映画『009 RE:CYBORG』が2012年10月27日から公開されている。この映画は、石ノ森章太郎氏の名作『サイボーグ009』を、設定を現代に置き換えて再生した作品。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズや『東のエデン』シリーズなどで高い評価を受けている神山健治氏が監督を務める。 ストーリーと併せて話題を集めているのが映像表現だ。高品質のアニメで国内外にファンを持つプロダクション・アイジーと、3DCGの世界で最先端を走るサンジゲン――この2つの映像制作会社がそれぞれの技術を持ち寄って、全編に3DCGを使ったアニメを作り上げた。 映像制作に3DCGを使うこと自体はもはや珍しくない。米国を中心にフル3DCGのアニメやゲームは多数制作、公開されている。ただ、日本では長くセルアニメに慣れ親しんできたせいか、あまり受け入れられてこなかった。「見てみたものの違和感を感じた」
![『009 RE:CYBORG』から広がる日本アニメのその先――サンジゲン・松浦裕暁社長に聞く - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3c76eacfab02bf02b4d38de8e9aa076809d1f972/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Fpickup%2F20121029%2F1044984%2F02_px400.jpg)