1月31日、ネット安全安心全国推進会議の主催により「ネット安全安心全国推進フォーラム~子どもとケータイ 適切な使い方のためのルールづくりを~」が東京都内で開催された。 同会議の会長を務める西原春夫氏は、開会の挨拶の中で「携帯電話は健全な発育に影響し、利益を与えているが、同時に不利益も与えている」と問題提起。携帯電話や有害情報による被害などから子どもをどうやって救うべきかが今後の課題とした。教育関係者や現役高校生・大学生も参加して行われたフォーラムの模様を、2回にわたってお伝えする。 ● 現役高校生や大学生の携帯電話に関する意識とは フォーラム前半のセッションでは、学生を交えた討議が行われ、大学1年の男子A君、短大2年の女子Bさん、高校1年の女子Cさん、同じく高校1年の男子D君の4人が携帯電話に関するさまざまな質問に答えた。コーディネーターはオフィスカクタス取締役の森川千鶴氏が務めた。 ――