1983年7月15日に任天堂ファミリーコンピュータが発売されて30周年になります。それ以前にもテレビゲームは存在しましたが、「ファミコン」はコントロールパッドが付いた形の定番ハードの基礎になりました。30周年にちなんで現在のフラッグシップ機である「Wii U」向けに懐かしのコンテンツを30円で配信するキャンペーン中の任天堂は、当のWii Uが不振で2期連続の営業赤字になっています。かつて一世を風靡したゲームメーカーが勢いを失いつつある現代、若者達はテレビゲームについてどう考えているのでしょうか。テレビゲームブームの渦中に生まれた大学生、そして現役の小学生と考えてみました。 ◆ファミコン以前と以後の感覚それまでゲームセンターや喫茶店でやるのが普通だったコンピューターゲームが、家庭に入り込んできたことはゲームをする少年少女だけでなく、大人達にとっても衝撃を持って迎えられました。しかし、それと同