Appleの第3四半期決算を見る限り、スマートフォン市場を上下から攻略するためのTim Cook氏の計画は、うまく機能しているようだ。アナリストにとっては驚きだが、Appleは、3120万台の「iPhone」を販売して予測を上回った。Appleが前年同期に販売したiPhoneは2600万台だ。最新版iPhoneの発表が2012年9月で、サムスン、HTC、Nokiaなどが機能満載の新型デバイスを市場の各層に向けて次々と投入してきたことを考えると、この数字は、iPhoneにまだ特別な価値があることを示唆している。 スマートフォン市場のハイエンド側に関してCook氏は、Appleに開拓の余地がまだ残されていると考えており、その部分については発表が今秋に予想される最新のiPhoneを当てにしている。Cook氏は、「スマートフォン市場のハイエンド側はピークに達したとの一般的な考えには同意できない」と
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