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ブックマーク / gendai.media (23)

  • 多くの人が知らない…コロナ治療薬開発のウラで起きていた「ヤバい経済事件」の深層(伊藤 博敏) @gendai_biz

    新型コロナウイルス治療薬を開発、メキシコで治験を行なうと発表し、株価を20倍に高騰させた医薬品ベンチャーのテラ(ジャスダック上場)と、支援会社のセネジェニックスジャパン(セネ社)に、証券取引等監視委員会のメスが入った。 証券監視委は、3月3日、会社と役員宅など10数カ所をいっせいに家宅捜索。経営陣など関係者の事情聴取を行なっており、警視庁捜査2課も同時に着手、「コロナ禍を利用した経済事件」として、今後、大きく展開することになりそうだ。 それにしても、ワクチン接種が国民的関心事となるなか、新型コロナウイルスに関し、国産ワクチンも国産治療薬も開発できず、米ファイザーなど欧米メーカー頼りの心もとなさを見せつけた日で、治療薬の話題が「コロナ株価操縦」だというのは、ため息が出るような情けなさである。 テラが、昨年4月27日、「メキシコで臨床試験を行なう」と、ぶち上げた時から怪しさ満載のプロジェクト

    多くの人が知らない…コロナ治療薬開発のウラで起きていた「ヤバい経済事件」の深層(伊藤 博敏) @gendai_biz
  • 「愛知県知事リコール不正署名」はなぜ起きた? 前代未聞の事件の深層(伊藤 博敏) @gendai_biz

    名古屋市長選は、11日に公示され、4選を目指す河村たかし氏と元市議の横井利明氏が事実上の一騎打ちの様相で、25日に投開票が行なわれる。 選挙に強い河村氏だが、今回、推薦は減税日だけ。対する横井氏は自民、公明、立憲民主、国民民主の推薦に加え、共産が自主的支援で包囲網を敷かれた格好だ。 加えて河村氏は、偽造事件に発展した大村秀章・愛知県知事へのリコール署名を支援した責任を問われている。もちろん河村氏は事件への関与を否定しているものの、リコール運動を事実上、リードしてきただけに、道義的責任は残る。 前代未聞の不正はなぜ起きた? それにしても、約43万5000筆のリコール署名のうち、8割以上の約36万2000筆が偽造で無効の疑いがあるという前代未聞の不正は、誰がなぜ行なったのか。 民主主義を破壊する行為であるのは疑いなく、県選挙管理員会の告発を受けた愛知県警が、現在、捜査2課の捜査員を大量動員し

    「愛知県知事リコール不正署名」はなぜ起きた? 前代未聞の事件の深層(伊藤 博敏) @gendai_biz
    tomozo3
    tomozo3 2021/04/15
    残念な内容
  • 日本を支配する町? 「田布施システム」の謎を安田浩一が解き明かす(安田 浩一)

    ネット界隈でしきりに取りざたされる噂や陰謀論──その真相にジャーナリストの安田浩一が気で挑む。題して「安田浩一ミステリー調査班(通称YMR)」。 第一回目のテーマは「田布施(たぶせ)システム」だ。 山口県の小さな町が、日を代表する政財官界の大物を次々と輩出、我が国を影で操っているという「噂」の真偽とは? なぜ、このような噂がネットを駆け巡るようになっていったのか? 前編・後編の二回に分けてお届けする。 不思議な噂 駅前の旅館で荷を解いた。創業110年の古宿。 かつては"富山の薬売り"など行商人の常宿だったらしいが、その日の客は私一人である。 若旦那に訊ねた。 この町には何か不思議な力があるのでしょうか──。 「うーん」。唐突な問いかけに、若旦那は腕組みして考える。 「まあ、閉鎖的な雰囲気を感じるかもしれませんが、いたって普通の田舎町だと思いますよ。いろいろとウワサされていることは知って

    日本を支配する町? 「田布施システム」の謎を安田浩一が解き明かす(安田 浩一)
  • 41歳のゲーマー、部屋から一歩も出ずに権力者の不都合な真実を暴く(高木 徹) @gendai_biz

    謎のネット調査集団 いま、世界を席巻している「ベリングキャット」と呼ばれる謎の調査集団について聞いたことがあるだろうか? あるいは、彼らが採用している革命的な技法「オープンソース・インベスティゲーション」については? ラップトップ一台を武器に、世界中、いつどこからでも調査報道を行い、プーチン大統領や中国政府など、国際政治を動かす強大な権力と対峙して、世界の耳目を集める事件の真相を暴いていく。 ロシアの関与が疑われる、ウクライナ上空でのマレーシア航空機撃墜事件の真相や、アフリカでのカメルーン軍兵士らによる母子銃殺、あるいは新型コロナウイルスの震源となった武漢での惨状の実態など、いずれも政府当局が隠蔽しようとした「不都合な真実」の真相を次々と暴いていく。 NHKBS1で5月31日(日)午後11時から再放送するBS1スペシャル「デジタルハンター~謎のネット調査集団を追う~」では、アメリカ・イギリ

    41歳のゲーマー、部屋から一歩も出ずに権力者の不都合な真実を暴く(高木 徹) @gendai_biz
  • 佐野SAストライキの「深層」…39日間の闘争が明らかにしたこと(伊藤 博敏) @gendai_biz

    「拡散希望 犯罪を告発します」 東北自動車上り線の佐野サービスエリア(SA)で発生していたストライキ騒動は、運営会社の復帰要請で約60人の従業員が職場復帰、元の状態に戻った。 <運営会社ケイセイ・フーズ岸敏夫社長の運営方針にはついていけません。これは従業員と取引先のみなさんとの総意です> こんな訴えが入り口に張り出され、従業員がストに突入したのは、お盆でSAが最も賑わう8月14日だった。 フードコート、レストラン、売店の明かりが消え、客のいないSAは一種、異様である。その光景は、労働争議の発生が少なくなったという世相もあって、全国ニュースとなって流れた。

    佐野SAストライキの「深層」…39日間の闘争が明らかにしたこと(伊藤 博敏) @gendai_biz
  • 朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭(安田 浩一)

    大相撲で知られる両国国技館から所方面に向かって歩くと、緑の木々に囲まれた公園にたどり着く。都立横網町公園(東京都墨田区)だ。 敷地の一角に置かれた鉄の塊は、1923年(大正12年)に起こった関東大震災による火事で溶解した機械類である。焼け焦げて原型をとどめない鉄の塊は、この場所で起きた惨状を物語る。 かつては旧日陸軍の被服廠(軍服などの製造工場)があった場所だ。96年前、ここを公園に整備するための工事が行われているさなか、震災が発生した。公園として機能する前のただの空き地に、震災の火の手から逃げてきた人々が殺到した。住宅密集地のなかに設けられた広大な空き地だ。避難場所として、そこが適地であると彼らが判断したのも当然だ。 しかし、それはさらなる悲劇の始まりとなった。強風で煽られた炎は巨大な竜巻となって、避難民の衣服や持ち込んだ家財道具に飛び火した。四方から襲った火煙に、人々が飲み込まれた

    朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭(安田 浩一)
  • 「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る(呉座 勇一) @gendai_biz

    何が問題になっているのか 今、書店には歴史学の最新成果を無視して作家などが思いつきを綴った「俗流歴史」が溢れている。昨今では百田尚樹氏の『日国紀』(幻冬舎)が何かと話題だが、ここ20~30年ほどで日史学界に対して最も攻撃的だったのは作家の井沢元彦氏であろう。ただ『逆説の日史』などの氏の一連の「歴史ノンフィクション」は、史料に基づかない想像を多く交えており、学問的な批判に堪えるものではない。 そこで私が朝日新聞に連載したコラムなどで井沢氏の著作に対して苦言を呈したところ、氏が反論してきた(『週刊ポスト』2019年3月15日号掲載、『逆説の日史』第1218回「井沢仮説を「奇説」「歴史ファンタジー」と侮辱する歴史学者・呉座勇一氏に問う」)。 これに対し私は、『週刊ポスト』3月29日号で「井沢元彦氏の公開質問状に答える」という記事を書いた。すると井沢氏が『逆説』1221回で「「公開質問状

    「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る(呉座 勇一) @gendai_biz
  • 京大ナンバーワン教官が教える「勉強することのホントの意味」(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    主義の進歩と歩調を合わせ、社会に巨大な変化を起こしているのが、「テクノロジーの進歩」だ。人々の働き方にも巨大な変化をもたらしているその実例として、瀧氏はスクリーンに二人の男性の写真を投影した。 「この人たちは何をしているんでしょうか?」 「駅員さん」「キップを切ってます」 片方の写真の駅員は、何十枚も並んだキップを前にして座っている。昔は駅に自動販売機が無かったので、乗客の行き先を聞いて、その値段のキップを駅員が手売りしていたのだ。 「それが今はどの駅もこうなっていますよね」と、瀧氏は自動改札の写真を次に投影する。 「駅員さんだけではありません。最近AIの進化にともない、あらゆる仕事がどんどんコンピュータ化されています。皆さんが大人になる頃には、『答えが決まっている仕事』のほとんどは、コンピュータや人工知能を搭載したロボットが行うようになることが確実です」 そうした未来に生きていく

    京大ナンバーワン教官が教える「勉強することのホントの意味」(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
    tomozo3
    tomozo3 2017/12/04
    この『小噺』たしか清水義範氏の小説にも出てきたな…小説では先生は涙を流していたがな…
  • 昭和天皇は、本当はどの時点で「終戦」を意識していたのか(栗原 俊雄) @gendai_biz

    今から72年前、1945年8月15日。昭和天皇の「玉音放送」によって、国民は戦争が終わったことを知った。すでに310万もの日人が戦火に倒れていた。もしも戦争が続き米軍を中心とする連合国軍の土上陸が実現していたら、被害はさらに広がっただろう。 ソ連が北海道に上陸して南下していたら、日ドイツや朝鮮のように、民族同胞が分裂する状態となっていただろう。昭和20年夏の敗戦は、こうした最悪の悲劇を逃れる決定であった。 その決定が、昭和天皇による「聖断」によって実現したことはよく知られている。一方、より長い時間軸で敗戦までの過程をながめると、この「聖断」の意味が立体的に見えてくる。今回は『昭和天皇実録』などから、「聖断」の意味を考えてみたい。 ポツダム宣言「黙殺」が生んだ悲劇 まず連合国軍による降伏勧告、「ポツダム宣言」(以下「宣言」)から8月15日までの大まかな流れをみておこう。 同宣言は19

    昭和天皇は、本当はどの時点で「終戦」を意識していたのか(栗原 俊雄) @gendai_biz
  • 総力取材・天才スポーツ選手が語る「栄光と挫折」(週刊現代) @gendai_biz

    第1部 プロ野球篇 箕島の初Vを牽引した 甲子園の超アイドル 島講平 高校野球のオールドファンなら知らぬものはいない箕島高。人は謙遜するが、古豪の初優勝('70年春)の立て役者は、エースで4番の島講平(60歳)だった。 プロ注目の二刀流---今でいう花巻東高・大谷翔平のような存在だった島は、その端正なルックスでアイドル並みの人気を誇った。還暦を迎えた今も精悍なマスクは健在だ。 「プロなんて、まったく考えてませんでしたね。中学までキャッチボールしかやったことなかったし、硬式球を握ったのは高校に入ってから。亡くなった尾藤(公・元監督)さんには申し訳ないですけど、最後の夏の甲子園で負けて、『やっと苦しい練習から解放される』とバンザイしていましたから(笑)。実際、何もやっていませんでした」 '70年のドラフトで、野村克也兼任監督が率いる南海ホークスが人気を当て込んで島を1位指名。甲子園の

    総力取材・天才スポーツ選手が語る「栄光と挫折」(週刊現代) @gendai_biz
  • 車道を走る自転車が邪魔だ!イラつくドライバー、不安なサイクリスト(白戸 太朗) @gendai_biz

    自転車用レーンの現実 この半年、都内では一気に自転車用レーンが増えた。 車道の左端にペイントされているので、歩行者の方はほとんど気が付かないかもしれないが、サイクリストはもちろん、ドライバーの方はお気付きになっただろう。 なんでも、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けての施策ということだが、その効果、反響はどうなのだろうか。 まず、私見としては素晴らしい進歩だと思う。街中での自転車の立場が明確になった画期的な出来事だ。これを推し進めてくれた方々には大変感謝を申し上げたいし、街中モビリティとしての大きな一歩である。 しかし、現実はなかなか厳しく、ドライバーや一部サイクリストからは不満の声も聞こえてきている。 来、自転車は車両のため、歩道ではなく車道を走るのが基であったが、今回の件でそれが明確になった。すると従来は歩道を走っていた一般の自転車、つまりママチャリが車道に出てくる

    車道を走る自転車が邪魔だ!イラつくドライバー、不安なサイクリスト(白戸 太朗) @gendai_biz
  • その後の「傾きマンション」建設会社もデベロッパーも責任放棄のご様子?(週刊現代) @gendai_biz

    その後の「傾きマンション」建設会社もデベロッパーも責任放棄のご様子? あの400億円、一体だれが払うのか マンションという、庶民の人生で一番大きな買い物で欠陥品を掴ませながら、売り主も建設会社も考えているのは責任逃れだけ。旭化成建材の杭問題に巻き込まれた住民たちの「悲劇」は続く。 補償金の押し付け合い 「今年2月、管理組合の理事長宛に旭化成建材から、大手弁護士事務所を通して文書が届いたんです。開けてみると『(マンションの)建物の調査をさせてください』と。このひとたちはいまさら何を言ってるんだろうと、呆れましたよ」 こう語るのは、横浜市都筑区にある、三井不動産レジデンシャルの分譲マンション「パークシティLaLa横浜」の住民だ。 全705戸、ショッピングセンター・ららぽーと横浜に隣接する好立地に位置するこのマンションの名を全国的に有名にしたのが、約1年半前に起きた「傾きマンション騒動」だった。

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  • トランプとプーチンの「蜜月」はなぜ急に失速したか(小泉 悠) @gendai_biz

    「とても、とてもよい関係」 「私はプーチンととても、とてもよい関係を結べるだろうと思う。そして私はロシアととても、とてもよい関係を持てるだろうとも思う」 これは大統領選の期間中にトランプ候補(当時)が行った発言の一つである。 これに限らずトランプ氏は対外政策に関して様々な発言を行ったが、それらをロシア側が好意的に受け止めたことは疑いないだろう。 たとえばトランプ候補の大統領当選が明らかになった翌日の2016年11月10日、ロシアの国営宣伝メディアである「スプートニク」は、トランプ候補が選挙期間中に行った外交政策に関する長大な発言集を掲載した。 当然、そこで抜粋されたものはロシアにとって都合の良いものが主であるが、それゆえにロシアトランプ政権のどこに期待していたのかを知る手がかりとなる。その一部をさらに抜き出してみよう。 「私はプーチンのことは知らないし、そのことを特に気にしてもいない。だ

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  • 銀行がどうしても知られたくない「カードローン」の大問題(山崎 元) @gendai_biz

    銀行は総量規制の枠外 銀行のカードローン・ビジネスの拡大が問題になっている。 一方、銀行業界はこの問題をまだ世間に取り上げられたくないと思っているようだ。金融業界の専門誌『週刊金融財政事情』(3月20日号)最新号が「急浮上する銀行カードローン問題」という特集を組んでいる。 この中の解説記事に、「法改正を含めた永田町の動向は業界関係者にとって引き続き無視できないリスクとなっている」との記述がある。 しかし、筆者の元にも他メディアから同じ問題意識の取材が複数ある。銀行のカード・ローン問題はすでに広く社会的なレベルに拡大しているように見える。国民から見ると、「永田町のセンセイ達が適切に動いてくれないことの方がリスクだ」という状況なのではないか。 個人向けの無担保ローンは、いわゆる消費者金融業者の貸出と取立てが社会問題化したことを受けて、2006年に貸金業法が改正されて、総額で借手の年収の3分の1

    銀行がどうしても知られたくない「カードローン」の大問題(山崎 元) @gendai_biz
  • 「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz

    「大奮闘」と言ってもいい記録をリオ五輪で残した日選手団。その躍進を支えたのは、柔道だった。4年前は金メダルゼロに終わった日柔道がなぜ復活を遂げたのか。「井上改革」その全容について、過去五度オリンピックを現地で取材している、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が解説する。 ブラジル・リオデジャネイロの地で、日選手団は、史上最多だった2004年アテネ五輪の38個を抜く41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得した。4年後の地元開催に向け、日のスポーツ界全体が活気づく結果だろう。中でもかつて〝お家芸〟だった男子柔道が復活を果たしたことが、この快進撃を支えた。 12年ロンドン五輪で、男子柔道は史上初めて金メダルがゼロに終わり、母国としての威信は失われた。立て直しを敢行したのはロンドン惨敗の責任を取る形で辞任した篠原信一氏(現タレント)に代わって監督に就任した、井上康生である。 筆者は4年

    「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz
  • 誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗(山下 祐介) @gendai_biz

    文/山下祐介(首都大学東京准教授) この復興は失敗である 7月10日投開票の参議院議員選挙に向けて、安倍政権の政策検証が各メディアで行われている。とくに「アベノミクス」と「安全保障問題」に多くの人の関心はあるようだ。 その中で丸5年を超えた東日大震災・福島第一原発事故の復興政策については、世間の反応は実に穏やかに見える。すでに政府も集中復興期間を終え、やることはやったかのようであり、被災地もまた何かをあきらめてしまったかのようだ。 だが、当はこう言わねばならない。 「この災害復興は失敗である」 それも単なる失敗ではない。 私たちが何年もかけて反省をし、もうこれ以上の失敗を重ねないよう議論をしつづけ、制度にまでのせようと努力していながら、その反省を吹き飛ばすかのように最悪の結果を導いた、そのような失敗である。 この失敗の原因はどこにあるのか。何をどう問題視する必要があるのか。そのなかで震

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  • 論文ねつ造で辞めた東大教授「福島で(反省)ボランティアの日々」(フライデー) @gendai_biz

    「両親が福島県出身ということもあり、被災地の役に立ちたかった」と語る加藤氏。東大農学部出身だ〔PHOTO〕吉田暁史 「毎晩酒びたりで、アル中の一歩手前まで落ち込んだこともありました。いまでも精神安定剤がないと眠れないほど、動揺しています。とにかく申し訳ない気持ちでいっぱいです」 東京大学・分子細胞生物学研究所元教授の加藤茂明氏(54)は、誌の取材に涙ぐみながら頭を下げた。「東大開学以来、最悪の不祥事」といわれる論文改ざん・ねつ造問題の責任者である。 7月25日、東大の内部調査委員会が、加藤氏のグループの論文165のうち、43にデータの使い回しや合成の疑いがあると発表した。誌が入手した調査資料には、「明らかな改ざん・ねつ造」「悪意をもって多重使用した可能性が高い」という報告が並んでいる。加藤氏は日を代表する分子生物学者であり、一連の研究には20億円を超える公的研究費がつぎ込まれてき

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  • 「史上最高の東京五輪2020」に目標を設定!日本を刷新する政治モデルを東京で試みる(舛添 要一) @gendai_biz

    1964年の東京五輪の年、私は高校1年生であった。私の住む北九州市も、聖火リレーのコースに入っており、健脚の生徒たちからなる聖火ランナーチームが聖火を掲げて駆け抜けていったのを、今でも鮮明に覚えている。 私は、当時、八幡高校の陸上競技部に属する短距離ランナーであったので、中長距離ランナーが主軸の聖火ランナーチームには入れなかったが、仲間たちの勇姿に心から拍手を送ったものである。 東京五輪での世界最高のアスリートたちの活躍を見て、自分も練習に励み、翌年のインターハイに400メートルリレーのメンバーとして参加することができた。今でも、当時の陸上部の仲間たちとは親しくしており、ランナー経験は青春の忘れられない汗と涙と感動の1ページである。 戦後の繁栄のスタートは東京五輪だった そして、何よりも、この五輪で当に「戦後は終わった」と思ったし、これを機に日が世界に飛躍することになったと信じている。

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  • 甲子園決勝再試合の夏から7年…早稲田実業 駒大苫小牧 栄光の球児たちの「その後」(フライデー) @gendai_biz

    '06 年の夏、舞台は甲子園―。延長15回の末引き分け再試合となった早稲田実業と駒大苫小牧の決勝戦は、高校野球ファンのみならず、いまなお多くの国民の脳裡に鮮明に残っている。2日間で24イニング、5時間33分におよぶ死闘だった。早実のエース斎藤佑樹(25)は、史上2校目73年ぶりの夏の大会3連覇を狙う駒大苫小牧を相手に、再試合も含め296球を一人で投げ抜く。駒大苫小牧のマウンドには、高校通算458奪三振の田中将大(24)。だが斎藤は2試合目の最終回に、この日最速となる147㎞/hを計測する奇跡の熱投で、東京に深紅の優勝旗を持ち帰った。 あの夏から7年―。早実と駒大苫小牧のナインで、現在も野球を続けている者は少ない(それぞれの進路は次ページ上の表を参照)。特に早実の選手が、野球から離れた時期は早い。斎藤の同期27人中、早稲田大学の野球部に入部したのは9人。卒業まで在籍したのは、斎藤を含めわずか

    甲子園決勝再試合の夏から7年…早稲田実業 駒大苫小牧 栄光の球児たちの「その後」(フライデー) @gendai_biz
  • 「石原後継」の証明!? 猪瀬直樹都知事が特別秘書に起用した「石原秘書軍団」の一員とは(伊藤 博敏) @gendai_biz

    「石原後継」を打ち出し、430万票余りを獲得、順調なスタートを切った猪瀬直樹東京都知事が、最初に特別秘書への起用を決めたのは、都知事選で選対事務局長を務めた鈴木重雄氏(56)だった。 今後、鈴木氏は政務担当特別秘書として、知事の日程管理や政策実現への助言を行う。都が公表した略歴は、1983年3月、大東文化大学法学部を卒業して石原慎太郎事務所に入所。1990年5月、富士ホームサービス㈱に入社。2012年12月、同社退社、というものだ。 ごくシンプルだが、7年間、石原氏の秘書をやっていたために、12月18日に行われた就任記者会見で、「石原氏の影響を受けるのではないか」という質問が飛んだ。だが、猪瀬知事は意に介さず、「僕がすべて決めていくので心配なく」と、述べた。 剛腕で知られる猪瀬氏なら、一介の秘書の影響を受けることはあるまい。ただ、鈴木氏が「石原秘書軍団」の一員で、彼らがチームで動くことを考

    「石原後継」の証明!? 猪瀬直樹都知事が特別秘書に起用した「石原秘書軍団」の一員とは(伊藤 博敏) @gendai_biz