ロボットと聞いて、パッと頭に浮かぶのはどんなものだろうか? 想像してほしい。 自社で工場を運用している人ならば、産業用ロボットを想像するだろう。工場内で生産設備、生産システムの一部として活躍するロボット、工業用機械としてのロボットである。ロボットは普通の機械と違って、動作をプログラミングすることで、ややフレキシブルな働きをすることができる。 川崎重工のスポット溶接ロボット(2013国際ロボット展) 日本が「ロボット大国」と言われるのは、産業用ロボットの稼働台数、そして出荷台数がともに世界一だからだ。およそ30万台、世界全体の1/4のロボットが日本で使われている。 だが中国は2013年にロボット需要(購入額)で世界一になった。いつまでも「日本が世界一です」とは言えなくなりつつある。背景にあるのは各業界でおなじみの、新興国での人件費高騰、そして製品品質の上昇である。どの業界でも起きている業界構
殺人ロボットというと、映画『ターミネーター』のように遠い未来の話に聞こえるかもしれない。だが、自律的に動く兵器システムが、誰の指示もなく人を殺戮できる時代はすぐそこまで来ている。 実際、米兵が何千キロも離れた標的をドローンで攻撃している間にも、米軍はコンピューター制御のドローンをテストしている。ものの数年で実用化されるだろう。人間がそれを止められなければ、だ。 自律的殺人システムを国際条約で禁止するためのロビー活動をしている複数のNGOで構成する「殺人ロボットを止める運動」は先週、ニューヨークの国連ビルに集まり、報道陣に嘆いた。自律的に動く機器の開発は、それを止めようとする外交努力のスピードをはるかに上回っていると。 殺人ロボットをめぐる最大の懸念事項は、敵を殺すという決定権が将来、機械に与えられることだ。オンライン雑誌の「ザ・インターセプト」が最近暴露したドローンについてのリーク情報によ
ロサンゼルス・タイムズ紙が、地震速報をロボット・ジャーナリストを使って報じたことが話題になっている。 さる3月17日早朝、揺れで目を覚ましたケン・シュウェンキ記者は、ベッドから飛び起きるやいなやコンピュータに向かった。そこにはすでに地震速報の記事が生成されており、シュウェンキ記者は「パブリッシュ」のボタンをクリックしただけ。 記事には、アメリカ地質調査所による震度、マグニチュード、震源地などが記されているだけではなく、「揺れは南カリフォルニアの幅広い地域で感じられた」とか、「過去10日間で、同じ地域を震源地とするマグニチュード3.0以上の地震は起こっていない」などと書き足されていて、まったく機械的とばかりは言えない、気をまわした表現も使われている。 このロボット・ジャーナリストのニュースは、われわれのような「書く」ことを職業する人間に考えさせるものがある。ポイントはふたつあるだろう。 ひと
尖閣諸島を巡る緊張に関しては、当初は船舶による挑発が主でしたが、その後は航空機による領空侵犯とこれに対する日本側のスクランブル警備行動といった「空」の緊張に移行しています。その延長で、日本側から「威嚇射撃もやむを得ない」という発言があったとかなかったという話が出て、ちょっと「エスカレートし過ぎ」というムードになると、一転して今度は「無人機(ドローン、またはUAV)」が話題になってきています。 話としては2つあって、中国側が「無人偵察機」を飛ばして挑発してくるだろうというストーリーがあり、これに対して日本側としてはアメリカ製の無人機を同地域の警備のために導入しようという話が報道としてはあるようです。 具体的には、中国はアメリカの無人機「プレデター(RQ-1)」をコピーした「翼竜」という機で情報収集するらしいとか、日本はアメリカのグラマン社製の無人偵察機「グローバルホーク(RQ-4)」を導入し
GetRoboとは GetRobo Premium ロボット分野のキーパーソン・インタビューやトレンド記事など他の媒体では得られないプレミアム・コンテンツを提供します。GetRobo Premiumにはパスワードが必要です。ご希望の方はここから登録してください。 コンタクト みなさまからのニュース、フィードバックをお待ちしています。広告も募集中です。 今から40年以上前の1970年、当時、東京工業大学の教授だった森政弘氏は、人が人間に似たロボットに対してどのような反応を示すかについて、「不気味の谷」と題したエッセイを書いた。それによると、ロボットが徐々に人間に近くなると、人のロボットに対する「親和感」が増すが、ある時点でその親しみが急激に嫌悪感に変わり、「谷底」に落ち込む。 近年、実際に人間に近いロボットの開発が進み、「不気味の谷」の存在と意味がその重要性を増している。ロボットの領域だけで
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ATOMもすごいがキングカイザーもすごいロボだった!! 「X-メン」のウルヴァリン役でお馴染みのヒュー・ジャックマン氏が主演し、「インディー・ジョーンズ」のスティーブン・スピルバーグ氏、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス氏が製作総指揮した映画「リアル・スティール」ですが、皆さんはご覧になりましたか? 筆者も久々に劇場に足を運びましたが、ロボットのリアルな動きのみならず、主人公と息子とのかけあい、乗り気でない主人公が「やってやろう!」と思うまでの脚本のもっていきかた、必然性の演出などなど、良質なファミリー向けエンタテインメントだなあと感心しきりでした。え? まだ観てないんですか!? でも、大丈夫です。2012年5月16日にBDとDVDが発売予定で、オンデマンドでも観ることができるようになりますから。それはさておき
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
ニュース等でどんどんAIロボットが進化している事を知っている人も多いですよね。 ですが、最新のAIロボット技術が「どう進化しているのか」と聞かれると意外と知らない人の割合が増えるようです。 そこで今回は、AIロボットは最新技術でどこまで出来るようになったのかを紹介していきたいと思います。 こんなに小さいのにAIロボットなの? 未来を舞台にした漫画やアニメ作品で見かける事が多いのが「蚊のような小さな虫型ロボット」です。 確かに少し前までは架空のAIロボット技術でした。 しかし、「マイクロボット」という小さな虫型AIロボットが開発されました。 本物の虫のように動くだけではなく、ドローンとして活用できるようです。 さらに今後は、体内に入って必要な箇所に必要な薬を届けるように進化していくとも言われています。 子供と一緒に成長出来るAIロボットも登場 産業用AIロボットの最新技術を取り上げるニュース
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iPhoneと組み込み技術で未来を考える(6) ―― iPhone,iPadを活用した家庭用ロボット・パートナ 久保田 直行 サブプライム問題による景気の落ち込みや一時期のガソリンの高騰,エコカー減税などの影響を受けて,日本では低燃費を誇るハイブリッド・カーがよく売れています.日本の自動車産業は組み込み技術に大きく支えられていますが,これはロボット産業も同様です.日本のロボット技術は世界のトップ・クラスであり,経済産業省と独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の予測では,ロボット産業が2020年には2.9兆円,2035年には9.7兆円に成長するのだそうです(1). しかし,自動車産業とロボット産業には異なる点もあります.自動車の市場は,家庭用から業務用まで多岐にわたっていますが,ロボット産業の顧客の多くは組み立てや加工などの製造業です.すなわち,家庭用の市場がまだ開拓さ
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