サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)、ベリングポイント株式会社の3社は11月14日、民間企業を中心に12団体が参加する「地底空間トラステッド・エコ・データセンター・プロジェクト」を発足したと発表した。 同プロジェクトの目的は、日本政府が推進する「ITリロケーション政策」や「環境政策」の理念を具現化するとともに、事業として成立する次世代データセンターの理想モデルを提言すること。 具体的には、1)地球温暖化を最大限抑制するための大幅な省電力化、2)世界最高レベルの高セキュリティ、3)ユーザーが使用した分だけ利用料を払うIT活用モデルの実現をめざす。 1)のためには、まずサンの「CoolThreadsテクノロジ」により一般的なCPUの約5倍の環境性能を実現するなど、サーバー機器での省電力化を図る。さらにコンテナ型データセンター「PROJE