関係者らのスピーチに耳をかたむけるラビア・カーディル主席(右)=14日、東京都千代田区の憲政記念館(三尾郁恵撮影) 中国から亡命したウイグル人の組織を束ねる「世界ウイグル会議」の日本開催に関し、中国の程永華駐日大使が日本の国会議員に抗議書簡を送っていた問題で、対象が与野党の100人以上になることが18日分かった。自民党有志の「日本ウイグル国会議員連盟」会長の古屋圭司衆院議員が記者会見で明らかにした。 書簡を受け取ったのは、自民、民主両党、たちあがれ日本の国会議員。議員会館の事務所に14日届いた。議連の集計では、自民党だけで100人を超えた。 古屋氏は、書簡が世界ウイグル会議を「反中国組織」と決めつけ、亡命ウイグル人組織を束ねる同会議のラビア・カーディル議長と接触しないよう求めていることを「脅迫状ともいうべき文章だ」と非難。書簡を受け取った自民党有志46人は18日、「日本への内政干渉だ」とす