パキスタン・パンジャブ州ムルタンで、妹のカンディール・バローチさんを殺害した容疑で逮捕され警察に連行されるムハンマド・ワシーム容疑者(2016年7月17日撮影)。(c)AFP/SS MIRZA 【7月18日 AFP】パキスタンでセルフィー(自撮り)画像をソーシャルメディア(SNS)で公開して有名人となった女性が兄に絞殺された事件で、この兄が17日、記者会見に臨み、妹の殺害について「恥じていない」と語った。パキスタンではこうした名誉殺人が続発しており、今回の事件を受けてその是非をめぐり国を二分する議論が再燃している。 SNS上に自撮りの写真や動画を投稿して人気を集めていたカンディール・バローチ(Qandeel Baloch、本名ファウジア・アジーム、Fauzia Azeem)さんは15日夜、東部パンジャブ(Punjab)州ムルタン(Multan)近郊の実家で、実の兄であるムハンマド・ワシーム