「インターネットの父」が語った、タイムトラベル、ポルノ、SF、Web中毒2013.05.29 18:00 福田ミホ ネットを生んだ張本人は、ネットの現状をどう見ている? 成功の親はたくさんいるけど、失敗はみなし子、なんて言われます。そういう意味では、インターネットは成功した側のもののようです。だってアル・ゴア元米副大統領がインターネットを発明したっていう人もいるし、ティム・バーナーズ=リー氏もインターネットへの貢献でナイトの称号をもらっています。「インターネットが流行る前から使ってた」って言う人もたくさんいます。でも「インターネットの父」って呼ばれる人は、世界にふたりしかいません。ひとりはボブ・カーン氏、そしてもうひとりが、ヴィント・サーフ氏です。 サーフ氏の功績がわかりづらいとしたら、それは彼があまりに根底の部分を作ったせいです。1973年頃、ヴィント・サーフ氏とボブ・カーン氏は機械がお
米Ustreamは9月3日(現地時間)、2日夜のヒューゴー賞授賞式の生中継が中断してしまったことを謝罪した。原因は、サードパーティー製著作権侵害自動検出ツールが授賞式で放映された動画が著作権で保護されているものであることを検知したことによるという。 ヒューゴー賞は、SF界のアカデミー賞と称される権威ある賞。シカゴで開催された授賞式の様子がWorldcon UStream Channelでライブ中継されたが、短編映像部門受賞作品の脚本を書いた作家のニール・ゲイマン氏のスピーチの最中に中断した。 同氏のスピーチの前に放映された受賞作品(BBCのテレビドラマ「ドクター・フー」の「The Doctor’s Wife」というエピソード)動画を、米Vobileのツールが著作権侵害と判断して中継を切ったという。Ustreamのチームは大量の怒りのツイートでトラブルに気付いて復旧しようとしたが、授賞式終了
2011年03月24日18:32 カテゴリ 総務大臣にはアナログ波停波の無期延期をアナウンスして欲しい 地上デジタルの7月移行は、予想していた通り、全国での受像器のデジタルへの移行が予定通り進んでいないために、延期される見込みのようだが、今回の震災で東北地方の地上デジタルへの移行はあり得ないと断言できる。 この機会にデジタル放送への完全移行が本当に必要かを見直す意味でも、政府は地上デジタルへの移行を一度白紙に戻して欲しい。地上デジタルへの完全移行をすべきでない理由は以下、 1.地上デジタル放送では東京地域では約2秒、その他の地域では約3秒の遅れがある。これは、今後1年は余震が続くと想定される現実下、地震速報が実際の地震の後に来るという大きな社会的なリスクとなる。私自身、東京で「まもなく地震が来ます」というテレビの緊急アナウンスが揺れの後に来た体験をしたのでリアルな話である。2秒から3秒の遅
ネットワークトラフィックを監視する米Renesysは米国時間2011年3月11日、巨大地震が日本のインターネットインフラに及ぼした影響は極めて少なかったという調査結果を発表した。 それによると、日本に約6000あるグローバルルーティングテーブルのネットワークプリフィックスうち、一時的にサービスが停止したのは100程度で、その数は地震の数時間後に減っていった。Webサイトは通常通りアクセス可能で、インターネットが人々のコミュニケーションを支えている。大震災があったにもかかわらず、これは注目に値するとしている。 Renesysは、Pacnetの海底ケーブルの2カ所が影響を受けたもようだと報告している。またPacific Crossingが日米間海底ケーブル(PC-1)のサービスを停止していると発表している。 2006年の台湾地震の際は、多くの主要ケーブルが被害を受けたが、今回の場合は最悪の事態
はじめに 現在、RMA(Revolution in military affairs)―いわゆる軍事革命―が欧米社会を中心に吹き荒れている。 1991年、米国が主導し多国籍軍で戦われた湾岸戦争は、RMAの萌芽を世界各国に知らしめたが、爾来20年、21世紀に突入した現在、RMAの嵐はいよいよその高潮期に入っていると言っても過言ではない。 そしてまた、RMAの主体がコンピューターやインターネットであるがゆえに、サイバー戦という新たな形態の戦闘も考慮しなければならなくなっている。 この間、我が国の防衛および安全保障に関わる分野においては、国際貢献のあり方やその法制の整備・実行と教訓に基づく法制・体制・態勢の見直し、国民保護法を含む有事関連法の制定、あるいは海賊対処法の制定などに力を割いてきた。 さらには防衛庁の省への昇格、統合幕僚監部の発足など、新たな枠組みの構築に努力を傾注することとなった。
前の記事 NY Timesが「Huffingtonリブログ」に負ける理由 「実際に会う」ことの重要性:研究結果 2011年2月17日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia 世界がドットコム・バブルに沸いていたころ、多くの人は、インターネットの台頭によって「地理的な場所」が重要な時代は終わると予想していた。しかし、その予想は外れたようだ。 以下、この問題に関する、David Brooks氏による優れたコラムから引用しよう。 [ハーバード大学の経済学者Edward Glaeser氏は新著『Triumph of the City』(都市の勝利)において、グローバルな情報ネットワークの時代であるにもかかわらず、実際の都市がより重要になってきていると主張している。]なぜなら人間は、物理的に一
■編集元:ニュース速報板より「ハッカー△「エジプトのために一肌脱ごうじゃねえか。ネット復旧させてやる。48時間以内だ。」」 1 カッパ(チベット自治区) :2011/02/05(土) 12:06:42.17 ID:hD/5pFgs0● ?2BP 独裁政権の裏をかくハッカーたちの頭脳戦 先週、エジプト政府が国内のインターネット網を遮断してから数時間後、意外な連中が状況打開に乗り出した。世界の「ハッカー」たちだ。 すべての始まりは、アメリカの起業家シャービン・ピシェバーがネットが遮断直後にツイッターに書き込んだメッセージ。 エジプトにある普通のノートパソコンをインターネットルーターに転換するソフトウェアを現地に送りたい、そのために力を貸してほしいというものだ。 このソフトを使って、パソコンからパソコンへメッセージを順次送っていく形の通信網「メッシュネットワーク」を作ろうというのだ。
今のインターネットはIPバージョン4で動作していますが、そのIPv4で各機器を識別するためのIPv4アドレスが遂に事実上枯渇しました(参考)。 長年「枯渇する」と言われ続けていましたが、それが遂に現実の物となりました。 ここでは、IPv4アドレス枯渇とは何かと、それによって何が起きるのかを紹介します。 IPv4アドレス枯渇に関して、アナログ放送の停波と地デジへの移行や、原油枯渇と似たようなものであるような認識が多く見られますが、個人的にはIPv4アドレス枯渇後のIPv4アドレスのアナロジー(類比)としては相撲の親方株の方が近い気がしています。 まず、アナログ放送の停波と地デジへの移行ですが、アナログ放送は2011年7月に一斉に停止します。 しかし、IPv4アドレスの場合は、ある日突然IPv4が使えなくなるわけではなく、今まで使っているIPv4アドレスはそのまま使い続けられるという意味でアナ
米Googleは1月31日、ネット接続が遮断されているエジプトでも、音声回線を使ってTwitterに投稿できる「speak2tweet」を立ち上げた。 エジプトではインターネット接続がほぼ全面的に停止されているが、音声通話は可能だ。speak2tweetでは、所定の電話番号(+16504194196、+390662207294、+97316199855)に電話をかけてボイスメールを送ることで、#egyptのハッシュタグ付きでメッセージを投稿できる。投稿されたメッセージは、上記の電話番号に電話をかけるか、speak2tweetで聞くことができる。 このサービスはGoogle、Twitter、先にGoogleが買収した音声プラットフォームSayNowの協力で開発された。 インターネット遮断の前は、アラブのネットメディアAl Jazeeraが、ソーシャルメディアへのアクセス遮断に対抗し、Skyp
メモリーの高速性とハードディスクの大容量を併せ持つ「SSD」が普及期を迎えている。容量単価が3分の1程度に下落するとともに、企業向けサーバー/ストレージへの搭載が加速し、主流となってきた。性能ボトルネックの解消を求めるユーザーにとって“当たり前の選択”になりつつある。 「30分かかっていたバッチ処理が30秒に短縮できた」「1年に3台はあった初期故障がなくなった」――。フラッシュメモリーに記録する「SSD」(ソリッド・ステート・ドライブ)が、企業向けストレージ装置の常識をくつがえす。「性能」と「信頼性」が足りないというストレージの課題を一気に解決できる。 「高速だけど高価」というレッテルも過去のものになりつつある。導入コストの低下により、価格性能比で高速ハードディスクを超える製品へと成長してきた(図1)。 ベンダーのSSDシフトが鮮明に 従来SSDは、株式注文など1処理当たりにかかる時間をと
インターネットでデータを送るときには、あたりまえだが、必ずいくらかの時間がかかる。これを遅延(latency)という。 よくインターネットのサービスで独自の技術により低い遅延(low latency)を実現したとかいう記事がでる。これがなにを意味するか、ネットワーク技術が専門のはずのIT企業の社員でも、全然わかってないひとが多い。 というわけで今回はインターネットでの遅延についてよくある誤解を紹介して、本当はいったいなんなのかということを説明しようと思う。 まず、よくサイトが重いとか、インターネットがめちゃくちゃ遅いというのと遅延が高いというのとは本質的には別の現象なんだが、よく混同されている。もちろんインターネットが遅くなっている場合には結果的に遅延も大きくなっていたりする。しかし、サイトが重くなったり、インターネットが遅くなっている本当の理由は、だいたいサーバの処理が追いついていないか
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