以下、個人的な思い出を書き残しておく。 株式会社ハドソン 臨時報告書 私が初めてプレイしたファミコンのゲームは、確かナッツ&ミルクだった。本編以上に「ステージエディット」というおもちゃに魅せられた私は、色んなステージをこねくりまわして、ナッツがそれぞれのステージでどんな動きをするのか、ということをあれこれと試した。多分私は、このゲームで「アルゴリズム」に出会った。 「バンゲリングベイ」をプレイしたのはそのもう少し後のことだった。今振り返ってみれば、ブローダーバンドがこのゲームに何を込めていたのかがよく分かる。このゲームは、出現が早すぎた「戦闘ヘリ版フライトシミュレーター」だった。ファミコンにおけるヘリゲーの始祖、といってしまってもよい。 コロコロコミックとハドソンのタイアップが緊密になり始めたのも多分この前後のことで、漫画を読んでバンゲリングベイを手にとった小学生の多くは、不幸なことに「何