独立行政法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は28日、同研究所のホームページ(HP)に掲載した地図の中で、日本海の名称について韓国側が主張する「東海」を英語で併記した部分があったと発表した。 HPの運用を停止し、東海の記述を削除するという。 同研究所によると、地図は、地すべりの起こりやすい場所を示した「地すべり地形分布図Web―GIS」で、市販の地図ソフトを使っていた。27日夜の民放テレビ番組でこの地図が使われたことから発覚した。同研究所は「再発防止を徹底する」としている。
28日の大雨で川が氾濫し、多くの被害が出た山口県萩市では、地元の高校生たちが「LINE」と呼ばれるインターネット上のサービスを使って避難を呼びかけるなどして、地域の人たちの避難に役立てていたことが分かりました。 山口県萩市須佐に住む高校1年生の中村悠里さん(15)は、28日午前10時半ごろ、LINEを使った友人とのやり取りで、自宅の前を流れる須佐川が氾濫しそうなことを知りました。 悠里さんは、母親の里香さん(43)にすぐにその情報を伝え、2人で一緒に自宅から高台にある中学校に車で避難しました。 また、悠里さんの友人からは、LINEを使って道路の通行止めなどの情報も寄せられました。 このLINE上での情報交換は2人の友人や知人に広がり、多くの人がいち早く災害情報を知ることができたということです。 2人の自宅は、避難のおよそ1時間後に床上1メートルまで水につかったということですが、悠里さんは「
NHK佐賀県のニュース 佐賀放送局 武雄市HPが台風時にダウン インターネット上のサービスを防災など市役所の業務に積極的に取り入れていることで知られる佐賀県武雄市のホームページが、台風16号が通過した18日朝まで3日間、トラブルが発生して多くのページが閲覧できなくなっていたことが分かりました。 佐賀県武雄市は、市民との結びつきを深めたいなどとして、インターネット上のサービスを積極的に市役所の業務に取り入れ、市のホームページもフェイスブックを通して閲覧できるようになっています。 ところが、武雄市のフェイスブックを通じて閲覧するホームページの多くで、16日トラブルが発生し、18日朝まで3日間にわたって閲覧できない状態になっていたことがわかりました。 武雄市は、この原因について、トラブルが起きたページの復旧を請け負う会社が、日曜日や祝日で対応できなかったためとしています。しかし、17日、佐
台風15号の接近に伴う大雨により、名古屋市内の河川が氾濫する危険性が高まり、同市は9月20日午後、市内の人口のほぼ半分に当たる109万人に避難勧告を出した。ネットでは、現地の緊迫した状況を写した写真が続々とアップロードされている。 同市内を流れる庄内川の様子をネットでライブ配信している国土交通省のライブカメラには、20日午後に堤防のぎりぎりまで川が迫った様子が映し出されていた。同ポータルやライブ配信ページはアクセスが殺到しているとみられ、接続できない状態になっている。 Twitterでは愛知県や岐阜県、淡路島など各地の様子も続々と報告されている。
仙台市の南約25キロ、なだらかな山に囲まれた宮城県柴田町。精神科「仙南中央病院」は3月11日、激しい揺れで柱が折れ、病棟の照明が一斉に消えた。 重度認知症などで入院する94人を付属の体育館に避難させた。1回の食事はおにぎり1個。患者は空腹と寒さで悲鳴を上げた。 電話は断たれ、町役場は機能不全に陥っていた。「どうやってSOSを出せばいいのか」。食料がほぼ尽きた14日、鈴木健院長(37)は携帯電話を手に取り、インターネット掲示板に書き込んだ。 「餓死寸前。食料、医薬品、燃料至急求む」 書き込みはネットで転載され、瞬く間に広まった。15日から物資を積んだトラックが次々と乗り付けた。 ところが前後してネット上で批判があふれ始めた。「深刻な状況ではない。悪質なデマ」「いい加減にしろ」。書き込みの転載が止まらなかったからだ。 鈴木院長の思いは複雑だ。「ネットのおかげで患者は生き延びた。同時
総務省は、本日、電気通信事業者関係団体に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。 本日、「被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム」において、「被災地等における安全・安心の確保対策」が決定されました。 同対策においては、東日本大震災後、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努めることとされています。 同対策を踏まえ、総務省では、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサ
クリックして拡大する被災した自宅から引っ張り出したWiiで遊ぶ中学生たち=2日、福島県いわき市の県立四倉高校の避難所(撮影・鎌田剛) 4月2、3日の両日、東日本大震災で大きな津波被害が出た福島県いわき市を取材した。ツイッターでは「原発の風評被害で物資が届かず、避難所で餓死者が出そう」といった投稿が行われ、YouTubeでは全国から送られた支援物資が市内の競輪場に山積みとなる映像が投稿され、ネット上で「市役所が仕分けをできず、市民に行き渡っていないのでは?」と今も話題になっている。ネット上でウワサがはびこるのは、現状が正確に伝わっていないことが一番の原因のようだ。直接足を踏み入れると、ネット上の情報とは大きく乖離(かいり)した現実があった。(鎌田剛) 東京都内から常磐道で北上し、沿岸部の四倉地区を訪れた。福島第1原発まで約32キロ。同市北部の一部地域は福島第1原発の事故を受け、屋内待避が呼び
大震災の情報源としてインターネットが活用されているが、被災地からネットで発信される情報はあまりに少ない。震災被害はこれまでの経験と想像すら超えており、ネットにおける被災地支援、情報発信も従来のノウハウが通用しにくい状況だ。 ブログ「ガ島通信」などで知られる藤代裕之さんは現在、内閣官房震災ボランティア連携室と連携している民間プロジェクト「助けあいジャパン」に関わっている。ネットを使った被災地支援の「現場」では何が起き、何に直面しているのか。ネットという手段を持つるわたしたちには何が求められているのだろうか。震災とネット、情報を考える、マスメディアには掲載されにくい「現場」からの現在進行形のルポとして、藤代さんに随時報告していただきます。(編集部) ▼その1:「情報の真空状態」が続いている ▼その2:できる範囲でやる──ボランティア情報サイトの立ち上げ 「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)『
3月11日に発生した東日本大震災から早くも3週間。いまだ多くの被災者が眠れぬ夜を過ごす中、日本が世界に誇る文化を発信するオタク業界にも大きな影響が出始めている。 3月に開催される予定であった東京都主催の「東京国際アニメフェア2011」、及び都の表現規制の取り組みに反発する出版社が中心となって同日に開催を予定していた「アニメ コンテンツ エキスポ」の中止に始まり、大小問わず続々とアニメ・漫画関連のイベント・ライブは中止。また、ゲーム業界も人気シリーズ最新作『龍が如く OF THE END』(セガ)の発売が延期。災害脱出ゲーム『絶体絶命都市4』(アイレム)は発売中止。「東京ゲームショウ2011」の開催も危ぶまれるなど、見通しの立たない今後の展開に各業界は頭を抱えているようだ。 「角川書店は5月25日発売予定の『涼宮ハルヒの驚愕』が刷れないかもしれない、と戦々恐々としています」 と語るのはオタク
福島第1原子力発電所では、原子炉及び燃料棒の冷却作業が、懸命に続いています。 3月21日に原子力事故に関連して、Twitter上で気懸りな出来事がありました。 ヒマワリを植えて、放射性物質を取り除こうという呼びかけがあったのです。 この呼びかけは、誤解を招く危険があると思いました。 生物の体内に、放射性物質が蓄積する事があるのは知られています。 しかし、生物が放射性物質を分解することは出来ません。 上記の呼びかけで、放射性物質が分解除去されるというイメージが広がる危険があると思いました。 当日の内に、Twitter上の発起人に修正を求め、一応の終息を見ました。 翌日、ヒマワリと放射能汚染の関係を調べました。 おおもとの資料と思えるものは、独立行政法人 土木研究所 寒地土木研究所の下記資料でした。 寒地土木研究所月報№646 2007年3月号解説「ファイトレメディエーション(植物を用いた地盤
なぜ、オカンはデマを真に受けるのだろう - kobeniの日記 すなわち、オカン世代は今回の震災でデマにおどらされやすかったというのがこの記事を書いたブロガー(kobeni)の実感であり、その原因はオカン世代は「国家・政治家を信用せず、自分の信じられるネットワークを簡単に信じる」が、その子ども世代は「誰も信用していない」ので、たえずネットなどで補正をしていく、という趣旨だ。 この記事を読んでただちに頭に浮かぶのは、「影響されやすい同世代もいること」「影響されないオカン世代もいること」という、あまりにもありふれた反証的事実だ。 このまえ、うちの保育園のクラスのMLで、節電を呼びかけるチェーンメールを下敷きにしたメールがまわってきた。職場の同僚にこの話をしたところ、同僚の子どもが通う別の保育園でも、別の種類のチェーンメールがまわってきたという。 ぼくは出ていないのだが、クラスの「母ちゃん会」が
この記事を書いている時点で、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震からちょうど1週間が経ちます。 たった1日でこれほど色んなものが変わるのかと思うほど、今回の地震やそれに伴う様々な被害は私たちの価値観を大きく変えてしまいました。そんな中、個人的にかえって明確になったと考えているのが、ツイッターやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、ブログなどのソーシャルメディアの限界と可能性です。 まだ、今回の震災を総括するには早すぎるタイミングかもしれませんが、現在進行形で見えてきているソーシャルメディアの限界や可能性についてまとめてみたいと思います。 ソーシャルメディアの限界その1:回線がつながらなければ無意味 まず、あまりにも当たり前の話ですが、今回改めて明確になったのが「いくらソーシャルメディアがインフラになった」と言っても、その下で動く通信網が落ちてしまえば無意味ということです。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2011年3月11日の14時46分に三陸沖を震源とする東日本巨大地震が発生した。当初の速報値でマグニチュード(M)7.9とされていた地震の規模は、13日にM9.0と修正された。 この結果、東日本大震災は1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災のM7.9、1964年(昭和39年)6月16日に発生した新潟地震のM7.5、1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神淡路大震災のM7.3を上回る日本の観測史上最大の地震となった。ちなみに、2008年5月12日に中国四川省で発生して甚大な被害をもたらした「四川大地震(中国名:汶川地震)」はM7.9であった。 自分をだめにしてはならない その東日本大震災が発生した当日の11日、中国湖南省のネ
地震が起きたそのとき、編集部員たちは!? ASCII.jp編集部部員は様々なキャリアの携帯電話を持っている。その中でもウィルコムユーザーが、今回の震災で「持ってて助かった」と口を揃えて言っていたので、彼らの震災当日の体験談を聞いてみた。 ●編集部スエオカの場合 SUPER GTの某チームへのインタビューが終わり、「ありがとうございました」と言った瞬間、地震が発生した。急いで荷物をまとめて同僚Sと共に最寄り駅へ向かう最中に、他の編集者に連絡をするも、どのケータイも繋がらない状況になっていた。 ネットは繋がるようなので、Twitterを見ると他のキャリアはどうも繋がらない様子。しかし、スエオカと同僚Sのウィルコムは普通に繋がった。スエオカはGALAXY Sとの2台持ちなので、そちらでもかけてみたのだが、回線が混雑しているようだった。 どうもウィルコム同士は繋がるようだ。地下鉄の駅に避難中、同僚
2011年3月16日、東日本大震災と2008年に起きた四川大地震との間に「数字の共通点」があるとして、ネット上で大きな話題となっている。中国新聞網が伝えた。 【その他の写真】 東日本大震災が起きた日は2011年3月11日。一方、四川大地震が起きたのは2008年5月12日。これを数式に直すと「2011+3+11」と「2008+5+12」となり、双方の和はいずれも「2025」になる。この偶然の一致がネット上で「悪魔の一致」と呼ばれ、ユーザーたちを震え上がらせている。 このほか、中国では昨年2月のチリ大地震の後、四川、ハイチ、チリの大地震の地震発生日に不思議な関連性があることも指摘されている。3つの地震の発生日である「512」(5月12日)、「112」(1月12日)、「227」(2月27日)を縦に並べると、上から読んでも横から読んでも「512 112 227」となるが、これは単なる偶然ではなく、
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