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ブックマーク / markethack.net (64)

  • 9-9-9プランで大ブレイク中の次期共和党大統領立候補者ハーマン・ケインとは : Market Hack

    来年の大統領選挙が近づくアメリカですが、共和党の大統領候補を絞り込む一環として先日行われた共和党討論会でハーマン・ケインがウケを取り、大ブレイク中です。 最新のウォールストリート・ジャーナル/NBC投票意向調査ではハーマン・ケインの支持率が27%で第1位となり、ミット・ロムニー(23%)、リック・ペリー(16%)を上回りました。 ハーマン・ケインが注目を集めている理由は「9-9-9プラン」という奇抜な税制を提唱しているからです。 9-9-9とは連邦所得税、法人税、消費税を全て9%にしよう!という案です。 今日の連邦所得税の最高税率が35%、法人税が35%であることを考えればこれは大胆な減税となります。 一見、連邦政府の税収が激減しかねない、危険な提案のように思われるのですが、実際は裕福層はいろいろな税金の抜け道があり、まじめに税金を払っている人は少ないです。税率を極めてシンプルにしてしまう

    9-9-9プランで大ブレイク中の次期共和党大統領立候補者ハーマン・ケインとは : Market Hack
  • どん底時代のスティーブ・ジョブズの思い出 : Market Hack

    スティーブ・ジョブズは「コンピュータはこうあるべきだ」という視点から物事を考えることが出来る稀有な才能を持った人でした。 「こうあるべきだ」という意見は、見方によっては個人の価値観の押し付けに他なりません。 ジョブズはその価値観の押し売りを率先してやりました。 逆に「いま世間で何が売れているか?」を観察し、その時流に迎合した製品を慌てて企画するというやり方を心から軽蔑していました。 これはつまり「is」ではなく「should」に基づいた経営です。 おのずとアップルの製品作りにはジョブズの審美眼が色濃く反映されます。アップルの新製品発表会がエキサイティングだった理由はこの卓越した未来の予見者からの「ご神託」が聞けたからです。 そのジョブズも常に正しかったわけではありません。失敗作もいろいろありました。 彼個人の主観を消費者に押し付けるわけですから、その全てが受け入れられるわけではないのです。

    どん底時代のスティーブ・ジョブズの思い出 : Market Hack
  • 【オピニオン】新しいスキルが必要とされるとき 岐路に立つ日本 : Market Hack

    フェイスブックが日に上陸した際、日人の多くは実名主義に違和感を覚えました。 「実名主義は日では流行らない」 そういう抵抗の声がいろいろな方面からあがりました。 このように新しいものを受け容れることを拒むことをpush backといいます。 イノベーションの伝播とそれが社会に与える影響を考えるとき、そのようなpush backは極めてありふれた現象ですし、いずれそのような抵抗の声は死に絶えます。 これを理解するには: 1.技術革新 2.それが経済に与えるインパクト 3.さらに最後に国民生活がどう変化するか という3つの要素の相互関係について語る必要があります。(なおこの分野での研究ではベネズエラの学者、Carlota Perezの研究が知られており、ここで書くこともペレス理論にヒントを得ています。) 【技術者の世界】 先ず技術革新が起こるとその新しいテクノロジー技術者の間にはまたたく

    【オピニオン】新しいスキルが必要とされるとき 岐路に立つ日本 : Market Hack
  • NYタイムズの「穴だらけのペイウォール」が成功した理由 : Market Hack

    ニューヨーク・タイムズは今年3月からネット上のコンテンツに対し一部課金を開始しました。それ以降、現在までに40万人近い読者がNYタイムズのネット上のコンテンツに対してお金を払って記事を読んだのだそうです。その内訳は: 1.NYタイムズ・ドットコム・オンライン・サブスクライバー 22.4万人 2.キンドルまたはヌックでのNYタイムズ・リーダー 5.7万人 3.フォード『リンカーン』とのタイアップ・キャンペーンからのサブスクライバー 10万人 4.既存の新聞有料購買者のうちオンライン・サブスクリプション(無料)に登録した読者 75.6万人 (データ出典:雑誌『ニューヨーク』) 上記のチャンネルのうち新たな課金機会となったのは1.から3.ですが、それらのチャンネルからの売り上げは年間8000万ドルという計算になります。 同社の社内目標は来年の3月までに30万人の有料読者獲得を目指していたそうです

    NYタイムズの「穴だらけのペイウォール」が成功した理由 : Market Hack