料金滞納で電気を止められたことに腹を立て、東京電力カスタマーセンターに電話し、「電気を通せ」などと脅したとして神奈川県警中原署は2日、脅迫の疑いで川崎市川崎区殿町、無職、木崎博容疑者(41)を逮捕した。 逮捕容疑は10月14日午後8時から9時半ごろまで3回にわたり、横浜市の東電カスタマーセンターに電話し、担当者を「1分でも電気を通せ。殺してやる」などと脅した疑い。東電の福島第1原発事故に触れて「放射能で頭が痛い。計画停電なんてしやがって」とも話していた。 木崎容疑者は6月と7月分の電気料金を滞納。10月14日朝に自宅の電気を止められた。