にある大手ディスカウントストアの店舗では、ことし6月から、週に3日、早朝の2、3時間だけという短時間のアルバイトの求人を出したところ、高齢者を中心に20人を採用できたということです。 アルバイトを始めた69歳の女性は「仕事をしたあとに家の用事ができるので、短時間のほうが都合がいいし体力的にも安心です」と話していました。 人材サービス会社の宇佐川邦子リサーチセンター長は、「何とか人手を確保したい企業と、長時間は働くことができなかった高齢者や主婦などのニー