正規社員と非正規社員の二極化が進む日本とは対照的に、イギリスではブレア政権以来、10年以上の長きに渡って「同一価値労働同一賃金」の徹底が順次図られている。パートタイム労働者、有期契約労働者に加えて、来年10月からは一定の就業期間を経た派遣労働者にも正社員との労働条件や社会保障の均等待遇が保障されることになる。彼我の差は大きい。イギリスの労働市場の流動性と柔軟性から日本は何を学べるのか。現地からレポートする。 (ジャーナリスト・大野和基) ロンドンを本拠地とする大手会計事務所、プライスウォーターハウスクーパース(PWC)で日本担当のマネジャーを務めるフィオナ・ガーディナーさん(61歳)は30年間フルタイムの正社員として働いてきた。3年前から週3日のパートタイマー、すなわち非正規雇用になったが、給料は週5日のときの5分の3になっただけだ。フィオナさんがフルタイマーからパートタイマーになった理由
2024年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月 まいったね。 無料の新聞には、まいったね。 いや、無料新聞ったって、駅なんかで配ってるアレじゃあねえ。確かにあの手の、いわゆる無料紙も「ヴァン・ミニュット」、「ディレクト・プリュス」系列、「メトロ」といくつもあってしのぎを削ってるんだが。そうじゃあなくって有料の新聞をタダで配るって話だ。 フランスの代表的な新聞は、おおよそ1部1ユーロ以上する。ル・モンドで1.4ユーロ、フィガロやリベラシオンは1.3ユーロだ。週末版は分厚くて3倍くらいの値段がする。ま、おおよそ日本で駅売りしている新聞と同じか、ちょっと高いくらいだと考えてもらえりゃいいだろう。 それをタダでくれるってのは、どういう話なのか。 実はこれ、2009年10月に導入されたサルコジの新施策
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