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ブックマーク / www.shinmai.co.jp (41)

  • 信濃毎日新聞[信毎web] アニメ「おねがい☆ツインズ」木崎湖で「聖地巡礼ツーリング」

    大町市木崎湖を舞台にしたアニメと自転車ファンの集い「木崎湖サイクリストミーティング」が31日、木崎湖周辺で始まった。放映10周年を迎えたアニメ「おねがい☆ツインズ」などのゆかりの地を訪ねる「聖地巡礼」にツーリングを組み合わせるファンが増えており、自転車、ウエア、出版などの関係者でつくる実行委が初めて企画した。 集いに協力する自転車仲間の同人誌「ロングライダース」編集長の内田仁さん(51)=神奈川県鎌倉市=によると、アニメヒロインなどをあしらった自転車ウエアが「近年、爆発的に売れるようになってきた」。そんなファンらが聖地の木崎湖でウエアを着て、アニメ柄の自転車に乗ると「劇中の脇役に加われる感覚がある」といい、自転車での来訪が増えていると話す。 集いは、趣味で一緒にツーリングに出掛けるなど交流のあった異業種の仲間が10周年を機に実行委をつくり、木崎湖の地元とも協力して実現。ウエア開発などを

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 足入れ型浮輪禁止の動き 県内公営プール、茅野の事故受け

    県内の公営プールで、底面に脚を入れる穴が開いた幼児用の「足入れ型浮輪」の使用を禁止する動きが出ている。茅野市営プールで1日、足入れ型を使っていた大阪府の男児(4)が溺れて意識不明になった事故を受け、同市や諏訪市が相次いで市営プールでの使用を禁止。松市の施設も昨年末から禁止に踏み切った。転覆すると脚が抜けにくく、混み合う場所では危険―との判断だが、「禁止までは踏み込めない」とする施設もあり、対応は割れている。 事故は1日午後、茅野市営プール内の流水プールで起きた。市や消防などによると、男児は親や親戚と旅行中で、持参した足入れ型の浮輪を使い、子どもたちだけで遊んでいて転覆し、溺れたとみられる。 事故を受け、市は2日から足入れ型浮輪の使用を禁じる掲示を出した。プールの運営を受託する都内の企業の担当者は「ひっくり返ると脚が抜けず、自力で起き上がれなくなる危険がある。安全管理を徹底するには使用

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 東京駅の案内や時刻表に「長野」を 阿部知事、JR側に要請へ

    阿部守一知事は18日、2015年3月予定の北陸新幹線金沢延伸開業を見据え、石川県の谷正憲知事と金沢市で会談した。終了後、両知事は記者会見し、阿部知事は、延伸後の路線の呼称に「長野」を残すよう求めていることについて「利用者への案内方法はJRに検討してもらう必要がある」と説明。東京駅での案内表示や時刻表の表記などで「長野」を残すよう、JR側に求めていく方針を示した。 一方、谷知事は「(呼称は)おのずから収れんしていく。延伸効果の実の面をどう互いに生かしていくかに光を当てていくことが大事だ」と述べた。案内表示などに「長野」と表記することについては見解を示さなかった。 長野新幹線は1997年10月、正式名称「北陸新幹線」の一部として開業。JR東日は一時、「長野行(ゆき)新幹線」との呼称を使い、その後、「長野新幹線」に統一した。 呼称をめぐっては、長野県内の沿線自治体や経済団体が「北陸長

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「ケンウッド」県内撤退 伊那の子会社 都内移転へ

    JVCケンウッド(横浜市)が、完全子会社の長野ケンウッド(伊那市西箕輪)のカーナビ開発などのほぼ全機能を東京都八王子市にあるグループ事業所に移転させ、県内から事実上撤退することが10日分かった。同日開いた労使協議で、全従業員約120人を6月末からこの事業所へ順次異動させることで合意。駒ケ根市で1946(昭和21)年に設立された春日無線電機商会をルーツとする「ケンウッド」の生産開発拠点が県内から消えることになる。 長野ケンウッドの生産開発設備などをJVCケンウッド八王子事業所に移転する方針で、同社は「グループ内のカーエレクトロニクス事業について、今後の成長戦略を考えた上で、機能を八王子に集約すると決めた」(広報IR担当)と説明。従業員は「全員の雇用を確保した上で、八王子事業所で再配置する」とし、早期退職の募集はしない。 長野ケンウッドの工場や敷地については「工場は倉庫にし、製品を検査する

  • 信濃毎日新聞[信毎web] リニア中間駅、「あれで機能十分か」と阿部知事

    阿部守一知事は17日の定例会見で、JR東海が公表したリニア中央新幹線の中間駅のイメージについて、「当に機能があれで十分なのかと感じる」と述べ、待合室や切符売り場を設ける考えがないとしているJR側の方針を疑問視した。 13日にJR東海が示したイメージでは、ネットなどによる事前予約を前提に切符売り場は設けていない。山田佳臣社長も、イメージ図で示した施設以外は「必要なら地元負担で」としている。 知事は待合室に関し「長野県は(季節によって)非常に寒く、お年寄りや障害者、子どもたちがどういう所で過ごせばいいのか、JRの考えを聞きたい」と述べ、リニアの起終点だけでなく中間駅がある地域を含めた沿線全体の振興につながる対応を求めた。イメージ図で示された以外の施設整備を他県と連携してJR側に働き掛けるかどうかは「JRの考え方をよく聞き、必要なら共同して考えていくことはあり得る」とした。 県内中間駅は

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「書評合戦」交流の起爆剤に 信大経済学部 多彩な効果期待

    信州大経済学部(松市)は年度、好きな書評を5分間で発表し合う「ビブリオバトル(書評合戦)」を講義などに積極的に取り入れる。コミュニケーションを活発にしたり自発的学習のきっかけになったりする効果に期待し、教員にノウハウを提供して普及に努める他、全学部から参加者を募るバトルを毎月開く計画。学外の公立図書館や民間書店と共同で開くことも検討している。 ビブリオバトルは、発表にスライドや原稿を使わない、発表後の質疑応答で非難しない―などのルールがある。最後に聴衆の挙手で一番読みたくなった「チャンプ」を選ぶ。信大では経済学部の荒戸寛樹講師(34)が昨年から普及に努めてきた。 荒戸講師によると、バトルの魅力は「人を通してを知る、を通して人を知る」。新たなの存在や魅力を知ったり、仲間の意外な面を垣間見たりして、人のつながりや交流を生み出す。自発的な読書や学習、発表する能力の向上にもつ

  • 信濃毎日新聞[信毎web] リニア駅、遺跡回避で調整 飯田線、新駅検討も

    2027年に東京―名古屋間で開業を目指すリニア中央新幹線の県内中間駅の設置場所について、JR東海と飯田市、県などが同市のJR飯田線元善光寺駅の南東に広がる恒川(ごんが)遺跡群を避ける方向で検討していることが29日、複数の関係者への取材で分かった。その場合、リニア駅は元善光寺駅の南西側に設置されるのが有力。元善光寺駅から遠くなるため、リニア駅と飯田線を近接させる新駅の設置も検討されることになりそうだ。 関係者によると、リニア駅は元善光寺駅の南西の同市座光寺―上郷一帯にほぼ東西に設置される見通し。駅に近接して保守設備、天竜川東方の下伊那郡豊丘村方面には変電所が検討されているという。 県考古学会がことし1月、JR東海に同遺跡群の保存を求めた際、JR東海側は遺跡群全域の回避と、飯田市などが望むリニア駅と飯田線の近接は折り合いをつけるのが難しいとの認識を示していた。 市教育委員会によると、同遺

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 凍霜害の農業被害額16億円超 果樹が大半

    県農政部は26日、県内で22日に発生した凍霜害による農業被害額が、ほぼ県全域にわたる38市町村で計16億4300万円に上ったと発表した。このうちナシ、リンゴ、柿などの果樹が15億6900万円に上った。県や県農協グループは、被害農家ができるだけ収量を確保できるよう技術指導を強化する。 同部によると、過去30年の年間凍霜害被害額は1989年の39億5500万円が最大だった。県は、今回の集計に21日の雪の被害が含まれているかは分からないとしている。 県地方事務所管内別の被害額は、松が9億7700万円で最大。市町村別でも松市が計6億100万円と最大で、リンゴやナシ、桃など果樹は計5億6800万円、スイカやアスパラガスなどの「野菜等」は3200万円だった。 他に、飯田下伊那地方特産の「市田柿」などが打撃を受けた飯田市が1億9千万円。塩尻市1億8600万円、安曇野市1億1800万円はナシ、リ

    uduki_45
    uduki_45 2013/04/29
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 大型連休の山岳遭難、死者の半数以上が「疲労凍死」

    北アルプスなど県内山岳地域で春の大型連休中(4月下旬から5月初め)に発生した遭難事故の死者は、昨年までの5年間で計22人に上り、このうち疲労して低体温症で死亡する「疲労凍死」が12人と半数以上を占めたことが26日、県警のまとめで分かった。この時期の山岳地域は天候が急変しやすいのが特徴で、県警などは天候の判断を誤ったり、冬山装備が不十分だったりして事故につながったとみており、27日からの大型連休に入山する登山者にチラシを配り、注意を呼び掛ける。 県警地域課によると、昨年までの5年間、春の大型連休中に起きた遭難事故は76件で死者は22人。疲労凍死のほか、滑落の死者が7人、雪崩が3人だった。疲労凍死の死亡事故はいずれも北アルプスで、昨年は北ア白馬岳(標高2932メートル)付近で6人パーティー全員が一度に疲労凍死する惨事があった。 山岳の気象に詳しい気象予報士の猪熊(いのくま)隆之さん(42)

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 松本市街地で陸自ヘリ訓練 松本駐屯地 問い合わせ相次ぐ

    uduki_45
    uduki_45 2013/04/19
    >同駐屯地には「何かあったのか」「オスプレイではないか」との問い合わせや騒音への苦情が計15件あった。過去の駐屯地祭でも同様の事前訓練をしているが、「ことしは問い合わせなどが若干多い」としている。
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 須坂に上杉景勝の書状 旧家で発見 家臣の戦功たたえる内容

    須坂市中心部に残る明治初期建築の旧家「小田切(おたぎり)家」で10日までに、越後(今の新潟県)を拠点としていた戦国武将上杉景勝が家臣に宛てた書状が見つかった。幕末から明治にかけて書かれた書物にこの書状についての記述があるが、原がどこにあるかは分かっていなかった。書状は景勝が現在の大町市周辺で戦功を挙げた家臣をたたえた内容。市の依頼で内容を調べた信州大副学長の笹正治教授(日中世・近世史)は、景勝は当時、今の松地方で豊臣秀吉らと勢力争いをしていたとし、「当時の信州の政治情勢を研究する上で大変貴重な史料」と話している。 小田切家は、幕末から明治中期にかけて活躍した製糸家小田切辰之助(1839~1904年)が建てた。須坂市が昨年6月、須坂の歴史を象徴する建物として辰之助の子孫から購入。屋内に残された古文書や民具も買い取って調査していた。 書状は横約36センチ、縦約26センチで、1583

    uduki_45
    uduki_45 2013/04/11
    >「小田切四郎太郎」がどのような人物で、小田切家とどんな関係にあるかは不明だが、笹本教授は「景勝と直接書状をやりとりできるとなれば、相当高い身分の武士と考えられる」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 善光寺「来迎図」国の重文に 文化審答申 鎌倉後期 独自の構図

    文化審議会は27日、長野市元善町の善光寺大願にある掛け軸「絹著色阿弥陀聖衆来迎図(けんぽんちゃくしょくあみだしょうじゅうらいごうず)」を重要文化財に指定するよう下村博文文部科学相に答申した。近く答申通り告示される。 来迎図は、飢餓などで世情が不安定になった平安中期以降、極楽浄土に往生することを説いて広まった「浄土信仰」に基づき描かれた絵画。阿弥陀如来(仏)が民衆を極楽浄土に迎えるため、人間世界にやって来る様子を伝えている。 文化庁などによると、善光寺大願の絹著色阿弥陀聖衆来迎図は鎌倉時代後期の作で、大きさは縦173・6センチ、横107・2センチ。同図の中央で、正面を向いている立像が仏で、その周辺にいる計27体は菩薩(ぼさつ)の姿を描いている。1995(平成7)年に県宝に指定された。 文化審議会は「画面上部の山の端に日輪が、画面手前には蓮池などが描かれ、各所に草花や水鳥も配され

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 飯田「ラウンドアバウト」運用 全国初 信号機ない交差点

    飯田市は5日、中心市街地にある東和町交差点を、信号機を使わない円形交差点「ラウンドアバウト」として運用を始めた。五差路になっている同交差点に入る車を制御していた信号機を撤去。車は交差点で左折して「環道」を時計回りに進み、目的の道路に抜けていく。多方面から流入する車を円滑に流す目的で、市によると信号機を撤去してラウンドアバウトとして運用するのは全国初という。 同交差点では昨年秋にラウンドアバウト化の改修工事に着手。この日は信号機を撤去した後、いったん通行止めにしてコーン標識などを円形に並べ、仮設の「環道」を整えた。 初日は混乱もなく順調に運用がスタート。牧野光朗市長は「これを出発点に、ラウンドアバウトが全国に広まればいい」と話している。今後、交差点中央部分の工事を進めて環道を完成させ、年度末には全体の整備が終わる見通しだ。 02月06日(水)の県内ニュース 「検討会議」独自調査へ 県教

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 被害者の実名 思いを共有するために

    アルジェリアで起きた人質事件で政府は、被害者の氏名の発表を渋っている。 世界を揺るがせた事件である。手口は残忍極まりない。 どんな人が巻き込まれ犠牲になったかの情報は、事件当の姿を知る上で欠かせない。テロ対策を進めるためにも必要だ。可能な限り早いタイミングで氏名を公表するよう政府に求める。 「日揮の皆さんと相談して、公表は避けていただきたいとのことだった」。公表しない理由を問われ菅義偉官房長官は述べている。 亡くなった人、辛くも命を取り留めた人、その家族…。厳しい状況を強いられた人たちだ。取材、報道によってさらなる負担をかけるのは、何とも忍びない。 こんな中で、実名発表を求める趣旨の社説を書く必要が当にあるのか―。楽屋話をお許しいただけば、論説委員の会議でも問題提起があった。 それでもここでは、実名発表を求めたい。いちばんの理由は、事件の実態に迫るのに欠かせない情報だと思

    uduki_45
    uduki_45 2013/01/26
    尼崎の事件はどう思ってたんだろうか >この写真は百万言を費やすより雄弁にテロの卑劣さを物語る。見詰めていると涙が出てくる。「事実」の重みである。
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 地デジ著作権を侵害 大町署など 容疑の男逮捕

    著作権保護のための暗号化技術を回避するプログラムをインターネット上で販売したとして、大町署と県警生活環境課サイバー犯罪対策室は13日、著作権法違反(技術的保護手段の回避)の疑いで、山形県酒田市の会社員柿崎慎一容疑者(37)を逮捕した。同署によると、こうしたプログラムの流通などを禁じるために同法が改正、10月1日に施行されて以降、関係規定部分で全国初の摘発となる。 このプログラムは「地デジコピーガード(CPRM)解除プログラム」といい、地上デジタルテレビ放送を録画したDVDのコピーを不可能にする暗号化技術(CPRM)を解除する仕組み。 逮捕容疑は、インターネットのオークションサイトに同プログラムを10月2日から出品し、同5日、落札者にダウンロードさせた疑い。容疑を認めているという。 同署などによると、2千円で販売。改正法施行前から繰り返し出品していたとみられ、これに気付いた長野県民が8

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「せんじくん」盗作だった 上田・霊泉寺温泉のゆるキャラ

    上田市平井の霊泉寺温泉をPRするため、地元有志グループが今夏に採用したゆるキャラ「せんじくん」について、福岡市のイラストレーター男性が「自分の作品に酷似している」と指摘し、デザインした上田市内のデザイナー男性(28)が盗作を認めたことが12日、分かった。上田市の男性は取材に「インターネット上でいい画像を見つけ、使ってしまった」とし、福岡市の男性と有志グループに謝罪した。同温泉側はせんじくんを使ったPR活動を全て中止した。 ゆるキャラは、同温泉の旅館の若おかみらでつくる「霊泉寺温泉自然JUKU(じゅく)プロジェクト」が企画。地元の寺「霊泉寺」に竜にまつわる伝説があり、近くの社会福祉法人が里山にドングリの苗木を植えているため、竜とドングリを使ったキャラクターにすると決め、知り合いの県内外のデザイナー3人に無償で制作を依頼。8月、計6作から上田市の男性のデザインを採用した。 名前は公募し、長

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 肉食性外来魚のコクチバス、天竜川で生息域拡大

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 千曲でカゲロウが大量発生 路面覆う

    カゲロウの死骸に覆われた歩道。踏みつぶされてわだちができている=14日午前7時15分ごろ、千曲市の千曲橋 千曲市の千曲川にかかる粟佐橋や千曲橋付近で13日夜、オオシロカゲロウが大量発生し、一帯を飛び交い死骸が路面を覆った。市内の主な橋を管理する県千曲建設事務所(千曲市)や近所の住民などによると、市内の橋付近では過去にもカゲロウが発生しており、ことしは12日夜から発生が目立ち始めたという。 同市粟佐の会社員、市川主計(かずえ)さん(46)は13日午後7時すぎ、粟佐橋近くを通った際にオオシロカゲロウが大量に飛んでいるのに気付き、カメラで撮影。上流の千曲橋でも辺り一面に舞い、「羽の音がすごく、雪が降っているみたいだった」という。「多かれ少なかれ毎年発生しているが、ことしのような大量発生はここ数年なかったと思う」と話している。 筑波大菅平高原実験センター(上田市)の町田龍一郎教授(昆虫比較発生

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「心霊スポット」廃屋全焼 松本市浅間温泉、昨夏は隣接廃屋も

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 駆除のシカ肉をライオンの餌に 小諸市が動物園で試行開始

    小諸市は、有害鳥獣駆除などで殺処分したシカの肉を市動物園のライオン2頭の餌に活用する取り組みを始めた。動物園の餌代を抑えられるのと同時に、シカの駆除を進める上で大きな課題となっている肉の利用方法の幅が広がり、駆除した市猟友会員が死骸を埋めるための穴を掘る負担も軽減できる。 同市では、市猟友会員や市鳥獣専門員の竹下毅さん(35)が連携、有害鳥獣駆除や保護区内での生態系を保つ目的でシカを殺処分している。昨年度の処分頭数は14頭だったが、年度は既に2カ月余で8頭。竹下さんによると、目に見えて増えており、農作物の害の報告も増えている。 動物園で餌にする場合、死骸を市動物園へ運び、飼育員の佐藤清英さん(40)が解体して冷凍保存。シカ肉約1キロや骨を、通常の餌の馬肉と一緒に与える。馬肉を「補助」する餌の役目で、毎日確保できるかは不明なので、全てシカ肉にすることはしない。 同園は、健康管理のた