今ではすっかりおなじみになったミニブロクツールTwitter。オンラインを通じて人と人とを結びつけ、新たなコミュニケーションを開拓した一方、ネットならではの悪意ある発言を発信する人も後を絶たない。北米カリファルニア州にあるHumboldt State Universityが、このたび興味深い研究を発表した。 これは北米において、2012年6月から2013年4月にかけて発信されたツイートの地理情報をもとに、“ある特定の差別的ワード”を含んだツイートの統計をまとめ、北米のマップ上に示した「Geography of Hate」である。“ある特定のワード”とは、dyke(レズ)、fag(ホモ)、chink(中国人蔑称)、 gook(東洋人蔑称)、wetback(メキシコ人蔑称)、cripple(身体障害者)など、人種差別、同性愛者差別、障害者差別などの意味合いを含んだワードのこと。Humboldt