ソーシャルゲーム大手の「グリー」のサイトが不正なアクセスを受け、最大で会員およそ4万人分のメールアドレスや生年月日などの個人情報が閲覧され、外部に流出したおそれがあることが分かりました。 「グリー」によりますと、先月25日から今月5日にかけてグリーの会員用のサイトに不正なアクセスが行われ、最大3万9590人分の会員の名前や生年月日、メールアドレスなどが閲覧され、外部に流出したおそれがあるということです。 グリーは、他社のサービスから流出したパスワードなどが利用された疑いがあるとみて、すべての利用者にパスワードを変更するよう呼びかけています。 今回の問題について、グリーは「事態を厳粛に受け止めセキュリティの強化に努めたい」としています。 企業の会員用のサイトへの不正アクセスでは、三越伊勢丹のネットショッピングのサイトやネット検索大手の「ヤフー」の検索サイトなどでも同様の事例が発覚しています。