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ファシズムに関するtappyonのブックマーク (3)

  • 「永遠のファシズム」ノート - 磁石と重石の発見

    ウンベルト・エーコの「永遠のファシズム」からファシズムの特徴(「原ファシズム」)として挙げられている14項目をメモとして抽出してみる。 永遠のファシズム 作者: ウンベルト・エーコ,和田忠彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/10/28メディア: 単行購入: 4人 クリック: 66回この商品を含むブログ (9件) を見る すでに id:t-hirosaka においても取り上げられているのでご参考に。(ここなど) 「永遠のファシズム」ウンベルト・エーコ/和田忠彦 訳 Umberto Eco "CINQUE SCRITTI MORALI" 以下は引用ではなく、大意の要約である。正確を期するには各センテンスの前に掲げた括弧内の数字がおおよその該当箇所なので参照されたい。 (p.38) ファシズムは確かに独裁体制ではあったが、その穏健さからいっても、またイデオロギーの思想的脆弱性から

    「永遠のファシズム」ノート - 磁石と重石の発見
  • 仮説の冒険 吉田 司 賢治のファアシズム、莞爾のファシズム

    この前、全体主義(ファシズム)のことを、わかりやすく〈反個人主義〉などと書いたが、学問的には〈主体の消去〉と重々しく規定したほうがいいらしい(笑)。するとそれは戦後平和ニッポンの企業兵士・サラリーマンたちの集団主義的性格により近くなる。〈戦前〉と〈戦後〉=〈全体主義〉と〈集団主義〉、この近似性、連続性はどこから出てきたのか!? そこで今回は少しく学問をしよう=評論家・柄谷行人の講義を受ける。これは1997年『宮澤賢治殺人事件』を出版したとき、『批評空間』(1997、11-14)で共同討議「宮澤賢治をめぐって」というのが行われたのだが、その時、柄谷に教えてもらった、わたしにとって“一番大事な話”だった。 だからちょっと長い文章になるけど、丸ごとここに引用するね。 * 柄谷 宮澤賢治とファシズムの関係にかんして誤解が生じやすいのは、ひとつには、ファシズムに対する誤解があるからだと思う。ファシズ

  • ファシズムとはおおよそこんな思想である

    ファシズムは、極左思想経由の極右思想である。 現に、ファシズムの始祖・ムソリーニは、もともとイタリア社会党(当時はまだ共産党はない)の極左派であり、その周囲に集まった初期ファシスト党員の大半はアナキスト(と前衛芸術家)であった。 この程度のことは、常識としておさえておいてもらいたい。 ファシストは、認識において共産主義者(マルクス主義者)であり、行動において反共主義者である。 ファシストは、資主義がその危機の極点において、「必然的に」共産主義へと移行するという、マルクスの分析に全面的に賛成する。これはマルクス主義者が自慢するように「科学的真理」である。 しかし、水は確かに放っておけば百度で沸騰するが、我々には意志というものがある。我々は意志の力によって、火を止めたり水を追加したりするなどして、沸騰を阻止することができる。 ファシストは、共産主義を望まない。資主義は、放っておけば「必然的

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