東京電力福島第1原子力発電所で地上のタンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水が大量に漏れた問題を受け東電は21日、汚染水が近くの排水溝を通じて外洋に流れた可能性を初めて認めた。東電はタンクの外に出た約300トンの汚染水の大半は地中に染み込んだとみてきたが、排水溝の内部で毎時6ミリシーベルトの高い放射線量が計測された。原発の排水溝は堤防に囲まれた港湾内ではなく、外洋と直接つながっている。問題のタ
福島第一原子力発電所から汚染水が海に流出している問題で、東京電力は21日、事故直後に原子炉建屋で発生した極めて濃度の高い汚染水が、海に向かう配管・ケーブル用のトンネルを通じて、直接、流出している可能性が高いと発表した。 これまでに流出した放射性物質の総量が最大30兆ベクレルと推計されたためだ。東電が事故前に平常時の基準として定めていた放出限度(年間2200億ベクレル)を大幅に超える量という。 東電は22日から、流出経路として疑う2、3号機のトンネルから汚染水を抜き取る作業に着手する。しかし、汚染水の抜き取り可能なトンネルは一部にとどまり、流出が止まるかどうかは不明だ。東電は「流出に伴う汚染の影響は、防波堤や水中カーテンで仕切られた福島第一原発の港湾内にとどまっている」と説明する。
きのう夕方、海上自衛隊佐世保基地で、護衛艦が岸壁に接触する事故がありました。ケガ人はいませんでしたが、艦の後部におよそ5mにわたるゆがみなどが出ました。 事故があったのは海上自衛隊佐世保基地の倉島岸壁です。海上自衛隊佐世保地方総監部などによりますと、きのう午後4時半ごろ訓練から戻り接岸しようとしていた護衛艦「しまかぜ」が岸壁に接触しました。この事故で「しまかぜ」の艦尾の左側におよそ5メートルのゆがみが出て、およそ3センチの穴が数ヵ所空きましたが、ケガ人や油の流出などは無かったということです。しまかぜは1988年に就役し、2007年から佐世保を母港としていました。佐世保海上保安部は市の港湾部と合同で艦の損傷部分や岸壁の調査などを行い、事故の原因を詳しく調べることにしています。
おととしの原発事故のあと、福島県相馬市の自宅の小屋に「原発さえなければ」と書き残して自殺した酪農家の遺族が東京電力を訴えた裁判が始まり、東京電力は「事故が自殺の原因とは言えない」と主張して争う姿勢を示しました。 福島県相馬市の酪農家、菅野重清さんは、東京電力福島第一原子力発電所の事故後のおととし6月、自宅の小屋に「原発さえなければ」と書き残して自殺し、遺族が東京電力に慰謝料などを求める訴えを起こしています。 東京地方裁判所で始まった裁判で、遺族側は「自殺したのは原発事故で酪農が続けられなくなり、追い詰められたためだ」などと主張しました。 これに対し東京電力は「相馬市は国の避難区域に指定されていなかった。酪農を続けられなかったのは自主的に避難したためで、原発事故が自殺の原因とは言えない」などと主張して争う姿勢を示しました。 菅野さんの妻でフィリピン人のカンノ・バネッサ・アボルドさんは、裁判の
東京電力福島第一原発で地下水を通じて放射能汚染水が海に漏れ続けている問題で、東電は21日、海に漏れ出た放射性ストロンチウムは最大10兆ベクレルとの試算結果を発表した。試算から、高濃度の汚染水が塞いだはずの坑道から1日10リットルほど直接海に流れている可能性もあるとして、22日から坑道内の汚染水をくみ出す。 東電によると、通常運転時の1年間の放出管理目標値(2200億ベクレル)を上回った。ただ、国の基準である濃度限度は下回っているという。 東電は、原発の港湾内の放射性物質の濃度から、ストロンチウムが1日に30億〜100億ベクレル、セシウム137が40億〜200億ベクレル流れ出ていると試算。事故直後の2011年5月から汚染水が地下水に漏れ出し続けているとの想定で、総放出量はストロンチウムで7千億〜10兆ベクレル、セシウム137は20兆ベクレルと見積もった。 関連リンクタンク汚染水漏れ、「レ
8月21日、IAEAは、福島第1原発で汚染水漏えいが続いている状況を「深刻に」受け止めており、求められれば支援する用意があると表明した。写真は6月、同原発で代表撮影(2013年 ロイター) [東京 21日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は21日、福島第1原発で汚染水漏えいが続いている状況を「深刻に」受け止めており、求められれば支援する用意があると表明した。 IAEAのギル・チューダー報道官は電子メールの声明で「日本の当局は原発の状況に関する情報をIAEAに提供し続けており、IAEAの専門家が問題を注意深く見守っている」と指摘。「IAEAはこの問題を深刻にとらえており、要望に応じて支援を提供する用意がある」と表明した。
放射能汚染水が漏れているのが見つかった福島第一原発の汚染水保管タンク=20日、福島県大熊町、朝日新聞社機から、河合博司撮影国際原子力事象評価尺度 東京電力福島第一原発で高濃度の放射能汚染水がタンクから漏れた問題について、原子力規制委員会は21日、国際原子力事象評価尺度(INES)で8段階の上から5番目の「レベル3」(重大な異常事象)に相当すると発表した。高濃度の汚染水が300トンと大量に漏れたことを重視し、レベル3が相当と判断した。 漏れた量300トンに含まれる放射性物質は24兆ベクレルと推計される。規制委が、この推計値を踏まえINESに基づいて放射性物質の総放出量を計算すると、レベル3に該当するという。 規制委は19日、東電から少なくとも120リットルの汚染水が漏れているとの報告を受け、レベル1の「逸脱」にあたると暫定評価した。しかし、東電が20日、タンクから漏れた量を300トンに
20日午前10時ごろ、大阪府東大阪市森河内東2丁目の青果卸会社「ミナト」の鉄骨2階建て作業場から出火、約40平方メートルが焼けた。40〜70代の従業員8人が病院に搬送され、のどの痛みを訴えているという。うち3人は建物内の大型冷蔵庫内に逃げ込み救出された。 東大阪市消防局と布施署によると、作業場1階にある大型冷蔵庫付近から出火したとみられ、8人は2階にいた。うち5人は自力で外に避難し、3人は2階の大型冷蔵庫内に逃げ込み、携帯電話で「冷蔵庫内にも煙が充満してきている」と救出を求めたという。 現場は、JR放出駅の南東約700メートルの住宅街。火災を目撃した清掃会社の男性(48)は「黒煙が立ちこめ、中から人が逃げ出してきた」と話した。
20日午前10時ごろ、大阪府東大阪市森河内東2丁目の青果卸会社「ミナト」の鉄骨2階建て作業場から出火、約40平方メートルが焼けた。40〜70代の従業員8人が病院に搬送され、のどの痛みを訴えているという。うち3人は建物内の大型冷蔵庫内に逃げ込み救出された。 東大阪市消防局と布施署によると、作業場1階にある大型冷蔵庫付近から出火したとみられ、8人は2階にいた。うち5人は自力で外に避難し、3人は2階の大型冷蔵庫内に逃げ込み、携帯電話で「冷蔵庫内にも煙が充満してきている」と救出を求めたという。 現場は、JR放出駅の南東約700メートルの住宅街。火災を目撃した清掃会社の男性(48)は「黒煙が立ちこめ、中から人が逃げ出してきた」と話した。 最新トップニュース
アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3)
19日に10歳の男児と35歳男性が死亡し、犠牲者が3人となった京都府福知山市の花火大会での露店爆発事故。男児は全身にやけどを負ったものの、事故発生直後は受け答えもしっかりしていたが、その後に容体が急変した。医療関係者によると、重症やけどの場合は当初は意識のあった患者でも命を落とすケースは珍しくないといい、「治療の焦点は水分補給と患部の感染防止」と指摘する。 これまでの事故の犠牲者は、19日に死亡した同府京丹波町の小学5年、山名空(そら)君(10)と大阪府高槻市の黒田直希さん(35)、17日に死亡が確認された同町の竹内弘美さん(44)の3人。 山名君は事故直後に京都府綾部市立病院に搬送され、頭部や背中など体表面の55%が2〜3度のやけどと診断された。 皮膚に付着した衣類の洗浄や軟膏(なんこう)を塗布する処置を受けたが、外科医の問いかけにも冷静に受け答えしていたという。 やけどは深さに
東京電力福島第一原子力発電所で事故の収束作業中に死亡した静岡県の男性の遺族が、現場の医療体制や健康管理が不十分だったために男性が死亡したとして、東京電力など4社に対し、慰謝料などの支払いを求める訴えを静岡地方裁判所に起こしました。 訴えを起こしたのは、福島第一原発で事故の収束作業中に死亡した静岡県御前崎市の大角信勝さん(当時60)の妻のカニカさん(55)です。 訴えなどによりますと、大角さんはおととし5月、原発の事故現場に、御前崎市の建設会社から派遣され、集中廃棄物処理施設の配管工事などを担当していましたが、作業2日目に心筋梗塞で亡くなりました。 これについて、遺族は現場の医療体制や健康管理が不十分だったために死亡し、精神的苦痛を受けたとして、東京電力など4社に対し、慰謝料など3080万円の支払いを求めています。 大角さんの死亡については、去年2月に労働基準監督署が労災と認める決定をしまし
高校球児、先輩大学生の車にひかれ両足切断 大学生「後輩にいいところを見せようとした」 1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ば ぐ 太☆ Mkつーφ ★ :2013/08/20(火) 15:19:53.12 ID:???0 埼玉県坂戸市で、野球部の練習後に帰宅しようとしていた高校生が、OBが運転する車にひかれ、両足切断の大けがをしました。 19日午後6時半ごろ、淑徳大学のグラウンドに併設された駐車場で、野球部の練習を終えて帰宅しようとしていた淑徳高校野球部の2年の男子生徒(17)が車にひかれました。車はそのまま壁に衝突して止まりました。 男子生徒は両足を切断する大けがです。警察は、車を運転していた野球部OBの男子大学生(19)を 自動車運転過失傷害の疑いで逮捕しました。男子大学生は後輩の練習を見にきていて、取り調べに 対して「後輩に気づいたがブレーキが間に合わなかった」と容疑を認め
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
19日、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業の拠点になっている建物の前で、空気中の放射性物質の濃度が上昇し、作業員2人が汚染された問題で、東京電力はどのようにして放射性物質の濃度が上昇したのか原因の究明を急ぐことにしています。 福島第一原発では、19日午前9時半ごろから10時すぎにかけて、作業の拠点になっている免震重要棟の前で警報が鳴り、付近の空気中の放射性物質の濃度が上昇していることが分かりました。 その後の検査で、当時、免震重要棟の前でバスを待っていた作業員2人が放射性物質で、汚染されていることが分かりましたが、詳しい検査の結果、2人に内部被ばくはなく、体調にも変化はないということです。 福島第一原発では、今月12日にも同じ場所でバスを待っていた10人の作業員が放射性物質で汚染され、このときは熱中症対策の霧状の水を発生させる装置が原因の可能性が指摘されましたが、19日はこの装置を使っ
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