日本維新の会の開票センターには、石原、橋下両共同代表は、姿を現さなかった。手前は会見後、退席する山田宏都総支部代表=23日午後9時3分、東京都港区、金川雄策撮影記者の質問に答える日本維新の会の(左から)山田宏・都総支部代表、松野頼久・国会議員団幹事長、藤井孝男・同選対委員長ら=23日午後11時7分、東京・赤坂、金川雄策撮影 「有権者や国民に、維新の中が乱れているという印象を与えてしまった」。午後11時過ぎ、日本維新の会の開票センターで会見した藤井孝男・国会議員団選対委員長は、敗戦の弁を述べた。一気に躍進を狙い、34人を擁立したが、現有の3議席を下回った。橋下徹共同代表の「慰安婦」発言後の党内の混乱を支持率低下の要因の一つに挙げた。 ただ、橋下氏、石原慎太郎共同代表らの責任論については「どういう結果があろうとも、石原代表も橋下代表も参院選に向けて一致団結して闘っていこうと一致している」。