母国はトルコライスに難色 国際料理友好親善宣言書に調印した(左から)坂本さん、宇都宮会長、マナブ会長ら=5月24日、トルコ・イスタンブール(坂本さん提供) 「大人のお子さまランチ」と呼ばれて全国的にも知名度が上がっている長崎市の「トルコライス」。このご当地グルメに"母国"トルコの料理人が「トルコ料理にはない様式」としてトルコの名称を冠することに難色を示していることが分かった。西洋料理人でつくる全日本司厨士(しちゅうし)協会県本部会長の坂本洋司さんらが5月にトルコを親善訪問した際に指摘された。 トルコライスは豚カツ、ピラフ、スパゲティを一皿に盛り付けた料理。長崎市は、和歌山県沖で1890年9月16日に起きたトルコ(当時はオスマン帝国)軍艦「エルトゥールル号」の遭難事件にちなんで9月16日を「トルコライスの日」、9月を「トルコライス推進月間」と定めてPRしている。 坂本さんによると、在日
韓国からの巡礼ツアー増加 「日本二十六聖人殉教地」を訪れた韓国からの巡礼ツアー客=長崎市、西坂公園 キリシタン殉教地や教会を訪ねる「巡礼ツアー」で本県を訪れる韓国人観光客が増えている。県観光連盟が主な旅行会社5社に確認したところ、昨年度の延べ宿泊者数は前年度の約2倍に当たる2742人と順調な伸び。5月の県ソウル事務所の復活を追い風に、同連盟は県などと連携し、誘致拡大に力を入れる。 同連盟によると、2010年度が678人、11年度は1414人と、近年は年ごとに倍増している。ほかにも取扱会社はあり、通常の観光ツアーに組み込むケースなどを合わせると実数はさらに増えるとみている。県内の教会へのミサ受け入れを調整している長崎市のNPO法人長崎巡礼センターによると、昨年度の延べ受け入れ件数は213件。本年度は4、5月だけで約100件の依頼が相次いでいるという。 県などは「長崎の教会群とキリスト教
日韓海底トンネルの建設を 対馬市議会は26日、日本本土から壱岐、対馬を経由し韓国までをつなぐ「日韓海底トンネル」の早期建設を国に求める意見書を可決した。意見書では「東アジアの一体化と平和を求める歴史的試み」と訴えている。 市議会は2月に長崎市の任意団体「日韓トンネル推進長崎県民会議」(川口勝之議長、約130人)から同トンネルの早期建設を国に働き掛けるよう求める請願書を受理。今議会の産業建設常任委員会で審議し、26日の最終本会議で採択したことを受け、大部初幸議員が意見書案を発議した。 同県民会議によると、トンネルは佐賀県唐津市から壱岐、対馬両市を経由し、韓国・巨済島までを結ぶ。全長は235キロと想定。早期建設を求める同様の活動をしている団体が複数あるという。 意見書ではドーバー海峡の「英仏海峡トンネル」(全長38キロ)をモデルとし、日韓海底トンネルが完成すれば人と物の流れが拡大し、日
韓国・祈祷師が対馬で騒動 川辺で祈る韓国人の祈祷師や占い師=対馬市厳原町、鮎もどし自然公園 韓国人の祈祷(きとう)師ら約200人が20日、対馬市厳原町の鮎もどし自然公園を訪れ、民族衣装を着て太鼓や鐘を鳴らして祈った。しかし公園の使用許可を取っていなかったため、管理者の市と押し問答となる一幕があった。 14日には対馬で盗まれた仏像の所有権をめぐり韓国・浮石寺(プソクサ)の僧侶らが訪問したばかり。20日の来島も一部メディアが「仏像盗難に関連して訪問」と報じていたが、祈祷師らは「無関係」としている。市の担当者は「ルールは守ってほしい。市民感情が悪化している時に勝手な行動をされては困る」と不快感を示した。 韓国の旅行会社によると訪れたのは、自然をあがめる祈祷師や占い師らでつくる団体の会員。毎年2回、海外の自然豊かな山や海で祈っている。対馬へのツアーは数カ月前から計画していたという。 祈祷師
路面電車乗り入れ計画廃止 新幹線開通に向け長崎駅周辺土地区画整理事業を進める長崎市が、路面電車を新駅舎に引き込む計画を廃止する方針を固めたことが12日、関係者への取材で分かった。路面電車を運行する長崎電気軌道が「市民の利便性を損なう」として乗り入れに難色を示しているためで、市は新駅舎と電停をつなぐ別の方策を検討する考え。 同事業は、新駅舎を西側(浦上川方面)に150メートル移動させ在来線と新幹線が乗り入れる。新駅舎は国道から約200メートル離れるため、この間に「トランジットモール線」(長さ150メートル、幅18メートル)と呼ばれる空間を整備し路面電車を引き入れる計画だった。 市長崎駅周辺整備室によると、2008年12月の都市計画決定時は、駅を発着点に路面電車の新系統をつくる構想だった。しかし長崎電気軌道によると、長崎駅の電停で乗降するのは観光客が多く、市民の大半は同駅を通過している。
事件前に女子学生にわいせつ 島原市の県立農業大学校畜産学科で助教授の濱口博之さん(54)が殺害され、女子学生(19)が首を絞められた事件で、長崎地検は31日、同学科2年の山浦亮介容疑者(20)が事件直前に女子学生にわいせつ行為をして、発覚するのを恐れて犯行に及んだことを明らかにした。 長崎地検は同日、山浦容疑者を強盗殺人、殺人未遂などの罪で起訴した。 地検によると、山浦被告は事件直前に女子学生にわいせつな行為をして文句を言われ、そのことを女子学生が濱口さんに相談したと思い込み、両親などに発覚するのを恐れ2人の殺害を決意したという。 起訴状によると、山浦被告は8月10日午前4時半ごろ、同校の教官室で、直前に用意したバール(長さ約54・5センチ)で殺意をもって濱口さんの頭部などを数回殴り殺害、女子寮の鍵を奪った。さらに同35分ごろ、鍵を使って女子学生の部屋に侵入し、就寝中の女子学生を殺
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く