台湾は親日的だと思いこんでる人がびっくりしてるみたいですが、いや中国が嫌いなだけで。 そもそも、1969年にエカフェが尖閣の海底に石油があるぞといったときに、最初に騒ぎ出したのは台湾の学生たちで、台湾大学から他の大学も含めて「保衛釣魚台」運動が広がっていったわけだし。 このあたり、丸山哲史の『台湾ナショナリズム』(講談社メチエ)に書いてありますが、人様のナショナリズムというのは、頭の単純な人が思うほど都合よく単純なものでもないということかと。
日本人であること以外に誇れるモノを持たない人は、極端なナショナリズムに染まりやすい。しかし、村田諒太が日本人だからといって、同じ日本人のあなたが金メダルを取ったわけではない。内村航平が日本人だからといって、あなたが体操の達人というわけではない。スポーツを観戦するときは選手個人の技能や努力を応援すべきであって、民族意識を慰めるための道具にしてはならない。自尊心の低い人ほど「日本人であること」に固執する。なぜなら「日本人はすばらしい」という価値観に染まっていれば、なんの努力もせずに「自分はすばらしい」と思えるからだ。 ただし、事実として日本はすごい。 およそ300年の鎖国により文化的に遅れていたはずなのに、明治維新以降とてつもない速さで近代化を果たし、30年経たずに中国(清)を、40年経たずにロシアを戦争で倒している。大政奉還から70年少々で、世界最強の戦艦と戦闘機を開発し、アメリカに対してガ
精神の危機 他15篇 (岩波文庫) 作者: ポール・ヴァレリー,恒川邦夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/05/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (30件) を見る ポール・ヴァレリー『精神の危機 他十五篇』に付せられた恒川邦夫氏の「ポール・ヴァレリーにおける〈精神〉の意味」によれば、ヴァレリーは19世紀末の「ドレフュス事件」*1において「反ドレフュス」派だったという(p.506)。このことは今手許にあるヴァレリーの伝記本(清水徹『ヴァレリー――知性と感性の相剋』*2、山田直『ヴァレリー』)には載っていない。ヴァレリーは晩年ペタン元帥をマンセーするテクスト(「ペタン元帥頌」)*3も書いている。恒川氏は「「ドレフュス事件」では反ドレフュス派に与して、友人たちと袂を分かったこともあるが、ヴァレリーはいわゆる反ユダヤ主義者・人種主義者ではない
世の中にはネット右翼と呼ばれる人達がいて、多数派工作を行ったり、ある種の人や集団に対してネガティブキャンペーンを続けていたりします。 多数派工作の例 キムチチャーハンが好きな人はクラスに一人か二人 外国人参政権アンケートと組織票 外国人参政権アンケートと組織票2 産経新聞のアンケートでも ネガティブキャンペーン(デマ)の例 知らないうちにネットハラスメントに加担していませんか? 蓮舫氏の子供は北京大学に留学したのか? - 情報の海の漂流者 また、 ず's - デマの検証サイト一覧 にも、その手のデマはいくつもあります。 デマを使ったネガティブキャンペーンに効果はあるか。 結論から言うと効果があります。 ほとんどの人は、たとえ信じていなくても、見聞きした情報に影響を受けます。 例えば、カレーを食べている最中に排泄物の話をされると食べる気が失せる、というのはその例です。 食べているのはカレーで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く